ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

フリーWi-Fiの拡大&整備が必要

2024年06月20日 | 時事ネタ関連

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イオン 4,000店舗で『電子レシート』導入へ
」(6月18日、テレ朝news

イオンは「21日から、グループ19社の4,000店舗で、電子レシートを順次導入する。」と発表しました。  

レジでの支払いの際に専用アプリ提示すると、紙のレシートと同じ内容が画面に表示されます。  

買い物客の1割が電子レシートを利用する事で、年間凡そ7.8万本分の樹木相当するロール紙削減出来る。という事です。
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効率化やコスト削減、そして何よりも環境保護観点から、ペーパーレス化の流れ自体には大賛成。な自分。だから、今回のイオンの取り組みは凄く良いし、他のスーパー等へも広がりを見せて欲しいとは思うが、其れには大きな“課題”が在ると思う。フリーWi-Fiアクセス・ポイントの拡大&整備だ。

自分がガラケーからスマホに切り替えたのは、今から4年前の事と、可成り遅い方だった。以降、スマホの便利さは感じているものの、モバイル・データ通信時のデータ量の大きさ、詰まり通信費の高さに辟易としている。自宅はWi-Fiを導入したのでで通信費の問題は気にしなくて良くなったが(其れでも、「非常にに、何故か自動Wi-Fi接続が外れていて、其の事に全く気付かずにインターネットをバンバン利用していたら、物凄いデータ量を消費していて、青褪めた経験。」も在る。)、野外ではフリーWi-Fiのアクセス・ポイントが見当たず、インターネット接続しない事が結構在る。

スマホを使用し始めた当初は、野外でも結構フリーWi-Fiのアクセス・ポイントは存在したけれど、最近はめっきり減っている気がする。気になって調べたら、矢張り大幅に減っている様だ。

少し古いデータになるが、「フリーWi-Fiのアクセス・ポイント数は、2020年の約19万8,000ヶ所をピークに、2021年には約15
万7,000ヶ所と、何と1年間で「約20.7%」も大激減しているそうだ。

こんなにもフリーWi-Fiのアクセス・ポイント数が大激減している理由は幾つか在ろうが、インバウンドを期待し、フリーWi-Fiのアクセス・ポイント増設をとしても後押ししていたが、長引くコロナの影響で増設スピードが鈍った。」事に加え、「フリーWi-Fiスポットの維持にコストが掛かり、其れを上回る集客能力が見込めない。」、「不正アクセスやデータ流出等の危険性がフリーWi-Fiには在り、其のリスクを避けたい企業側の意向。」等の理由挙げられる様だが、そういう理由が積み重なり、コンヴィニ公共交通機関を中心に大激減しているとか。

「野外でインターネットを利用したいけど、モバイル・データ通信費用が気になって、余り使えない。」という自分にとって、フリーWi-Fiのアクセス・ポイント数は非常に重要。「だったら、データ使用料無制限のプランを選べば良いのでは?」という声も在ろうが、そんな高い費用を出す余裕は無いし。

イオンの今回の取り組みは非常に良いが、電子レシートを利用するには、先ずはフリーWi-Fiが其処に整備されている事が必須。貧乏臭い話になってしまって申し訳無いが、其れは絶対に望む所だ。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2024-06-21 20:59:52
こんばんは。
私企業が「環境保護のため」というのを聞くと、どうも胡散臭さを感じてしまう私です(苦笑)。
「地球温暖化抑制にはCO2を削減し、クリーン・エネルギーの原子力発電が必要」が、電力大手のお題目で、国もそれを追認してます。
これは「目の前の害毒Aを減らすためには、将来問題になる猛毒Bの量産はやむなし」と言っているようなもの。
「森林保護のため割り箸をやめてMy箸を」という環境保護団体の掛け声は、ある程度の効果があったようですが、一方では「割り箸は間伐材で作っているから森林保護に役立っている」という声もありましたね。
森林保護のためペーパーレス化を進めるのは良しとしても、一方で電子情報化のためのインフラ整備で電力消費を増やし、原子力発電継続の口実を作ることの無いように願いたいもの。

関西電力は日本国内の電力会社の中で最も原子力発電への依存度が高いにもかかわらず、「オール電化」を相変わらず宣伝しています。
つまり電力消費を一段と加速して、原発抜きではやりくりできませんという既成事実を積み上げたいかのように。
福島原発事故の後、しばらくは鳴りを潜めていたんですけどね。
環境負荷を真剣に考えるなら、CO2削減と同様、核のごみの削減も、プラスチック製品の削減なども同時に進めてもらいたいものと思っています。
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>悠々遊様 (giants-55)
2024-06-22 01:00:24
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

AERA(6月10日号)に、「紙ストロー化の波、本当にエコなのか? ”プラストローよりもCO₂排出”の調査結果も」(https://dot.asahi.com/articles/-/224389?page=1)という記事が載っていました。詳細はリンク先を読んで戴きたいのですが、「2022年に発行されたアメリカの報告書では、廃棄後、焼却処分する場合で比べると、紙ストローのCO₂の排出量はプラ・ストローの約1.4倍、埋め立て処分する場合で比べると3.1倍ものCO₂が排出される結果となっている。と言うのも、重量が在る物は、生産する際にCO₂を多く出すから。軽いプラ・ストローの方が、2倍位重い紙ストローより、環境には良いと考えられている。」とか。

樹林保護は大事な事ですが、治水面の問題や(不必要とされる)間伐材の再利用等、何でも彼んでも「木を切ってはならない!」という物でも無いんですよね。

上記したプラ・ストローそうですが、ペーパーレスが全てに関して“錦の御旗”になってしまうのも違うでしょうね。

福島第一原子力発電所の事故、彼の恐ろしさが時間の経過と共に、人々の間から薄れて行っている様な気がします。「文化大革命等で数多の人命を奪った毛沢東。」、「政権維持の為、不都合な者達を大量虐殺したスターリン。」等々、嘗ては“2度と生み出してはならない独裁者”として広く認識されていた者達が、今や中国やロシアで支持する人達が増えていると言います。人間って、不都合な事は忘れ易い生物なんでしょうね。
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