ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

十二分な配慮が必要

2024年06月17日 | 時事ネタ関連

先日、「北海道留萌市女子高校生(17歳)が、旭川市の橋から転落させられ、殺害された事件。」が発生した。被害女性は殺害される前に約4時間監禁されており、其の時点から関与していた加害者は4人と見られているが、犯行動機は「加害者の1人が写った画像を、被害者が無断SNS転載した事によるトラブル。」だとか。「そんな事で、人を殺してしまうの!?」という驚きは在るものの、「悪意有無は無関係に、自分が写った画像を、無断でネット上にアップされてしまう事への不快感。」というのは、自分も非常に理解出来る。目立ちたがり屋の人は別だろうが、自分の様に“前に出るのが苦手な人間”にとっては、の場に“自身”を晒されるのは、とても耐え難いなので。

STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属の男性タレントが、自身のにアップした内容に批判が集まり、謝罪&投稿の削除に到ったと言う。彼は「ぼーっと車窓眺めてたら、ミッキーマウスみたいなポストを発見出来て、元気出た。」と綴り当該郵便受けの写真をXにアップした所、場所を調べたオタクが、聖地巡礼しない?他人の家のポストの御写真を、SNSに上げちゃうのは不味いって。等の指摘相次いだ。擁護する声も在った様だが、批判を受けて彼はXで「今朝の投稿で皆様に御心配、御迷惑を御掛けしてしまい、大変申し訳御座いませんでした。」、「該当写真の所有者様には、謝罪の御連絡をさせて戴き、投稿も削除させて戴きました。」、「深く反省しております。大変失礼致しました。」と謝罪したそうだ。

アップした彼に悪意は全く無かったと思うし、単純に「こんなに可愛らしい郵便受けを見付けたよ!」と、ファンに楽しんで欲しかっただけなのだろう。其れは判るが、「郵便受けの所有者に、迷惑が掛かってしまうのでは?」という指摘も又、凄く理解出来る。

物事をどう捉えるかは、人其れ其れだ。数学の様に、「此れが、唯一の正解だ!」という物が無いと言って良い。自分に無関係な事で在ってもそうなのに、自分が関わっている事ならば、一層センシティヴになる事だろう。だから、文章にしても写真にしても動画にしても、ネット上に何等かのアップをする際には、十二分配慮が必要だと思う。

ブログでは、画像をアップする事は余り無い。どうしてもアップする必要が在る場合には、個人情報特定されない様に注意するのも然る事乍ら他者が写り込んでいない画像を選ぶし、写り込んでいる場合は“100%判らない様な加工”を施している。上記した様に、「自分が写った画像を、無断でネット上にアップされてしまう事への不快感が在る。」ので、他者に対しても必要以上留意している積りだ。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2024-06-17 16:35:30
こんにちは。
他人が写ったり、他人の所有物が写った写真・動画を無断で公開するするのは、他人の肖像権を侵害する恐れがあり、十二分に留意する必要があるというのは同感です。
写真を撮ることが好きでブログアップする手段も持っている自分としては、改めて気を付けたいと肝に銘じておきます。

以前、母親がパラオから持ち帰った写真を公開するときも、70年以上前の写真とは言え写真に写っている人物本人やその関係者の目に留まることもあり(むしろ目に留めてもらいその写真を差し上げたいという気持ちで)公開にはそれなりに気を使ったものです。

とはいえ一方では、自分の写真を自ら進んで公開しているなら肖像権侵害のような法に触れる取り扱いは別として、それほど神経質になるのもなあ、という気持ちもあります。
記事文中で例に挙げられていた郵便受けにしても、気持ちのどこかではみんなに見てほしい、という意図があって目立つようなかわいいデザインにされていたなら、それを見つけた人が思わず公開しても目くじらを立てるようなことかなと思ってしまいます。
そういう行為のすべてが、NGならテレビ番組の「珍百景」なんて成立しえないというか・・・。
まあ、テレビ番組の事だから事前に入念に取材し関係者の了解を撮っているのでしょうけど。

他人の物を悪意を持って無断公開し、それをまた悪意を持って二次利用しようというなら、それこそが問題であって・・・。
世の中の全てが善意で成り立っているわけではないので、難しい問題ではありますが。
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>悠々遊様 (giants-55)
2024-06-17 17:41:37
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

結構昔になりますが、学生時代からの友人がブログを始めました。彼自身のみならず、幼い御子さんの写真や個人情報をバンバン載せており、自分及び他の友人は「そういうのは控えた方が良いよ。嫌がらせだけでは無く、子供目的の犯罪も在るから、本当に危ないって。」と何度か言ったのですが、基本的に“性善説”で生きている彼故、「心配し過ぎだって。大丈夫、大丈夫。」と全く取り合わなかった。

しかし、具体的な事は書けませんが、そういう事が原因で結構なトラブルに巻き込まれ、結局、彼はブログをクローズする事に。「〇〇(=giants-55)達が色々心配してくれたけど、『そんな事無いでしょ。』と安直に考えてた。申し訳無い。ネットの世界って怖いね。」と彼。

不特定多数の目に触れる世界だけに、自身の身を守る為、十二分の配慮が必要。そういう危険性を理解した上で、「此の位なら良いだろう。」と考え、自身の個人情報や画像を出すならば、其れは其れで自由なのですが、矢張り問題なのは“他者”を巻き込んでしまう事でしょうね。

悠々遊様の様に“大昔の画像”ならば、迷惑を掛けてしまう可能性は格段に低いと思うし、時代背景等を知って貰う上でも「在り。」だと思います。

今回の郵便受けの件、其の判断は悩ましいですね。件の男性タレントに悪意が在ったとは到底思えず、単純に「こんな可愛らしい郵便受けが在るんだ。こういうのを見たら、皆も元気が出るだろうな。」という思いからアップしたのでしょうね。当該郵便受けの所有者も、「可愛いから、多くの人に見て貰いたい。」という思いが在るかも知れないし。

近年は稍下火になった感じが在りますが、近所ではクリスマスの時期になると、派手なイルミネーションで飾り付けた家が何軒か在りました。周りに車を停め、写真を撮りに来る人達も結構居り、当該住宅の人達も、そういう姿を見て喜んでいる感じが在りました。こういう場合、家の外観を撮ってネット上にアップするというのは、「個人情報が特定されない様にし、住民の許可を取った上でならばOK。」と、自分は考えます。

「人の捉え方は色々。」という意味で、今日、一寸気になるニュースが報じられていました。明日の記事にしたいと思っております。
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