今年も、残す所1ヶ月。「今年を振り返る記事」を月末に書く予定だが、「今年は、公私に亘って嫌な出来事が多い1年。」だった。「『災厄の多い年』も在るのだから、逆に『幸多い年』も在る筈。」と信じて残り1ヶ月を過ごし、来年以降に期待したい。
11月最後の日となった昨日、今年の「NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表された。初出場は紅5組&白2組の計7組で、全部で55組の顔触れは以下の通り。
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=第62回NHK紅白歌合戦 出場歌手=
【紅組】
aikoさん(10回)
芦田愛菜ちゃん(初)
絢香さん(5回)
アンジェラ・アキさん(6回)
いきものがかり(4回)
石川さゆりさん(34回)
AKB48(4回)
KARA(初)
川中美幸さん(24回)
神田沙也加さん(初)
倖田來未さん(7回)
伍代夏子さん(18回)
小林幸子さん(33回)
坂本冬美さん(23回)
椎名林檎さん(初)
少女時代(初)
天童よしみさん(16回)
夏川りみさん(6回)
西野カナさん(2回)
Perfume(4回)
浜崎あゆみさん(13回)
平原綾香さん(8回)
藤あや子さん(17回)
松田聖子さん(16回)
松任谷由実さん(2回)
水樹奈々さん(3回)
水森かおりさん(9回)
和田アキ子さん(35回)
【白組】
秋川雅史氏(4回)
嵐(3回)
五木ひろし氏(41回)
猪苗代湖ズ(初)
EXILE(7回)
NYC(3回)
北島三郎氏(48回)
郷ひろみ氏(24回)
鈴木福君(初)
SMAP(19回)
千昌夫氏(16回)
東方神起(3回)
TOKIO(18回)
徳永英明氏(6回)
AAA(2回)
長渕剛氏(3回)
西田敏行氏(4回)
氷川きよし氏(12回)
平井堅氏(7回)
福山雅治氏(4回)
flumpool(3回)
細川たかし氏(35回)
ポルノグラフィティ(10回)
森進一氏(44回)
ゆず(4回)
L’Arc~en~Ciel(5回)
* ( )内は、出場回数を表す。
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「何で此の人が出場するの?」と首を傾げてしまう事が多い近年だけれど、今年も酷い人選だと思う。毎年の如く書いている様に、“御意見番を気取る勘違い女性歌手”が落選しないのは、本当に疑問。「此の方、ヒット曲も無いのに何で紅白に出られるの?」等、偉そうな物言いで他の出演者を否定するのが常の御仁だが、「御前が、他者の事をどうこう言えるのか?」と不快でならない。大手芸能プロダクションには其れ其れ「紅白出場枠」が設けられているという噂が在るけれど、「ホリプロ枠」で救済されているとしか思えない。こんな輩を“大御所”なんぞと持ち上げ、盲目的に「取り」や「大取り」に据えている様では、紅白の未来は決して明るくないだろう。
「東日本大震災」という未曽有の大災害に見舞われた今年だからこそ、被災地の人々を励ます意味で「縁の在る歌手」を出演させるというのは理解出来る。猪苗代湖ズや千昌夫氏、西田敏行氏等には、熱い歌声を期待したい。
2011年10月1日を以て、全ての都道府県で「暴力団排除条例」が施行された事を受け、放送局でも「暴力団と密な関係に在る有名人は起用しない。」という動きが出ている。「紅白の出場歌手を選ぶ際、其の辺は厳しくチェックされ、出演者から演歌勢が激減するのではないか?」と言われ続けていたが、蓋を開けてみれば常連の演歌歌手はしっかりと選ばれていた。“鼻の穴の大きい大御所”や“髪の毛が不自然な大御所”なんぞは、「暴力団とべったりの関係に在る。」というのが有名過ぎる程だったので、「間違い無く落選だろうな。」と思っていたのだが、様々な柵から落選させられなかったのかも。
来年の大河ドラマ「平清盛」に「祇園女御」の役で出演が決まった時点で、「番組宣伝も兼ねて、紅白の復帰は確実。」と言われていた松田聖子さん。嘗ては彼女の大ファンだった自分故、「本当に紅白に出る事になったんだ。」と感慨深い面も在るけれど、最近はヒット曲が無い状態での出演は疑問を感じなくも無い。「昔の名前で出ています。」といった感じは好ましくなく、新曲をヒットさせた上での復帰で在って欲しかった。
で、一番驚いたのは、彼女の娘・神田沙也加さんが選ばれた事。申し訳無いが、自分が彼女の名前を見聞するのは「聖子さん絡みの報道」か、又は「恋愛報道」だけ。女優として舞台活動をしているのは知っているけれど、ハッキリ言ってパッとしない。
通販の番組では商品を紹介する際、良く次の様な遣り取りがされている。
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販売員: 「此の商品、こんなに機能が充実していて、御値段はたったの○○円です!」
タレント: 「えーっ、そんなに御安くて良いんですか?」
販売員: 「毎回、赤字覚悟で皆様に御提供していますが、今日は此の商品に加えて、今なら“御負け”でxxも御付けします。其れで、御値段は変わらずの○○円!さあ、如何ですか?」
タレント: 「そんなに御安いなら、私、幾つも買っちゃいます!!」
