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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“当たり前の事が出来ない神経”が理解出来ない

2023年07月31日 | 時事ネタ関連

「借りた物は、きちんと返す。」、子供の頃に親から叩き込まれた教えの1つ。基本的に「人から何から借りるというのが、非常に苦手な人間。」なのだが、どうしても借りなければならなかった時は、「少しでも早く返さないと、心の中がざわざわして落ち着かない。」のだ。

極端な話、借りたのが1で在ったとしても、返さないと落ち着かない。「そんな少額、返さなくても良いのに。真面目だねえ。」と、知り合いから笑われた事も在る。そう言われても、性分なのだから仕方無い。

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パルス・オキシメーター、全国で30万個が未返却 47都道府県調査」(7月29日、朝日新聞

新型コロナの自宅療養者向けにが無料で貸し出したパルス・オキシメーターが、全国で少なくとも約30万個返されていない事が、朝日新聞の取材で判った。

購入価格は自治体に違うが、未返却数が多い東京埼玉神奈川の3都県分から試算すると、計約15億円となる。貸し出しは等も実施しており、実際の未返却数は更に多そうだ。

パルス・オキシメーターは、血中酸素濃度を測る医療機器。貸し出しは、2020年4月に始めたの新型コロナ感染症緊急包括支援事業の対象となり、支援交付金が充てられた。購入や配送、回収を都道府県等が担い、今年5月に原則終了した。

朝日新聞は、全47都道府県に、自宅療養者向けの貸出パルス・オキシメーターの確保数と未返却数に付いて、今年7月上旬の状況を質問した。

45都道府県から回答が在り、確保した計約176万5,300個の内、計約30万個が未返却。確保した数を基準にすると、未返却の割合は約17%だった。和歌山熊本の2県は、同時期の未返却数を詳しく把握していないとの回答だった。

未返却は、都道府県別では最多が東京の約7万個で、次いで埼玉約5万5千個、神奈川約4万個等。

自治体の確保数を基準にした未返却の割合は、沖縄(約44%)、佐賀(約40%)、山口(約38%)等、7県が30%超だった。

延べ貸し出し回数は「不明。」とした自治体が少なく無いが、把握していた自治体の大半が確保数を上回っており、1個を複数回貸し出していたと見られる。沖縄は確保した約4万6千個を21万回以上貸し出し、約2万個が未返却だった。

未返却者に督促すると、「無くした。」、「壊れた。」等と答える人が多いと言う。

一方、割合は群馬の約1%(272個)が最低で、岩手茨城が2%台だった。

機器の購入価格は、未返却数の上位3都県によると,1個平均約5千円だった。
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「無くした。」とか「壊れた。」と回答したパルス・オキシメーターの未返却者の内、“事実”を語っている人間は、果たして何れだけ居るのだろうか?恐らくは其の多くが、“がめて”いるのではないだろうか。「最近、店内の買い物籠を持ち帰られる方が増加していますが、そういう事は御止め下さい。」というアナウンス耳にする機会が増えているので、そんな気がしてならない。


「無くした。」とか「壊れた。」というのが事実だとしても、其れならば其れで「きちんと賠償する。」のが。「借りた物はきちんと返す。」、「借りた物を無くしたり壊したりしたら、きちんと賠償する。」、そんな当たり前の事が出来ない神経が自分には理解出来ない。

因みに自分の場合、3年前の夏頃にパルス・オキシメーターを自腹で購入した。実際に使用したのは数回だけだが。


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