「聞楽亭」のお話・・・ 昔の「演芸場(=ライブハウス)」は、
50~100席程度の規模で、壁際の列は「ご常連」のために、
いつも空けてあったとか。
入れ込み(平場のスペース)が混んでくると、亭主がお客様達に
「お膝送りをお願いいたします」と声をかける。
みんなで少しずつ膝を詰め合って、一人でもたくさんの人が
座れるように譲り合う・・・・。江戸的ですねえ
そう言えば、先日の五十嵐トリオのステージも、後半にいらした
新人のお客様たちのために、なじみの方々にお願いして
カウンターにお移りいただいたりして、まさに「お膝送り」
江戸の伝統は生きております。