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「最初から御負けを付けた上での値段設定をしてる癖に、態とらしいなあ。」とか、「じゃあ、本当に幾つも買えよ。」等といった野暮な突っ込みは扨措き、神田沙也加さんの出場に関しては「松田聖子さんの出場、今なら御負けで神田沙也加さんも付いて来ます。」という“バーター臭”を感じたのは、果たして自分だけだろうか?意味不明な出場で在る。
由紀さおりさんは、好きな歌手の1人。透明感の在る歌声が堪らなく好きなのだが、今年、彼女のアルバム「1969」が世界で大ヒットを記録したのは本当に嬉しかった。「歌謡曲の復興」を期待したりもしているのだが、今年の紅白に彼女が選ばれ、ステージで「夜明けのスキャット」(動画)や「ブルー・ライト・ヨコハマ」(曲)等を歌ってくれるものと信じていたのだが・・・落選は実に残念。訳の判らない歌手を柵で出す位なら、由紀さんを是非出して欲しかった。
聖子についても最近のヒット曲がないというけど、23日発売のCDは結構評判いいし、そもそも紅白は最近のヒット曲の存在だけで出場者を決める必要もないと思う。特に今年はね。
沙也加さんがパッとしないというが、そもそも彼女の活動の舞台は頻繁にテレビに出るようなものではないので、そういう印象を持つだけじゃないかな。確かに彼女にはもう少し本業一本に絞ってほしい面はあるが、聖子の娘という運命を背負いながら、よくまっとうに育ってきたと思うし、ミュージカルでの活動も着実にやってきていて、非常に好感が持てます。
温かい目で見守っていきませんか。
由紀さおりさんのアルバム、ヒット・チャートを賑わわせたのがもう少し早ければ、紅白の出場が叶ったかもしれません。歌が上手い方ですし、今年ヒットさせたという点でも、十二分に出場資格が在ったと思うので。
「老若男女を問わず、全ての世代が知っているヒット曲。」というのが出難くなってから、もう可成りの年月が経ちます。「歌謡曲」という呼称が使われなくなった辺りと、丁度反比例している感じも。CD自体が売れない御時勢ですし、「紅白の出場歌手=今年ヒット曲を出した歌手」に成り得ていないのは確かで、ベテラン勢、特に演歌歌手の顔触れを見ると、「今年ヒット曲を出した歌手」という観点から選別すれば、ほぼ全滅状態と言えましょうね。
個人的には聖子ちゃんが大好きでしたし、其の御嬢さんの沙也加さんに悪感情を持っている訳では無いんです。「何故、此の人が出場出来るの?」と思ってしまう人達は他にもどっさり居るし、彼女がメインで批判されてしまうのは気の毒では在りますが、仰る様に彼女自身もそういう批判が出るのは十二分に承知の上で、今回のオファーを受けたのでしょう。其の芯の強さは或る意味、母親譲りなのかも。
今後とも何卒宜しく御願い致します。
NHKは不祥事が発覚して以降でしょうか数年前から明らかに色を変えており、主要テレビ局も広告費が減少と言われ出した辺りから段々互助会状態が顕著に。
他局の番組を明白にパクったり、民放が関係してるドラマ・映画の宣伝をNHKが行ったり。ドラマ・映画の出演者がタイミングを合わせてCMに出演するというのが定番。また芸能事務所、レコード会社、出版業界、企業・メーカーの姿がちらつく番組構成が目立つ。
ワイドショーやニュース等にも各局共通の傾向が見える。今で言えば、小沢一郎氏にさほど厳しくはないシフトで橋下氏と距離の近い人物の起用(以前のコメントで書いた『プロレス』とはこの事)。
あと、テレビ局と芸能事務所の株保有関係も指摘されていますね。
宣伝手法を変えてきており、年々巧妙且つ大胆になっています。
NHKを見ていれば「ある年はavex、またある年は研音、次がアミューズで来年はホリプロか」とテレビからひしひしと伝わるものがあります。吉本率の高さは言うに及ばず。
今広告代理店やマスコミが“オススメ”しているキーワードは『仏教(脱アメリカ依存)』、『下剋上(反転攻勢)』つまり『構造転換(戦後レジームからの脱却)』といったところでしょうか。それにつき、沖縄、奈良、京都、大阪のプッシュも感じます。
話は逸れっぱなしですが、凡ゆる殺生与奪の権を真に持つのはマスコミ。追い詰めるターゲットを決めると徹底的に攻撃するやり方に辟易しています。反対に守ると決まっている者に対しては手緩い。
報道の仕方を調節すれば思いのままに政治を誘導し、黒白すら変えられる。仕立て上げる事はお手のもの。直接手に掛けずして、落とし込む事も可能。しかしながら、世論調査が正しいならば政治より第4の権力の方が圧倒的に信用されている。
歪過ぎます。
大晦日くらい心穏やかに、純粋に、歌声に酔いしれたいものですね。
水森かおりが全部代行?
基本的に「エロ大好き人間」では在りますが、昔から邦画の「兎に角、裸を出せば良い。」という制作姿勢には辟易としています。ストーリー展開上、必要不可欠な場合は別ですが、無意味に裸を出すというのはどうかと。
最近のNHKの放送でしばしば指摘されているのは、「露骨に性を打ち出す内容」が目立つ事。民放では珍しくないけれど、「NHKよ、御前もか。」という感じがします。
近年の音楽事情には全く疎いのですが、グループで出ている人達の中には、宮城出身者が居たりするのかなあと思ったりも。AKB48辺りは、彼だけ人数が多いので居そうな感じもしますが、どうなんでしょうね。