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宇宙空間に存在すると言われるウルトラゾーン。或る日、この空間から途切れ途切れの救難信号が送られているのをGUYS総本部が受信。どうやら半年前に宇宙で遭難&行方不明になった宇宙貨物船アランダスからのものらしい。信号は録音されたもので在り、生存者が居る可能性は極めて低いと思われたが、ミライ(五十嵐隼士)だけは生存者が居る事を信じ、頑なに救助に向かうと主張する。結局、サコミズ隊長(田中実)*1も加わった形で、GUYSメンバーはウルトラゾーンに向かう事となる。
ウルトラゾーンに入った彼等が最初に目にしたのは、宇宙に追放された怪獣達が眠る”怪獣墓場”だった。数多の怪獣が浮遊する中、救難信号が発信されている方向に向かうGUYSメンバー。発信元で在る小惑星を発見&着陸すると、其処には遭難した貨物船アランダスの残骸が横たわっていた。船内に入った彼等が目にした物とは・・・。
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一昨日録画しておいた「ウルトラマンメビウス」の第21話「虚空の叫び声」を昨夜視聴。その粗筋は冒頭に記した通りだが、どちらかと言えばコミカルなストーリー展開が目立つ「ウルトラマンメビウス」に在って、今回の作品は非常にしんみりとさせるものだったし、自分にとってはこれ迄放送された21話の中で、最も印象的な作品となった。
久々に「ワンダバダバダバダバダバダ♪」を耳に出来たのもそうだが、何よりも怪獣墓場の登場が懐かしかった。月ロケットにしがみ付いたシーボーズが現われたと思えば、ゴモラやレッドキングも漂っている。魂を失って単なる物体と化した怪獣達が、静かに宇宙空間を漂っている姿にはグッと胸に迫るものが在る。何度も書いているが、「ウルトラマンメビウス」は嘗てのウルトラ・シリーズ(昭和版)へのオマージュが、そこかしこに感じられて嬉しい限り。
ストーリーの途中で、アランダスの乗組員は一人を除いて、地球に生還していた事実が”視聴者”に提示される。船長の息子で在り、乗組員でも在ったバン・ヒロトだけが地球に生還出来なかったのだ。船内に残された事故時の映像記録から、「重要なケーブルが断線されており、乗組員が助かる為には誰かが船内に残って、(恐らく脱出機の)切り離し作業を手動で行わなければならなかった事が判明。「船長の務めとして自分が残る。」とする船長に、「駄目だ!船長の務めは、皆を無事に送り届ける事。」と叫び、切り離し作業をする息子のヒロト。最後の「さようなら、父さん・・・。」の言葉がグッと胸に迫る。
結局、遭難者(行方不明者)のヒロトの姿は船内に無かった。残っていたのは、ヒロトが持っていた懐中時計だけ。此処で自分が思ったのは、嘗てのウルトラ・シリーズへのオマージュの極め付けがヒロトという存在ではないかという事。元々は地球人だった宇宙飛行士が、事故により水の無い惑星に墜落し、救助を待つ内に醜い怪獣の姿となってしまったジャミラ。あれと同じく、ヒロトも人間の体を喪失して、哀しい怪獣の姿に化してしまったという展開ではないかと。
しかし、どうやらこの想像は誤りの様だ。と言うのも、こちらの情報によると「ヒロトの懐中時計を握り締めたミライが、『さようなら、父さん。』と呟いていた。」そうで(これは、完全に聞き逃していた。)、そうなるとウルトラマンメビウスが地球で生活する上での”人間体”が、亡くなったヒロトという事か。もしそうで在れば、次回の予告編でバン船長と思われる人物(平泉成)の元を訪ねたミライが、「もう、この姿では現われません。」と言っていたのも納得が行く。
次回が待ち遠しい。
*1 メビウスに対して相槌を打ったりする等、今回の話で「ゾフィーの人間体=サコミズ隊長」という思いが確信に変わった。
宇宙空間に存在すると言われるウルトラゾーン。或る日、この空間から途切れ途切れの救難信号が送られているのをGUYS総本部が受信。どうやら半年前に宇宙で遭難&行方不明になった宇宙貨物船アランダスからのものらしい。信号は録音されたもので在り、生存者が居る可能性は極めて低いと思われたが、ミライ(五十嵐隼士)だけは生存者が居る事を信じ、頑なに救助に向かうと主張する。結局、サコミズ隊長(田中実)*1も加わった形で、GUYSメンバーはウルトラゾーンに向かう事となる。
