長良川観光ホテル 石金ブログ

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熊谷守一展のお知らせ

2021年11月28日 | 岐阜情報!

独特の画風で今なお人気が高い洋画家・熊谷守一。
少年時代を過ごした岐阜と晩年を過ごした東京都豊島区のつながりにより、守一のアトリエに残された遺品を豊島区から借用し、作品とともに紹介します。





熊谷守一

1880年(明治13年)4月2日、機械紡績を営む事業家で地主の父熊谷孫六郎と母タイの三男(7人兄弟の末っ子)として岐阜県恵那郡付知(現・中津川市付知町)に生まれた。子供時代から絵を好んだ。父親の孫六郎は学も財もない中から製糸業で成功し、岐阜県会議員となり、1885年(明治18年)には同議長を務め、人口不足のため市制が布されなかった岐阜の将来のため有力者に働きかけて市制実施運動を興し、近隣町村を合併して人口を増やし、私財を投じるなどして市制を実現し、1889年に初代岐阜市長に就任、1892年には衆議院議員に選出され、岐阜の名士となった人物。製紙工場のほか春牛社牧牛場などを経営する孫六郎は政治や商売に忙しく、守一が3歳のときに祖母や母から引き離して他の兄弟とともに熊谷製糸工場に隣接する岐阜市内の邸宅に住まわせ、妾の一人を「おかあさん」と呼ばせて養育させた。同家には、孫六郎の二人の妾と大勢の異母兄弟が暮らしていた。岐阜県尋常小学校に入学し、11歳のとき、濃尾地震で友人を多数亡くす。12歳ころより水彩画を描きはじめ、14歳で岐阜市尋常中学校に進学する








開催期間

令和3年12月4日(土曜日)から令和3年12月19日(日曜日)まで

開催時間

午前10時 から 午後5時 まで
入場は16時30分まで

開催場所

みんなの森 ぎふメディアコスモス1階 みんなのギャラリー

費用

必要
300円(当日券のみ)
高校生以下、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳・難病に関する医療受給者証の交付を受けている方及びその介護者1名は無料
 

主催

熊谷守一展実行委員会・岐阜市・公益財団法人ぎふしん記念財団

問い合わせ

文化芸術課 電話番号 058-214-4973




令和3年度史跡岐阜城跡山上部発掘調査を開始しました

2021年11月28日 | 金華山:岐阜城

山上部の発掘調査開始について

10月29日(金曜日)より、令和3年度の史跡岐阜城跡山上部発掘調査を開始しました。

令和3年度は一ノ門と天守東側の2か所で調査を実施します。






一ノ門の調査

一ノ門は、令和2年度の発掘調査で門の柱を据え付けた痕跡を確認しています。

令和3年度はさらに調査を行い、門の構造解明を目指します。

一ノ門跡

   門があったと伝わります。現在は倒れた巨石や石垣を見ることができます。上の斜面には「伝 太鼓櫓(現 レストラン)」があり、一体となって敵の侵入を防ぐ構造であったと考えられます。







天守東側の調査

天守東側は、大正期の古写真に石垣が築かれていた様子が写っている場所です。

調査では石垣の痕跡を調べ、石垣の構造や築造時期に迫ります。

戦国時代の岐阜城に天守が存在したかは不明ですが、現在の天守の場所には三段の石垣が一部残っていて、象徴的な場所であったことは間違いありません。
 天守からは長良川や濃尾平野を一望できます。信長公もこの光景を見て「天下布武」を目指したのでしょう。








調査について

調査期間

令和3年10月29日(金曜日)から1月中旬頃まで

作業日時

平日9時15分~15時45分 土・日・祝休み 雨天中止

発掘現場は登山道から見学が可能です。

岐阜公園内の発掘調査案内所で当日の調査予定をご案内しておりますので、見学前にあらかじめご確認下さい。