カレーカキ氷

念願の横濱カレーミュージアムに行って来た。この手のフードテーマパークは、年々増えており、新横浜ラーメン博物館や池袋餃子スタジアム等、幾つかを廻っている。ラーメン、寿司と併せて、３大国民食とも言われるカレーの殿堂訪問に、浮き立つ心は抑えられなかった（笑）。

場所は横浜スタジアムも在る関内という事もあってか、ミュージアム内はかなりの客で混み合っていた。３０分待ちの店も多く、平日でも結構並ぶ事が多いのだとか。

先ずは、「パク森」の「パク森カレー（中辛）」を食す。ここの店主は「ＴＶチャンピオン」の”カレー王選手権で優勝した人。自分も、ここのカレーは大好きで何度も食している逸品。ライスの上に鷄挽肉のドライカレーが載り、ライスの廻りをとろみたっぷりのプレーンカレーが取り囲んでいる。隠し味に醤油と味噌が使われているという事だが、ルーに溶け込んだ果物のフルーティーさと相まって、極上の味。辛さを求める人には物足りなさが有るかもしれないが、相変わらずの美味さ。このカレーは食す価値有り！

次に食したのは、「kingデリー」の「カシミールカレー（チキン／激辛）」。確かに美味い。唯、個人的には香辛料が”主張”し過ぎており、激辛という割には辛さが足りなかった気が。

カリスマ料理人としてＴＶ出演も多い平野寿将氏の店「HISAMA'S Kitchen」にも行った。「菜園風緑のカレーとろとろ卵のせ」を食したのだが、創作料理家としても有名な氏のカレーにしては、イマイチ感を禁じ得なかった。野菜をふんだんに使っているのか、ほんのりとした甘さは舌に心地良いが、正直それだけという感じ。見た目の深緑色さだけが、創作的なのかと思ったりもした(^o^;;;。

「伽哩飲茶楼」では、「カレーカキ氷」を食した。以前、テレビでこれを紹介していたのを見たが、「不味そう！」というのが第一印象だった。唯、食していたレポーターが、「意外といける。」と言っていたので、トライしてみようと決めていた。目の前に出て来た時には、罰ゲームで青汁を飲まされる時の心境。カキ氷の上に、黄金色のカレー・シロップがかかっており、鼻を近付けると確かにカレーの香り。思い切って、口に入れると、薄いカレー味に蜂蜜の甘さが交わって何とも言えない妙な気分。不味いとは言わないが、決して美味しい物でもなかった。３５０円の出費で、話の種をゲットしたと割り切った(^o^;;;。

その他にもカレーショップを廻ったが、敢えて此処で紹介する程の味のインパクトはなかった。他のフードテーマパークの様に、入場料を取られないので、その意味ではお得感有りなのだが、難を言えば、ハーフの分量でのお試し料金が高めと感じた。