文化庁及び日本PTA全国協議会の主催で「世代を超えて歌い継ぎたい歌」(日本語の歌詞で在ればジャンルを問わず、家族で歌うのに適していると思われるもので、子供や孫にも歌って上げたい歌、日本の伝統文化として次世代に残したい歌というのが条件。)を公募した結果が、昨日「日本の歌百選」という形で発表された。百選と在るが実際には101曲が選ばれている。
「赤い靴」や「赤とんぼ」、「月の砂漠」等の童謡や唱歌中心だが、中には「秋桜」や「涙そうそう」、「世界に一つだけの花」といった歌謡曲も入選している。どれも後世に残して行きたい曲ばかりなのだが、残念なのは自分が好きな唱歌の一つ「村の鍛冶屋」が入っていない事。旋律の美しさも然る事乍ら、歌詞から想像する情景に何とも言えない風情を感じてしまうのが、この曲に魅せられる理由。
嘗ては音楽の教科書に必ず載っていた曲だったが、かなり以前に「外される事となった。」というニュースを見聞した。「鍛冶屋というのが今は稀有な存在となってしまい、子供達が歌の意味を理解出来ない。」というのが、当時の文部省(現在の文部科学省。)が外す事を決断した理由だったと思う。しかし自分の世代でも、鍛冶屋を実際に目にした人間は少なかったのではなかろうか?あくまでも本等から情報を仕入れ、自分なりに想像力を膨らませて鍛冶屋なるもののイメージを作り上げて行ったケースが殆どだったろう。世の中から消えてしまった物、乃至は消えつつ在る物は無視というスタンスでは、子供達の想像力を益々削ぎ取るだけではないだろうか?
「赤い靴」や「赤とんぼ」、「月の砂漠」等の童謡や唱歌中心だが、中には「秋桜」や「涙そうそう」、「世界に一つだけの花」といった歌謡曲も入選している。どれも後世に残して行きたい曲ばかりなのだが、残念なのは自分が好きな唱歌の一つ「村の鍛冶屋」が入っていない事。旋律の美しさも然る事乍ら、歌詞から想像する情景に何とも言えない風情を感じてしまうのが、この曲に魅せられる理由。
嘗ては音楽の教科書に必ず載っていた曲だったが、かなり以前に「外される事となった。」というニュースを見聞した。「鍛冶屋というのが今は稀有な存在となってしまい、子供達が歌の意味を理解出来ない。」というのが、当時の文部省(現在の文部科学省。)が外す事を決断した理由だったと思う。しかし自分の世代でも、鍛冶屋を実際に目にした人間は少なかったのではなかろうか?あくまでも本等から情報を仕入れ、自分なりに想像力を膨らませて鍛冶屋なるもののイメージを作り上げて行ったケースが殆どだったろう。世の中から消えてしまった物、乃至は消えつつ在る物は無視というスタンスでは、子供達の想像力を益々削ぎ取るだけではないだろうか?
”珍名地”って結構在りますね。小学校の頃だったか、地図帳を手繰っていて「エロマンガ島」なる島を見つけた時には、コロンブスがアメリカ大陸に到達した時の様な感動を覚えました(笑)。
下記サイトでは多くの珍名地を紹介しておりますが、色々在るんですね。
http://ankyo.at.infoseek.co.jp/chinmei.html
「ひい爺さん」ですか。なるほど、そうも聞こえますね。これも日本語の奥深さ故でしょうか(笑)。
そう言えば湾岸戦争の折だったか、NHKのニュースでオマーンから記者が報道していた際、「~からの船がオマーン港(みなと)に入りました。」と盛んに不自然な呼称で話していました。他のケースでは港を「みなと」では無く、「こう」と読んでいたのに(苦笑)。
今の歌、それこそ昔で言えば流行歌の中にも勿論良い曲は少なくないです。SMAPの「夜空ノムコウ」とか好きですし。唯、そういった流行歌を愛でる様に、唱歌や童謡も子供達の間で長く愛でられて行って欲しいという気持ちは在りますね。
「巨人の星」のOP曲、マヌケ様の御友達と同様の勘違いをされていた人って結構居ますね。後は「赤い靴」の「異人さんに連れられて行っちゃった♪」というのを、「良い爺さんに連れられて行っちゃった♪」という勘違いも良く耳にします。斯く言う自分も幼少時にこの勘違いをしており、「良い爺さんに連れられてなら、ハッピーな事じゃないの?」と、あの物哀しい曲調とのギャップを不思議に思っていました。
著作権を整備し国民が自由に聴けるように環境整備すると言うのなら理解できますが、これはバカ役人の税金の無駄使いです。こんなことしかできない閑な役人はいらない。
文化庁&日本PTA全国協議会という”格式高い”組織としては、「No.1にならなくても良い。 元々特別なOnly one♪」という部分だけで「入選!」となったのではないでしょうか。嘗て欽ちゃんがやっていた「オールスター家族対抗歌合戦」でのアットホーム賞の如く(笑)。
「花の街」という曲を恥ずかしながら存じ上げませんでした。早速調べて聞いてみましたが(http://www.ocarina.cc/hananomati.html)、奇麗な旋律の曲ですね。作詞は「夏の思い出」の江間章子さん、作曲は「パイプのけむり」シリーズでも御馴染みの團伊玖磨氏という素晴らしいコンビというのも初めて知りました。