我が国で参院選の投開票が行なわれた先月29日、北朝鮮でも道・直轄市・市・区域・郡の地方人民会議代議員選挙が行なわれた。「投票率99.8%、当選率100%」という結果で、”偉大なる将軍様”が100%の信任を得たというのは、流石”地上の楽園”だけの事は在る。(「投票率100%に”設定”してしまうのはわざとらし過ぎるから、0.2%下げた数値にしておこう。」なんて事は間違っても無いだろう。)最近のしょぼくれた顔が、妙にアドルフ・ヒットラーとオーバーラップしてしまう安倍首相。彼が何とかの一つ覚えの如く口にする「美しい国」とは、もしかしたら万人が一斉に同じ方向を向く彼の国を理想としているのだろうか。
凄いと言えば、先日の参院選に於ける公明党の形振り構わない選挙運動はかなり凄かった。公明党の支持母体、創価学会の学会員で在る有名人を総動員して臨んでいた。山本リンダさんや岸本加世子さん等と並び、久本雅美さんが熱心な学会員で在るのはかなり有名だが、それでも彼女が此処迄前面に出て選挙演説をしたのは初めてだったのではなかろうか。個人的には彼女本人に対して嫌な感情は無いし、どんな信仰を持とうがそれは全く自由なのだが、流石に「公明党は最高です!」(写真)とか「もう私はね、公明党が大好きなんです!」(動画)なんて絶叫している姿を見ると、正直ドン引きしてしまう。
公明党の議員達が敗戦の弁を語る際、やたらと「創価学会の皆様方に頑張って戴いたのに、期待に応えられなくて申し訳在りませんでした。」といった言葉を吐いていた。公明党と創価学会が”一心同体少女隊”状態なのは広く知られている事では在るが、でも政教分離の原則の絡みも在って、これ迄は此処迄公然と創価学会云々は口にしていなかった様に思う。「皆が知ってる事だから、公然と主張しても構わないだろう。」というコンセンサスが出来上がったという事なのだろうか?
公明党絡みの話で言えば、千葉市若葉区の開票場で確定票の発表が行なわれた後、公明党の関係者から「公明党への投票数が少な過ぎるのではないか?」という指摘が在り、調べてみた所、公明党に投じられた3千票を電算担当者が誤って社民党候補の得票として入力したミスが判明したのだとか。間抜けなミスでは在るが、「この地域には○○人の学会員が居るから、確実に○○票は得られる。」という”確定値”を公明党関係者が抑えているというのも凄い事。上記した様にどんな宗教を信じようがそれは個人の勝手だが、「上から支持されたから盲目的に従う。」という姿勢が在るのならば、それはどんなものだろうか。これは宗教団体に限らず、どんな組織に属していようが、一人の指導者の意思に盲目的に付き従ってしまうというのはおかしなものだと自分は思うが・・・。
所謂「出口調査」に付いても、今回改めて凄いなあと思ってしまった。全国各地の投票場に”調査員”を派遣し、投票後の人達が誰(又は、何処の党)に投票したかをチェックさせ、そのデータに基づいて候補者の当落や各党の獲得議席数を予想する訳だが、何処のTV局も最終結果と然程食い違わない「出口調査に基づく予想」を打ち出していた。それを考えると、「投票内容を偽る人間が日本人には余り居ない。即ち、日本人は意外と正直者が多いんだなあ。」と、妙にその凄さを感じてしまった次第。
凄いと言えば、先日の参院選に於ける公明党の形振り構わない選挙運動はかなり凄かった。公明党の支持母体、創価学会の学会員で在る有名人を総動員して臨んでいた。山本リンダさんや岸本加世子さん等と並び、久本雅美さんが熱心な学会員で在るのはかなり有名だが、それでも彼女が此処迄前面に出て選挙演説をしたのは初めてだったのではなかろうか。個人的には彼女本人に対して嫌な感情は無いし、どんな信仰を持とうがそれは全く自由なのだが、流石に「公明党は最高です!」(写真)とか「もう私はね、公明党が大好きなんです!」(動画)なんて絶叫している姿を見ると、正直ドン引きしてしまう。
公明党の議員達が敗戦の弁を語る際、やたらと「創価学会の皆様方に頑張って戴いたのに、期待に応えられなくて申し訳在りませんでした。」といった言葉を吐いていた。公明党と創価学会が”一心同体少女隊”状態なのは広く知られている事では在るが、でも政教分離の原則の絡みも在って、これ迄は此処迄公然と創価学会云々は口にしていなかった様に思う。「皆が知ってる事だから、公然と主張しても構わないだろう。」というコンセンサスが出来上がったという事なのだろうか?
