長良川観光ホテル 石金ブログ

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御手洗池物語

2016年04月07日 | スタッフ日記
御手洗池(みたらしいけ)は、岐阜県岐阜市にある池です。岐阜公園の北東部、日中友好庭園と岐阜護國神社の間にあります。

以前、この池の後方の山にあった伊奈波神社(金華山の丸山にあった)参拝の際、この池で手を洗っていたことからこの名が付いています。

慶長5年(1600年)岐阜城主であった織田秀信は石田三成を中心とする派に付き、関ヶ原の戦いの前哨戦で岐阜城に立てこもるが、徳川家康を中心とする派の福島正則や池田輝政らに攻められて落城しました。

その折に城を抜け出した大勢の奥女中が当時長良川の淵だったこの池に投身自殺したといわれています。

また、この池にまつわる伝え話があり、釣り好きの子供がこの池で釣りをしていたら釣り針に女性の長い髪の毛が引っかかったという。

また付近のカジカカエルが投身自殺をした女中たちの生まれ変わりとの伝え話もあります。このカエルは小田の蛙として民謡「お婆」の中で謡われている他、池畔にある句碑でも謡われています。