**********************************************************
「謎の脳損傷、米外交官等130人以上=欧州、アジアでも確認-NYタイムズ」(5月13日、時事通信)
米紙「ニューヨーク・タイムズ(電子版)」は12日、「キューバや中国に駐在していた米外交官等が脳に損傷を受ける事例が2016年から相次いでいる問題で、被害者の数は此れ迄知られていた約60人より遥かに多い、130人以上に上る。」と報じた。
欧州や中国以外のアジアで新たに確認されたが、同紙はアジアの地域が何処かは伝えていない。
「ロシアの関与やマイクロ波による攻撃を疑う情報は在ったものの、バイデン政権は米国を狙った攻撃かどうかも断定はしていない。」と言う。
中央情報局(CIA)や国防総省の職員等も被害を受けた。2019年には外国で勤務する米軍当局者が運転する車が交差点に差し掛かった所、吐き気と頭痛に襲われ、後部座席に居た2歳の息子が泣き出したが、交差点から離れると吐き気は収まった。
此の事例を受け、より広範な調査が始まった。唯、国家情報長官室の報道官は「現時点で、原因に関する明確な情報は持っていない。」と述べている。
**********************************************************
記事内容が事実だとすれば、4年強で130人以上の“被害者”が出ている事になる。「約2.7件/月」の発生率となり、“特定の集団に対する発生率”という事では高い気もする。
元記事ではロシアの関与の可能性を匂わせているけれど、ウラジミール・プーチン大統領に反対する人達の不審死が余りに多い事を考え合わせると、全く考えられない事では無いと思う。