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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その17 「藤乃屋です!!」

2022年03月07日 | 大洗巡礼記

 梅原屋のNさんのガルパン模型展示品の最新作にして最も秀逸な作域を示す、カバさんチームⅢ号突撃砲F型です。迂闊にも使用キットを聞き忘れましたが、いま海外の各メーカーから相次いで出ているⅢ号突撃砲のフルインテリアキットがリリースおよびアナウンスされる前に製作されていますから、アミュージングホビー、タコム、ライフィールドモデル、ミニアートの4社の製品ではないと思います。おそらく従来から出ているドラゴンのキットあたりがベースなのかもしれません。

 

 いまは海外の各メーカーから相次いでⅢ号突撃砲のフルインテリアキットが出ていますので、いずれかを買えば誰でもこのような作品が作れる環境になっています。しかし、このNさんの作域のような「作想」の織り込まれた出来栄えで作れる方はまずいらっしゃらないでしょう。Nさんの「作想」とは、Nさんのみが達し得た、前人未到の境地に等しい感覚、情感の世界であるからです。これに比肩し得るモデラーは、私の知る限りでは山田卓司さんだけです。

 

 今回の作品においては展示ケースにも初めて見る工夫が凝らされていました。ケース自体はダイソーで売っているもので、基板に雛壇がつくミニフィギュア陳列用のタイプですが、Nさんはその段差の空間を生かして上図のようにパーツ収納用の引き出しを作り、インテリア展示状態の際に取り外す天板やエンジンフードなどの各パーツをしまっておけるようにしています。
 この工夫には驚かされ、感心させられました。私自身も同じケースを幾つか持っていますが、用途は作品の一時保管用でした。なので、雛壇がつくタイプではなくてフラットな基板のタイプのみを持っています。雛壇タイプは全く使っていなかったのでしたが、今回の作品に接してこういった活用法があることを学びました。

 

 ケースに収納した状態です。雛壇下の引き出しも綺麗におさまっています。ちょっとした工夫で、ダイソーのケースが展示と収納の両機能を兼ねた、博物館の独立展示ケースのミニ版に仕上がっています。こういう工夫をさりげなく実現させてしまう点も、Nさんの「作想」の成せる技でありましょう。

 

 素晴らしい作品の鑑賞後は、三人で夕食に出かけました。梅原屋の脇の路地から南に行ってマリンタワーを望む町営駐車場に出ました。

 

 町営駐車場の一角にある「藤乃屋」さんに向かいました。ちょうど満席に近く、しばらく待機しました。店先で待つNさんとHさん。

 

 この「華さんの学食」、まだ健在なんですね。私も大洗巡礼の初期、2013年か2014年の頃に一度食べに行った記憶があります。巡礼ファンの定番メニューでもありますから、特に新規のファンはみんな食べに行くでしょう。

 

 ぴよたんこと日吉葵のパネルは二代目のものであるようですが、それも退色が進んでいて歳月の長さを思わせます。現時点で新規追加のパネルは、思いつくだけで知波単学園チームの残り9名と継続高校チームのヨウコ、の10名分があると思いますので、またどこかに新規パネル設置店が出るのでしょうか。そういえば玉田のパネルも甘太郎さんから他に移るとか聞きました。

 

 何食べようかな・・・。エビチリあたりは長らく御無沙汰していますね・・・。

 

 ということで、私は上図のエビチリ定食をいただきました。NさんとHさんが模型談義で大いに盛り上がっていましたので、聞き役に徹しておりましたが、そのうちに、どういうわけか職場からの緊急連絡メールが次々に着信するので、時々端末をチェックせざるを得なくなり、話を聞くどころではなくなりました。

 この時私が携行していたタブレットは、私のではなくて職場の大学から教職員に試用配布されたもので、今後のリモート講義や在宅教務や定時および緊急連絡用に援用するべくこの12月から試験的運用に入っていたものでした。運用実験のために常時携行が推奨されていたため、今回の巡礼にも持参するしかなかったのですが、1月以降の試験および休講ローテション、共通テスト、入学試験などの詳細連絡が次々に入ってきたのでした。
 この時期、大学は冬休みで教務も一段落していたため、割合に暇であるのを活かして集中的に試験運用の通信実験を行ったもののようでしたが、なにもこんな夜にやらなくても・・・、というのが私の偽らざる心境でありました。

 なので、水戸の宿へ帰る車内でも、Hさん相手にその件を愚痴っていた記憶があります。くだらない内容だったと思うのですが、Hさんは割と真面目に所見を述べていて、勉強になった部分も少なくありませんでした。色々と博識な方なので、私なんかよりもずっと大学教職員に向いているかもしれません・・・。  (続く)

 


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