ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

真っ赤な林檎を頬張る♪

2006年12月09日 | TV番組関連

今週、同年代の人間と雑談していた際、「そう言えば、先日のアレ見ました?」と聞かれた。又、友人から届いたメールにも「アレは懐かしかった。」と書かれていたっけ。残念ながら放送される事を知らずに自分は見られなかったアレとは、今週月曜日の22時から23時30分に亘ってNHKで放送された「わが愛しのキャンディーズ」という番組。何でも今夏に同局のBS2で放送された番組の再放送だったとか。

今の若い子達にとって「キャンディーズ」と言えば
南海キャンディーズという事になるのだろうが、1970年代*1、そう”流行歌”という言葉が生命力を持っていた”歌謡曲の黄金時代”には間違い無く3人組のキャンディーズしか存在し得なかった。当時の自分は取り立ててキャンディーズのファンという訳でも無く、寧ろ山口百恵さんに熱を上げていたが、でもキャンディーズのシングル・カットされた歌は全て知っていたし、今でも全てで歌える自信が在る程。どの歌もそれを耳にすれば、当時の自分の思い出がリンクしてパッと浮かんで来る。

取り立ててファンではなかったものの、
ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃんの3人の中で言えば、当時はスーちゃんが好きだったのだが、今ならばランちゃんの雰囲気に魅せられる。好きなタイプも年齢に応じて変わって行くという事なのだろう。

あの頃は”親衛隊”と称する熱烈なファンが居た。応援する歌手、例えば「ランちゃん」と記された
鉢巻を頭に巻き、派手な半被を身に付け、コンサート会場では口に片手を当て、身体を何故か45度斜めにして、「ラーンちゃーん!!」と大きな濁声で声援を送っている姿をTV等で良く目にしたもの。コンサート会場の横を通ると、彼等が声援の練習をしている場面に出くわした事も在ったっけ。

キャンディーズの歌で私的ベスト5を選ぶとすれば、次の様な感じか。

**************************************
1位 「年下の男の子
2位 「やさしい悪魔

3位 「暑中お見舞い申し上げます

4位 「ハートのエースが出てこない

5位 「微笑みがえし

**************************************

返す返すも、この番組が見れなかったのが残念。再放送をやって貰えないものだろうか。

*1 自分が定期購読していたものか、はたまた従兄弟のものだったか定かではないが、この当時、
学研の教育雑誌「○年の科学」に、確か「仮面人間インセクトマン」というタイトルの漫画が連載されていた。とても面白い作品だったのだが、”インセクトマンの歌”なるソノシートが付録として付いていた事が在り、この歌詞が何とも御間抜けで良く口ずさんでいたもの。こちらに歌詞が載っているが、恐らく御存知の方はそれ程居られないかなりマニアックな歌だろう。


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8 コメント

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Unknown (miyashiro)
2006-12-09 16:36:18
いつも楽しく拝見しています。

NHKのキャンディーズの番組は、運良く見ることができました。
物心ついたときは、キャンディーズは既に引退しており、キャンディーズ自体に対しては、
特に思い入れはなかったのですが、数年前に何気にキャンディーズのベストアルバムを
聞いてから、なかなか良いなぁと思うようになりました。

穂口雄右氏、森田公一氏をはじめ、素晴しい楽曲、いわゆる良き時代の歌謡曲を
堪能することができます。
ハートのエースが出てこない、微笑返しなど、ホントにいい曲が多きですが、
私が一番好きな曲は、その気にさせないで デスネ。

