昨夜行われた対バファローズ戦に、「5対3」で勝利したジャイアンツ。ジャイアンツを率いる原辰徳監督は、昨夜の勝利で通算勝利数が「1,182勝(904敗86引き分け)」となり、NPB監督の通算勝利数で単独10位となった。
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「NPB監督の通算勝利数ベスト10」
1位: 鶴岡一人氏(1,773勝1,140敗81引き分け[勝率‐.609])
2位: 三原脩氏(1,687勝1,453敗108引き分け[勝率‐.537])
3位: 藤本定義氏(1,657勝1,450敗93引き分け[勝率‐.537])
4位: 水原茂氏(1,586勝1,123敗73引き分け[勝率‐.585])
5位: 野村克也氏(1,565勝1,563敗76引き分け[勝率‐.500])
6位: 西本幸雄氏(1,384勝1,163敗118引き分け[勝率‐.543])
7位: 上田利治氏(1,322勝1,136敗116引き分け[勝率‐.538])
8位: 王貞治氏(1,315勝1,118敗74引き分け[勝率‐.540])
9位: 別当薫氏(1,237勝1,156敗104引き分け[勝率‐.517])
10位:原辰徳監督(1,182勝904敗86引き分け[勝率‐.566])
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ベスト10に入った中で、最も勝率が高いのは鶴岡一人氏の「.609」、逆に最も低いのは野村克也氏の「.500」。弱いチームを率いる事が多かった野村氏だけに、通算勝利数「1,565勝」は立派。
又、今回単独10位となった原監督だが、「トップが取るべき責任を取らない組織は、組織内に不協和音を生じさせ、組織は腐って行く。」という理由から彼が監督の座に在るのは疑問を感じ続けているし、「『相手チームを舐めた采配をしてから、チームが大連敗する。』という癖を、今季“も”繰り返す。」という学習能力の無さにはげんなりさせられたものの、通算勝利数単独10位という成果は、素直に賞賛したい。
尚、NPBの現役監督で、原監督に次いで通算勝利数が多いのは、ライオンズの辻発彦監督で「383勝327敗29引き分け[勝率‐.539]」。順位は、55位となっている。