公明党絡みの話で言えば、千葉市若葉区の開票場で確定票の発表が行なわれた後、公明党の関係者から「公明党への投票数が少な過ぎるのではないか?」という指摘が在り、調べてみた所、公明党に投じられた3千票を電算担当者が誤って社民党候補の得票として入力したミスが判明したのだとか。間抜けなミスでは在るが、「この地域には○○人の学会員が居るから、確実に○○票は得られる。」という”確定値”を公明党関係者が抑えているというのも凄い事。上記した様にどんな宗教を信じようがそれは個人の勝手だが、「上から支持されたから盲目的に従う。」という姿勢が在るのならば、それはどんなものだろうか。これは宗教団体に限らず、どんな組織に属していようが、一人の指導者の意思に盲目的に付き従ってしまうというのはおかしなものだと自分は思うが・・・。
所謂「出口調査」に付いても、今回改めて凄いなあと思ってしまった。全国各地の投票場に”調査員”を派遣し、投票後の人達が誰(又は、何処の党)に投票したかをチェックさせ、そのデータに基づいて候補者の当落や各党の獲得議席数を予想する訳だが、何処のTV局も最終結果と然程食い違わない「出口調査に基づく予想」を打ち出していた。それを考えると、「投票内容を偽る人間が日本人には余り居ない。即ち、日本人は意外と正直者が多いんだなあ。」と、妙にその凄さを感じてしまった次第。
本当かどうかわかりませんが、かの国の選挙は
投票用紙にあらかじめ「その候補者信任」としてあって、「×」にしたい人はエンピツで印をする仕組みなのだとか。
そのエンピツは床に置いてあり、
とろうとすると・・・なんだそうです。
本当かな?
>出口調査
聞かれたことはありませんが、みな答えるんですね。
「投票の秘密」があるので、答えないものだと思ってましたが。
皆そのチョイスにとりあえず満足ということなのでしょうか・・
>一心同体少女隊
思い出しました、このフレーズ(笑)
以前勤めていた会社では、労働組合から特定の候補や党に票を投じる様にとしばしば御達しが出されていました。自分も組合の役員をやらされていた関係上、表面的には従う振りをしながらも、実際には完璧に自分の意思で選んだ候補や党に投票していたもの。「それはおかしい!」と突っ撥ねるだけの”強さ”が無かったのは恥ずかしい限りですが、面従腹背も波風立てない為の処世術と割り切って行なっていました(苦笑)。
おばさんOLの話は凄いですね。学生時代に属していた体育会系サークルでの上下関係が、社会人になっても行き続けているケースがまま在るものですが、それと同じ匂いを感じますね。政治家を責められるばかりでは無く、特定の候補を応援する事で物を貰ったりするのが異常で良くない事と、国民の側もしっかり認識して欲しいです。
>学会での地位と会社での地位
何を人生において優先させているか、が現れてくるのではないでしょうか。
>久本
山本リンダの名古屋での応援演説もすごかった。テレビで流れてましたが。ところでリンク先のユーチューブでないほう(久本の写真のリンク先)もすごいですね^^;。
「視聴率測定器がうちに置かれているよ。(又は置かれていたよ。)」という人に出会った事も無いのですが、出口調査の調査員も無いんですよ。ですから、実際に見掛けられたSpa supernova様は貴重な経験をされましたね。ふっと思ったのですが、この調査員が特定の党の熱烈な支持者だったりしたら、データを捏造しようと思えば幾らでも出来ますよね。まあ捏造した所で、何の意味も無いのですが。
記事でも書いた様に、個人がどんな宗教を信じようが勝手なのですが、少なくとも”身分”を隠して近付いて来て、後から勧誘する様なセコイ遣り方は止めて欲しいもの。疚しさが無ければ、堂々と名乗って貰いたい。(それはそれで、速攻で逃げますけど(苦笑)。)