NHKの番組については、曲中心でなかなか見ごたえがありましたよ。
再放送、されるといいですねぇ~!
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ヤングオーオー (マヌケ)
2006-12-09 21:58:09
レコードジャケットが懐かしいです。 ポーズがなんともかわいい~。 キシン撮影でしょうか。 スーちゃんはポッチャリでミキちゃんはやせすぎだと思ってました。 ランちゃんがいちばん好きでした。 科学と学習も懐かしいです。 付録は必ず家に帰って開けましょうと先生から言われましたがほとんど全員休み時間に開けて工作を作ったりしてました。 それから中学の頃ロードショーの付録にブルース・リーのソノシートというのがありまして笑えました。あの「アチョー」という声とヌンチャクを振り回すビュンビュンという音が入ってるだけでした。 
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Unknown (アラメイン伯)
2006-12-09 23:11:44
アイドル歌謡は我が国の文化です。昔のキャンディーズのように単純に元気のでる曲というのが少なくなってきたように思えます。
私の大好きな松浦亜弥ちゃんがそういう役割を担ってましたが・・・
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>マヌケ様 (giants-55)
2006-12-10 00:16:14
書き込み有難うございました。

この当時のアイドルのポーズって、清楚な御色気を感じさせるものが多いですよね。でも、このレコード・ジャケットから篠山紀信氏を思い浮かべられるとは、やはりマヌケ様は年代が近いですね^^。

篠山氏というと恐らく御存知とは思いますが雑誌「GORO」の表紙(http://www.rarebooks.jp/heisei13/2/zassi/goro/goro.html)が印象に強いです。思春期の頃は良くこの雑誌に”御世話”になったものです(笑)。

スーちゃんは当時、ポッチャリしている事を良くネタにされてからかわれていましたね。ミキちゃんは確かに痩せ過ぎで、ランちゃんは年上の御姉さんという一寸コケティッシュなフェロモンを幼心に感じていました。

ソノシート、インセクトマンの歌もかなり御間抜けでしたが、ブルース・リーのもぶっ飛んでたんですね。
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キャンディーズといえば (破壊王子)
2006-12-10 00:31:29
「8時だよ全員集合」と「見ごろ食べごろ笑いごろ」の印象が強いです。
ドリフの面々や伊東四郎&小松政夫という、大物相手にちゃんとコントをやっていましたねえ。

アタシは女性の体型が多少樽気味でもストライクゾーンなのですが、ひょっとしたらスーちゃん贔屓だったせいなのかもしれません(苦笑)
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学園天国 (マヌケ)
2006-12-10 11:04:40
私も大変GOROのお世話になりました。 懐かしいですね。それからオールスター水泳大会での水着姿の岡田奈々ちゃんに目がくぎ付けでしたが、アイドルの清楚なお色気にニヤニヤしていたアホな自分が思い出されます。 当時からグリコはチョコやポッキーのCMに時のアイドルを起用してたと思いますが、百恵ちゃんの肩にそっと上着をかけてあげた三浦友和とのアーモンドチョコのシーンが思い出されます。 こういったアイドル文化って思春期の若者の元気付けだったのかなあと今、ふと思いました。
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>マヌケ様 (giants-55)
2006-12-11 00:28:33
書き込み有難うございました。

グリコのCMは正統派アイドルが出演する王道の様な存在でしたね。山口百恵さんと三浦友和氏の競演は、爽やかさと自然さを感じさせるものだったと思います。その後に松田聖子さんと田原俊彦氏がやはりグリコのCMで競演しましたが、正直何かと取って付けた様な感じがしましたし。

アイドルのCMと言って忘れられないものに、キャンディーズがサンヨーのTVのCMだったと思いますが、「黒は強いぞ♪ ハイ、ポーズ!」という決め台詞のものが在りました。
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Unknown (yokkun-love-jazz)
2006-12-12 02:25:53
お久しぶりです。

昔BSでやっていたので録画して何度も見ました♪
バックバンドMMP(後のスペクトラム)のサウンドが評価高いのでコンサートの映像がお勧めだと思います。
それに最近「キャンディーズトレジャー」というDVDが発売されましたし(思わず買ってしまったのですが・・・)、キャンディーズマニアの世代が業界のエラいヒトになりつつあるのかもしれないなと勘ぐったりします。

個人的には哀愁のシンフォニーと広島ナタリーCMが好きです。
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