昨夜行われた日本シリーズ第3戦は、「7対1」でマリーンズがドラゴンズを下し、此れで対戦成績はマリーンズの「2勝1敗」となった。ジャイアンツを応援している自分としては、「同じセ・リーグの仲間で在るドラゴンズを応援したい。」という気持ちは在る。「名古屋人」という意識も在るし、何よりも「レギュラー・シーズンで優勝したチームが、日本シリーズに進出するのがベスト。」と言い続けて来ただけに、日本シリーズではドラゴンズを応援するのが「筋」では在ろう。でも「筋論」とは異なり、正直に言えば自分はマリーンズを応援している。ドラゴンズ・ファンには申し訳無いのだが・・・。
自分が素直にドラゴンズを応援出来ない理由、其れは監督が落合博満氏だからだ。当ブログで過去に何度も書いているが、落合監督は「名将」の1人と捉えている。「監督」としての資質自体は高く評価している訳だが、どうにも「好きになれる対象」では無い。「嫌い。」というのでは無いけれど、「好きにはなれない。」のだ。
他者を小馬鹿にした様な言動が目立つのも好きではないけれど、「自分(達)さえ良ければ、後は知ったこっちゃない。」的な思考が見え隠れしてしまうのが好きになれない大きな要因。
ドラゴンズの選手達からは概して評価されているという落合監督だが、「選手達を守る。」という意識は非常に強いと感じているので、「其れは、そうだろうなあ。」と思う。自チームの選手以外でも打撃指導を行ったりしているので、必ずしも「自分達さえ良ければ良い。」という人では無いとは思うが、「相手チームが優勝を決めた瞬間、プイッと横を向いてスタスタとベンチの裏に消えてしまう。」等、他者へのリスペクトの念が非常に希薄に感じられるケースが少なく無く、そういった面で「自分(達)さえ良ければ、後は知ったこっちゃない。」という思考が強く感じられてしまう。
「落合監督が好きでは無い。」という人に理由を聞くと、大体が同様の理由を挙げる。生き方が下手な人なのだろうが、選手としてだけでは無く監督としても実績を残しているだけに、「勿体無いなあ。」と思ってしまう。
自分が素直にドラゴンズを応援出来ない理由、其れは監督が落合博満氏だからだ。当ブログで過去に何度も書いているが、落合監督は「名将」の1人と捉えている。「監督」としての資質自体は高く評価している訳だが、どうにも「好きになれる対象」では無い。「嫌い。」というのでは無いけれど、「好きにはなれない。」のだ。
他者を小馬鹿にした様な言動が目立つのも好きではないけれど、「自分(達)さえ良ければ、後は知ったこっちゃない。」的な思考が見え隠れしてしまうのが好きになれない大きな要因。
ドラゴンズの選手達からは概して評価されているという落合監督だが、「選手達を守る。」という意識は非常に強いと感じているので、「其れは、そうだろうなあ。」と思う。自チームの選手以外でも打撃指導を行ったりしているので、必ずしも「自分達さえ良ければ良い。」という人では無いとは思うが、「相手チームが優勝を決めた瞬間、プイッと横を向いてスタスタとベンチの裏に消えてしまう。」等、他者へのリスペクトの念が非常に希薄に感じられるケースが少なく無く、そういった面で「自分(達)さえ良ければ、後は知ったこっちゃない。」という思考が強く感じられてしまう。
「落合監督が好きでは無い。」という人に理由を聞くと、大体が同様の理由を挙げる。生き方が下手な人なのだろうが、選手としてだけでは無く監督としても実績を残しているだけに、「勿体無いなあ。」と思ってしまう。
結果に至る原因は分析し次に生かそうとするけれど、結果自体には関心が無いというタイプかもしれません。
こういう人は結果に対し一喜一憂喜怒哀楽を表に出さないので、冷静沈着ですが、冷たいタイプに見られ損な性格ですね。
楽天の新監督になった星野さんのように、喜怒哀楽をむき出しやたら闘魂を演出する人も、個人的には苦手です。
執拗に「男らしさ」を自ら“も”アピールし乍ら、裏では子飼いの記者達を使ってプロパガンダ工作を行ったり、「自分の手柄は自分の物、人の手柄も自分の物。」と抗う人間を排除して掛かったりする人間は自分が最も苦手とするタイプです。誰とは言いませんが(笑)。
