ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“今季のジャイアンツ”を象徴する様な試合

2019年09月22日 | スポーツ関連

昨夜行われた対ベイスターズ戦を「2対3」で勝利したジャイアンツが、今季リーグ優勝を決めた。ジャイアンツのリーグ優勝は5年振りで、通算優勝回数は46度目となった。

昨年12月21日の記事「同じ事を繰り返したら、絶対に許さない!!」で詳しく書いたけれど、「高橋由伸氏の野球人生をぐちゃぐちゃにさせた張本人。」という思いも在り、ジャイアンツの監督に返り咲いた原辰徳氏には不快感が在り、「(子供の頃から応援して来たジャイアンツの)ファンを止めたくなって来た。」と思った事も。でも、ずっと応援して来た選手達の存在も在り、今季もジャイアンツの試合を見続けて来た。

昨夜優勝が決まった瞬間は、正直嬉しかったし、涙を浮かべていた原監督の姿には、ぐっと来る物が在った。「何としてもリーグ優勝を果たさなければならない。」というプレッシャーは、相当な物が在ったのだろう。リーグ優勝おめでとう!!

開幕ダッシュに成功したものの、5月にはモタモタ状態。でも、以降は着実に勝ちを拾い続け、7月16日には、2位にゲーム差「10.5」を付けたジャイアンツ。「7月17日にも、マジック・ナンバー点灯の可能性が。」と思っていたら、其の17日からチームは大不調に陥る。“貯金”はどんどん無くなり、首位陥落瀬戸際に。2位・ベイスターズとのゲーム差が「0.5」となった時は、「今季の優勝は無理。」と覚悟した。

其処からチームは盛り返しを見せ、結果として首位を陥落する事無く、優勝に到った訳だが、自分の中では「優勝は危ないな。」と思った事が何度か在った。強烈な破壊力を持つベイスターズが、奇跡と思える逆転劇を何度も見せたからだ。(今回の対ジャイアンツ2連戦を前にして、対カープ戦で最大7点差を引っ繰り返し、サヨナラ勝ちする等。)

昨夜の試合は、今季のジャイアンツを象徴する様な内容だった。「ジャイアンツ打線は相手投手を攻め倦ねている内に、味方の投手が相手打線に先制点を奪われ、負けた状態で終盤を迎える。土壇場で何とか追い付くも、勝ち越す事が出来ない。『勝ち越せなかったので、又、相手に逆転されそう。』と不安に思ったが、何とか勝てた。」という展開は、今季、何度か見せられて来たので。

昨夜、大一番の試合に、新人の戸郷翔征投手を初登板&初先発させた原監督。彼が打ち込まれ、チームが負けたならば、ベイスターズを勢い付かせてしまう可能性も在り、自分が監督だったら考えられない起用。でも、戸郷投手は4回3分の2を投げて2失点と、充分な結果を残したのだから、原監督の勝負勘を評価するしか無い。

プロ入り以降、3年間芽が出なかった桜井俊貴投手を先発で起用し、計算出来る戦力にした。」、「大不振に陥ったアレックス・ゲレーロ選手が何度もチャンスで凡退しても起用し続け、彼に起死回生の2ランを放たせる結果に。」、「“育成”出身の増田大輝選手を抜擢し、貴重な戦力とした。」等々、原監督の手腕が無ければ、今季のジャイアンツのリーグ優勝は無かっただろう。(「チームの好調が続くと、相手チームを舐めた采配をし、其処からチームが不調に陥る。」という、原監督の悪い癖は気になるが。

胴上げを終えた後、(8月からチームに帯同し、打撃面を見ている)ウォーレン・クロマティ氏と抱擁していた原監督。「チームの打撃力が落ち、連敗を重ねていた中、1980年代のジャイアンツを共に支えて来た“仲間”に助けを求めた。」という面も在るのだろうが、がっちりと抱き合う2人の姿は、ジャイアンツ・ファンとして何とも言えない嬉しさが在った

今季のセ・リーグのシーズンMVP丸佳浩選手と山口俊投手も有力候補だが、個人的には「キャプテンとして5年間チームを牽引し続け、今季は見事な結果を残した坂本勇人選手。」を推したい


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2019-09-22 07:01:35
おはようございます~
何はともあれ、リーグ優勝おめでとうございます。
次は、目指せ日本一、ですね(笑)。
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>悠々遊様 (giants-55)
2019-09-22 11:47:52
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「掛けられる御金が少ない中、知恵と努力で頑張っているカープ。」を、ジャイアンツの次に応援して来て、「何とか優勝争い出来るチームになって欲しい。」と何年も何年も願い続けて来ました。でも、そんなカープが3連覇を果たす様なチームになると、「他のチームが優勝しないかなあ。」と思ってしまうのですから、人間って好い加減な生き物ですね。

日本一になって欲しい気持ちは在りますが、でも、今季の闘い方、特にシーズン終盤の闘い方を思うと、ジャイアンツがCSを勝ち上がるのは、非常に厳しいと感じます。特にベイスターズ相手の短期決戦は、相手の投手力の高さや破壊力の凄さを考え合わせると、木っ端微塵にされる可能性も。
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