山本リンダさんの応援演説って、「政治家になったら途端に踏ん反り返って、偉そうにしているだけの人が多いけれども、公明党の政治家は全くそんな事は無いんです!!」ってやつですよね?TVのニュースで流れていたのを見ましたが、鬼気迫る表情で訴えていて、正に”狙い撃ち”という感じでした。
意外と正直者?!ニュースなどを見てると確かのそんな感じがしますし、中国人や韓国人などの人からも「礼儀正しいし、うそをつかない、製品の作りも信頼できる」ともっぱらの評判だそうですし、55さんの感想はなるほど、あてはまるのかもしれません。
ただ、対一般人となると感情をセーブし「本音と建前」を使い分ける日本人の行動パターンを焦点にあてるととても正直者という感じには見えなくなってしまうのでしょうね。
昔、アメリカ人の同僚が「日本人は正直な国民性。」と言っていました。と言うのも彼が来日したばかりの頃に、財布の入ったバッグを公衆トイレの洗面所に置き忘れた事が在り、5分後に気付いて慌てて戻ったら遺失物センターにきちんと届けられていたそうです。「ニューヨークで同じ事をしたら、1分後にはもう持ち逃げされているよ。」と感動した面持ちで話していたものです。我が国では人心の荒廃が指摘されていますが、未だ未だ捨てたものじゃないのかも。
先日、参議院選挙を期日前投票した際に、初めて出口調査のアンケートに回答しました。某地方民放局の腕章をした女性が1人で行っていました(期日前投票なので、調査員が少なかったのかも)。
私の友人もぜひ出口調査のアンケートに答えたいと言っていて、その際は、TV局の「獲得議席予想」を混乱させるために、投票とは違う回答をしたいと言っていました(笑
それにしても...一心同体少女隊って...ナツカシーです☆
それがいつも選挙前になると「公明党をよろしく」と電話をかけてくるSOKAの友人が今回は掛けてこなかったのです。
SOKAはそろそろ終わるんじゃないですかね。これからは国際情勢も大波乱が予想されるので、池田氏の求心力がなくなるにつれて分裂は免れないでしょう。
思想に関していうと、SOKAは仏法にもとづく平和主義ということで、これは完全に「政教分離」原則に違反しています。まあ「政教分離」なんて厳格に守るべきものでもないんですけどね。
SOKAによれば神道=日本主義・戦争肯定の思想、仏教=国境を超えた平和主義なんです。だから平和主義という錦の御旗を守ってさえいれば池田教でもOK。これが彼らの本音です。
でもそもそもSOKAの思想、ひいては日蓮の思想が果たして本当に平和主義と相容れるかは大いに疑問だと私は思っております。念仏を唱えれば不幸になるとか地獄に落ちるとか。キリスト教やイスラム教は邪教で日蓮上人の教えだけが正しい宗教であるという彼らの思想の核がむき出しになるとき、他宗・他教を信ずる者への糾弾・圧力が苛烈になるのは必定です。日蓮の教えというのは平和主義的じゃないですよ。
彼らの表向きの「平和主義」は、たぶん戦後日本全体を覆った平和主義に対する媚態だと思います。時代が平和を求めていたから、さも自分たちが平和の旗頭であるかのような顔をしてきたのです。生き残り、信者を増やすために、それが必要だったのです。
だから時代が戦争を求めれば、彼らは戦争を肯定するようになるはずです。
日蓮の教えを批判しましたが、もちろん「念仏を唱えれば不幸になるとか地獄に落ちる」「『南無妙法蓮華経』だけが本当の仏法」と信じるのは一向に構いません。しかしそれならば何故、同じ日蓮宗にあんなにもの沢山の分派があって、挙句の果てに檀家の団体SOKAが日蓮正宗から離反してしまうようなことが起こるのか。
そういう思想的に痛い問題はスルーで、やれ有名芸能人の誰々はSOKAだ、公明党として民衆の幸福のために努力しているだと格好のいい外面だけに関わっている彼らを私は好きになれません。
与党惨敗の事前予想に、そんなにも危機感を抱いていたんだなあと感じ入りました。
しかし、学会員さんというのは、何かというとすぐに布教に持っていこうとするので、あまりお付き合いしたくない人達ですね、できるものなら。