落合監督の場合「試合が終わった瞬間に、全ては過去と捉えてしまう人。」というのは当たっているのかもしれないし、冷静沈着で在るのは確かだと思います。唯、「冷静沈着で在る。」のと「他者への最低限の敬意を払えない。」というのは全く別物だと思うのです。野球人で在るからには、優勝したチームに対する最低限の敬意は払って欲しい。人それぞれに考え方は在ると思うけれど、せめて優勝チームが胴上げを行っている間は見守るのが最低限の敬意だと自分は考えています。同じドラゴンズの監督で、尚且つ冷静沈着さという意味では落合監督と似た部分が在った高木守道氏は、そういった敬意が払える人でした。落合監督にはそういった部分がやや欠落している様に感じるし、「彼が好きではない。」とする人達には同様の思いが在るのではないかと感じています。
唯、「自分達さえ良ければ良い。」という面が感じられるものの、裏でこそこそ遣る様な腹黒さを感じない分、自分は落合監督が「好きにはなれないけれど、決して嫌いという対象でも無い。」と捉える所以です。
「理想の上司は?」という質問にプロ野球の監督を挙げる人がいますが、もし僕なら「落合監督」と答えます。「好き嫌い」という問題ではなく、僕にとっては「理想の上司」とは、「仕事の能力と実績が高く、それをきちんと部下に継承できる人」というのが一番重要な要素だと思うからです。
ところで、僕が「プロ野球離れ」をしてしまった原因の一つが、ナイター中継を放映している時間に自宅にいることが殆どなくなったからです。日本シリーズも、休日くらいはデーゲームにしてもらいたいと思います。
人間、100%完璧な者なんか居ない。或る人にとっては最高の人間で在っても、別の人からすれば嫌な人間という事も在り得る訳で、強烈な個性を持った落合監督だからこそ、彼に対する好き嫌いもハッキリしているのでしょうね。
記事内でも触れた様に、ドラゴンズの選手達からは概して高く評価されている落合監督。選手を守るという意識や、持てる力を最大限に発揮出来る環境作りに腐心しているというのは感じるし、其れは其れで「上司」としては評価されても当然と思います。唯、個人的に最も残念なのは、「優勝時にプイッと横を向いて、スタスタとベンチ裏に消えて行く。」といった態度。激しい闘いを繰り広げて来た者としては、最低限胴上げを見届けるという形での「敬意の払い方」が在っても良いのではないかと、自分は感じてしまうのです。「胴上げを見届けたからと言って、腹の中で何を思っているか判らないのだから、其れを以てして敬意を払っていると捉えるのはどうかと思う。」といった考え方が在るのも理解はしているけれど、其れでも野球界を共に盛り上げている仲間としての態度としてはそうで在って欲しい。
日本シリーズに進出するチームと関係の深いテレビ局じゃないと、放送契約が取り難い現状が在るというのは、ファンの立場からすると良い迷惑以外の何物でも無い。真に放送したいテレビ局による「公開入札」(勿論、談合は許さず。)というのも在って良いのではないかと考えます。
http://img.pics.livedoor.com/012/7/d/7d24c2b9244b276caf73-1024.JPG
御紹介戴いた記事、早速拝読させて貰いました。福嗣おぼっちゃまの肩書が「コラムニスト」となっていたのには、思わず笑ってしまった自分。
以前の記事(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/c93c5dc76ae87c0e6ec1a366cec08261)でも触れたのですが、小沢一郎氏と落合博満監督って非常に共通点が多い様に思っています。一番似ているのは、表現下手が故に誤解を受け易いという点ではないかと。どちらも深く接している人間からは、「きちんと話をしてくれる人。」という評価をされているのを良く目にしますし。其の点に関しては接する側も胸襟を開いて、妙な先入観無しで行かないと駄目とは言えましょうね。
同時に小沢氏も落合監督も、意固地過ぎる部分を変える必要も在る気がしています。表現下手に過度な意固地さが加わってしまうと、余計に誤解を生み易いと思うし、其れは彼等にとって決してプラスには成り得ないと残念に思うからです。
今後とも何卒宜しく御願い致します。