ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

休刊が発表された日に・・・

2011年12月02日 | 書籍関連

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小学館が『小学三年生』、『小学四年生』も休刊へ 学年誌、残るは2誌に」(12月1日、SankeiBiz

 

小学館(東京都千代田区)は1日、月刊学習雑誌「小学三年生」と「小学四年生」を来年2月発売の3月号で休刊すると発表した四年生は大正12年、三年生は同13年に創刊。昭和48年には、三年生が4月号で102万部、四年生も同号で82万部の最大部数を記録したが、今年度に入ってからは、3年生が4~5万部、4年生は3~4万部になっていた。

休刊の理由に付いて、小学館広報室は『学年別』、『男女共通』で『総合的な内容を持つ』雑誌という刊行形態の枠内では、成長と変化が著しい小学生世代のニーズに必ずしも合致しないという現状になって来ている。と、児童の趣味や価値観の多様化挙げている。

 

同社の学習雑誌では、「小学五年生」、「小学六年生」の2誌が平成21年度内で休刊。残る「小学一年生」、「小学二年生」に付いては、来年度以降も発行する予定と言う。

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6年前の記事「『小学六年生』が現実路線へ転向」で、「子供達のニーズに合わなくなって来た事から、『小学六年生』が“今風”にリニューアルされる。」される事を紹介した。しかし此の抜本的なリニューアルが功を奏さなかった事から、「小学六年生」及び「小学五年生」が休刊になってしまう事を2年前の記事で紹介したのだが、今度は「小学三年生」及び「小学四年生」も休刊になる事が発表された。

 

「『小学六年生』が現実路線へ転向」でも記したけれど、我が幼少期には「○年生の科学」及び「○年生の学習」と並び、「小学○年生」は人気の高い学習雑誌だったので、休刊の報に触れるに寂しさを覚えてしまう。昔とは異なり、今は子供達の趣味や価値観が多様化しているので、仕方の無い事なのだろうけれど。

 

「小学三年生」及び「小学四年生」の休刊が報じられた昨日、「小学○年生」と非常に深き方の訃報に接する事に。「帰ってきたウルトラマン」、「ウルトラマンA」、「ウルトラマンタロウ」、「ウルトラマンレオ」等、同誌にウルトラ・シリーズの漫画を描いて来られた内山まもる氏が、62歳で亡くなられたと言う。「実に人間臭いウルトラマン達」(「自棄酒呷るウルトラマン」なんて描写も在った様に記憶。)を描き、又、TV放送とは異なる展開が在ったりと、当時の子供達は夢中になって読んだものだった。合掌


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