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「ローソンで車中泊 千葉で開始、全国展開も」(7月7日、共同通信)
ローソンは7日、コンヴィニ店舗の駐車場で車中泊が出来るサーヴィスを、今月から千葉県の一部店舗で始めると発表した。駐車場の利用は1泊2,500円~3千円で、若年層等の利用を想定。宿泊費の高騰でキャンピングカー等の利用が広がっている事が背景に在り、全国展開も検討する。
ローソンによると、今月14日から来年6月末迄、千葉県南房総市や鴨川市等6店舗で実証実験する。日本RV協会が認定する車中泊施設「RVパーク」のホームページから事前に予約し、クレジット・カードで決済する。午後6時から翌日の午前9時迄貸し出す。
車中泊施設は温泉施設や道の駅等でも拡大しているが、ローソンは24時間営業の利便性を生かしたサーヴィスが特長。何時でも飲食物を購入出来る他、店内のトイレも利用が可能だ。
ローソンは、「常に店内に従業員が居るという安心感も提供出来る。」としている。
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日本のコンヴィニの総数は、2024年1月の時点で「56,505店舗」在るそうだ。日本の人口は「1億2,336万人」(2025年6月1日現在の概算値)なので、赤ん坊も含めて「約2,183人/店舗」カヴァーしている計算に成る。「店舗数が過剰で、2019年辺りから減少傾向に在る。」という話が。
だから、何処のコンヴィニも"生き残り"を懸けて、様々な取り組みを行っている訳だが、今回のローソンの「店舗の駐車場で車中泊が出来るサーヴィス」というのも、其の一環だ。
止まらぬ物価高の影響で、庶民の生活はどんどん厳しく成っている。旅費の切り詰めというのも当然在るだろうし、ローソンの着眼点は良いと思う。
又、利用する側からしても「スペースが空いていれば、24時間何時でも、安く1泊出来る。」、「直ぐ傍で、何時でも飲食物を購入出来る。」、「店舗内のトイレが利用出来る。」、「『常に店内に従業員が居る。』という安心感。」等、メリットは多い。
此の取り組みが成功すれば、追随する他のコンヴィニも出て来る事だろう。