「“歌”から“知識”を得る。」という事が在ったりする。自分の場合、1971年~1972年に放送されたTVアニメ「天才バカボン」のOP曲「天才バカボン」【歌】は、そんな1曲だ。此の歌の出出しは「西から昇った御日様が 東に沈~む♪」となっているのだが、「バカボンのパパは馬鹿だから、逆に覚えている。だから、『太陽が昇るのは東から、そして沈むのは西。』なのだ。」と覚えた。
英語に関する知識を、歌から得たりもした。「『ヴァケーション』【動画】の歌詞から“vacation”、『サインはV』【歌】の歌詞から“victory”の綴りを覚えた。」といった具合にだ。他にも・・・。
ゴダイゴのギタリスト・浅野孝已氏が昨日、心不全で亡くなられた。自宅で倒れ、心肺停止状態で救急搬送されるも、病院で死亡が確認されたと言う。68歳というのは、余りにも若い。
自分の場合、「有名人の姿を、間近で拝見した。」というのは、恐らく3回だけ。「41年位前、自宅の直ぐ裏の空き地でTVドラマの撮影が行われていて、窓から俳優の林隆三氏の姿を拝見した。」、「41年前、九段会館で開催された第1回目の『手塚治虫ファン大会』に参加した際、アニメ上映中に尿意を催し、トイレに行って用を足していた所、手塚治虫氏が入って来て、結果的に“連れション”する形になった。」、そして「13年前、ダイナマイトポップスというバンドのライヴを見に行った際、ゲストで浅野孝已氏が出ておられたので、終了後に握手&写真撮影をさせて貰った。」というのが、全3回だ。笑顔で握手&写真撮影させて下さった浅野氏が、こんなにも早く亡くなられたというのは、本当にショックだ。
1970年代後半~1980年代前半にヒット曲を飛ばしたゴダイゴには、結構夢中になった。洋楽に深い関心を持つ事無く生きて来た自分だけれど、英語の歌詞が鏤められたゴダイゴの歌は、良く口遊んだもの。「最初は大の苦手だった英語が、好きになった。」のは、ゴダイゴの存在が結構在ったりする。
彼らの歌の1つに「ビューティフル・ネーム」【動画】というのが在り、途中に「Every child has a beautiful name♪」という歌詞が出て来る。「全ての子供達は、美しい名前を持っている。」という意味だが、「『every(全て)』が付いているのに、『子供』の複数形で在る『children』は使われず、又、動詞も『have』では無く、三人称単数の『has』が使われる。」という、「『every』が付く名詞は、三人称単数扱いの法則」を此の歌から学び、英語の試験でも何度か点数を稼がせて貰ったっけ。
浅野氏の訃報に触れ、そんな事を思い出した。合掌。
「ポートピア’81」のキャンペーン・ソング「ポートピア」は、ゴダイゴのヒット曲の1つ。ポートピア’81と言えば、其の記念硬貨(500円玉)を10数枚買ってずっと保管していましたが、何年か前に買い物で使ってしまった。
「春先小紅」とポートピア’81の関係、全く知りませんでした。「へー。」と思い、色々調べてみたのですが、矢野顕子さん御自身は出演されたラジオ番組の中で「メロディ的に『こうべ』となっているが、神戸市民には残念乍ら、全く関係無い。」と否定されている様ですね。ポートピア’81の主催者側が、「こうべ」に聞こえるという事で、キャンペーン・ソングに使おうかと考えていたかどうかは判りませんが。
https://jocr.jp/raditopi/2019/12/03/6992/
今回の御質問、人によって其れ其れ考え方が異なるだろうし、正解というのは無いでしょうね。私見で言えば、効果が在る様にも思うし、逆に関係無い様にも思います。