ウルトラゾーンに入った彼等が最初に目にしたのは、宇宙に追放された怪獣達が眠る”怪獣墓場”だった。数多の怪獣が浮遊する中、救難信号が発信されている方向に向かうGUYSメンバー。発信元で在る小惑星を発見&着陸すると、其処には遭難した貨物船アランダスの残骸が横たわっていた。船内に入った彼等が目にした物とは・・・。
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一昨日録画しておいた「ウルトラマンメビウス」の第21話「虚空の叫び声」を昨夜視聴。その粗筋は冒頭に記した通りだが、どちらかと言えばコミカルなストーリー展開が目立つ「ウルトラマンメビウス」に在って、今回の作品は非常にしんみりとさせるものだったし、自分にとってはこれ迄放送された21話の中で、最も印象的な作品となった。
久々に「ワンダバダバダバダバダバダ♪」を耳に出来たのもそうだが、何よりも怪獣墓場の登場が懐かしかった。月ロケットにしがみ付いたシーボーズが現われたと思えば、ゴモラやレッドキングも漂っている。魂を失って単なる物体と化した怪獣達が、静かに宇宙空間を漂っている姿にはグッと胸に迫るものが在る。何度も書いているが、「ウルトラマンメビウス」は嘗てのウルトラ・シリーズ(昭和版)へのオマージュが、そこかしこに感じられて嬉しい限り。
ストーリーの途中で、アランダスの乗組員は一人を除いて、地球に生還していた事実が”視聴者”に提示される。船長の息子で在り、乗組員でも在ったバン・ヒロトだけが地球に生還出来なかったのだ。船内に残された事故時の映像記録から、「重要なケーブルが断線されており、乗組員が助かる為には誰かが船内に残って、(恐らく脱出機の)切り離し作業を手動で行わなければならなかった事が判明。「船長の務めとして自分が残る。」とする船長に、「駄目だ!船長の務めは、皆を無事に送り届ける事。」と叫び、切り離し作業をする息子のヒロト。最後の「さようなら、父さん・・・。」の言葉がグッと胸に迫る。
結局、遭難者(行方不明者)のヒロトの姿は船内に無かった。残っていたのは、ヒロトが持っていた懐中時計だけ。此処で自分が思ったのは、嘗てのウルトラ・シリーズへのオマージュの極め付けがヒロトという存在ではないかという事。元々は地球人だった宇宙飛行士が、事故により水の無い惑星に墜落し、救助を待つ内に醜い怪獣の姿となってしまったジャミラ。あれと同じく、ヒロトも人間の体を喪失して、哀しい怪獣の姿に化してしまったという展開ではないかと。
しかし、どうやらこの想像は誤りの様だ。と言うのも、こちらの情報によると「ヒロトの懐中時計を握り締めたミライが、『さようなら、父さん。』と呟いていた。」そうで(これは、完全に聞き逃していた。)、そうなるとウルトラマンメビウスが地球で生活する上での”人間体”が、亡くなったヒロトという事か。もしそうで在れば、次回の予告編でバン船長と思われる人物(平泉成)の元を訪ねたミライが、「もう、この姿では現われません。」と言っていたのも納得が行く。
次回が待ち遠しい。
*1 メビウスに対して相槌を打ったりする等、今回の話で「ゾフィーの人間体=サコミズ隊長」という思いが確信に変わった。
○ムカデンダー
でした。ごっちゃになってました(汗)
確かにメビウスはコミカルなシーンが多いかもしれませんね。鳥山サンのせいかな?
スカパーでも今「ウルトラマンティガ」も放送してますが、ティガのほうが「セブン」寄りかなあとおもいました。
メビウス、見てますよ~~。マックスもそうでしたが、コミカルなシーンが以外と多いですよね。
息子が怪獣を集めているのですが、その怪獣たちが現れると大騒ぎです。
私の一押しはタローですが、息子は…なぜか?ゾフィーです。あまりテレビ等に出てこないと思うのですが。。。
次回、楽しみにしています。
もしかして、あのレッサーボガール、元はヒロトだったんじゃ…あ、でも二体いましたよね。(ホッ)