ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

訪れた事は無いけれど

2021年05月14日 | 時事ネタ関連

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「『京急油壺マリンパーク』閉館へ 53年の歴史に幕 消えて行く鉄道会社のレジャー施設」(5月12日、乗りものニュース

京急電鉄は2021年5月12日(水)、神奈川県三浦市に在る水族館『京急油壺マリンパーク』を、9月30日(木)で閉館する。と発表しました。

施設は1968(昭和
43)年、京急の創立70周年記念事業として開業。当時“東洋一”と言われた大回遊水槽等が特徴でしたが、建物や設備の老朽化が著しく、維持管理が困難で在ると判断したそうです。

飼育中の動物類に付いては、他館と移譲への協議を進める一方、閉館後も飼育・管理体制を維持し、全ての移譲が完了する対応するとの事。京急は「開業から53年間、地域の皆様を始め沢山の御客様に御愛顧戴きました事に、厚く御礼申し上げます。」としています。

こうした鉄道会社によるレジャー施設は、嘗ては多く存在しましたが、次々と消滅し、跡地の再開発も進んでいます。近年では南海電鉄が2020年3月に「みさき公園」(大阪府岬町)の事業から撤退した他、2021年3月には近鉄グループの水族館「志摩マリンランド」(三重県志摩市)が閉館、西鉄が運営する遊園地「かしいかえん シルバニアガーデン」(福岡県福岡市東区)も、2021年一杯での閉園が決まっています。
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水族館を訪れる事自体、そう多くは無かったので、京急油壺マリンパークに訪れた事は無い。でも、昔からTV番組等で取り上げられる事が結構在ったので、存在は良く知っている。53年も昔に開業し、多くの人達に親しまれたレジャー施設が姿を消すというのは、とても寂しさを感じる。

12年前の記事「残された時間は決して長くない」の中で、「“幼い頃より馴染み深い遊園地”が、次々に閉園して行った事への寂しさ。」を記した。此方に“日本で閉園した遊園地”の一部が紹介されているけれど、「自分にとって馴染み深く、且つ“鉄道会社(グループ会社も含む。)”が運営し、閉園してしまった。」で言えばエキスポランド小田急御殿場ファミリーランド宝塚ファミリーランド多摩川園としまえん二子玉川園向ヶ丘遊園ユネスコ村挙げられる。

「鉄道会社が自社沿線にレジャー施設を作る事で、(客が訪れるの足となる)鉄道と“共に”繫栄させる。」というビジネス・モデル、嘗ては"鉄板”だったのだろうけれど、趣味の多様化が進んだ事も在り、近年はレジャー施設から撤退する鉄道会社が続いているのだろう。


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