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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その2 「楽しい模型店と蕎麦屋です!!」

2022年01月07日 | 大洗巡礼記

 勝田(ひたちなか)の模型店M.S Modelsさんの店内の続きです。ショーケース内のジオラマ作品のなかで印象的だったのが上図の作品でした。戦車は個人的に最も好きなパンターですが、これが貨車に載せられています。いずれもキットが分かりませんでしたが、私自身もガルパン戦車工場のスタジオラマで同じパンターと貨車の組み合わせを楽しんだことがあるので、キットのメーカーも同じじゃないかな、と思いました。
 あと、貨車の塗装状況が興味深かったです。私の作った貨車はまだ未塗装のままで、どんな色を用いてどのように塗装するかが決まっていません。上図の貨車は史実のドイツ軍のそれであるようなので、ガルパン世界の貨車は別のカラーにするのが良いかな、と考えたりしました。

 

 こちらは、最近に発売されたタミヤのⅣ号戦車F型の完成見本です。未塗装のままですが、これはパッションモデルから発売されている「1/35ドイツIV号戦車F型用エッチングセット」(P35-163)を取り付けた見本品であるので、エッチングパーツの組み付け状況が分かり易いように未塗装のままにしてあります。タミヤのⅣ号戦車F型を普通にストレートに組む場合よりも細部にメリハリが出る、という状況がよく分かります。

 

 ミラーモデルズの「ソビエト軍T-20コムソモーレツ牽引トラクター初期型 1937年型/1938年初期タイプ スペシャル・エディション」です。ガルパンではコミック版「フェイズエリカ」にて継続高校チーム隊長トウコが移動用に使用しており、アニメの最終章第4話にも登場するのでは?と囁かれています。
 一応、手元にはホビーボスの1940年型キットがあるのですが、まだ作っていません。アニメの最終章第4話に登場すれば、その仕様にて作るだろうと思いますが、出なかった場合はコミック版「フェイズエリカ」の作中車(1940年型)に合わせて仕上げるでしょう。

 

 奥の商品陳列は天井付近まで高く積み上げられて迫力がありました。見てゆくうちに、他の模型店では豊富に揃っているドラゴン製品が殆ど無く、さらにプラッツ発のガルパン公式キットが全く見当たらない事に気付きました。そして他の模型店では品揃えが少ないタコム、ライフィールドモデル、モンモデル、ボーダーモデル等の中国系メーカーのキットがびっくりするほど豊富にありました。タミヤも一応の数がありましたが、それよりは中国系メーカーのキットのほうが多かったです。あと、ズベズダやミニアート等のロシア圏の製品も豊富にあって、他の模型店とはちょっと違った、独特の品揃えになっていました。

 

 マテリアル類、パーツ類はものすごく豊富にありました。11時過ぎに合流してきたHさんが、モンモデルの「ナット&リベット」を購入していて、自分も欲しくなったので探しに行って見つけられず、Hさんに教えて貰ってやっと商品の位置が分かりました。それほどにものすごく豊富な品揃えだったのでした。話によれば、そういったパーツ類を重点的に仕入れて販売しているとの事でした。

 店内を回っている最中に、従業員の方とここでの取扱いメーカーについて質疑応答した際に、現在扱っていないメーカーの品に関しても交渉可能である、という事を教えられましたので、以前から欲しかったが販路が無くて買えなかった二、三の海外メーカーの製品について問い合わせてみました。すると、すぐにメーカーの公式サイトも探していただき、一度交渉してみましょう、という事になりました。それで、後日メールにて希望する商品とメーカーのリストを送ることになりましたが、こういった親切な対応は、それまで問い合わせた他の模型店では得られなかったので、印象に残りました。

 お話によると、M.S Modelsさんは世界中からAFV関係の模型、ディティールアップパーツ、書籍等を輸入して卸販売を行う会社なので、取引が無い海外メーカーがあれば、一度は必ずあたってみるのが基本方針なのだそうです。だから、公式サイトの取引先一覧に載っていないメーカーがあれば、なるべく交渉する方向であるそうです。今までもそういった方針で運営してきているからこその、ものすごく豊富な品揃えであるわけです。こういった模型店は初めて見ましたので、とにかく感動しました。機会があればまた行きたい、と切に思いました。

 

 その後、昼食の候補として私があらかじめ提案してあった大洗の蕎麦屋「寿多庵」へ連れて行って貰いました。「寿多庵」は「すだあん」と読み、地元ではかなり知られた名店のようですが、Hさんも私も初めてでした。土曜日であったせいか、満席状態に近く、入った後に待機席でしばらく待たされました。が、Hさんと模型談義などで色々と盛り上がっていたので、十数分の待ち時間も気になりませんでした。

 

 席に案内され、二人ともざる蕎麦の定食をいただきました。私のは本山葵付きで頼みましたが、御覧のように自分ですりおろしていただくシステムでした。

 

 大洗でいただく蕎麦は全てが常陸秋蕎麦であると聞いたことがありますが、こちらのお店の蕎麦も同じであったようです。蕎麦の風味の基調が大洗の他の蕎麦屋でいただいたものと共通していました。

 

 この本山葵は地元産なのか取り寄せ品なのかは分かりませんでしたが、近畿のそれとは違って相当の苦味が旨味のなかに含まれて独特の深い辛味を成していました。蕎麦によく合うのみならず、蕎麦湯に溶かすと不思議なことに甘味すら感じられて美味しいものでした。京都や奈良の本山葵とは違うなあ、品種が異なるのかな、と思いました。

 蕎麦屋「寿多庵」の公式サイトはこちら

 

 昼食後、そのまま大洗のアウトレット横の町営駐車場に行きました。そこからは歩いての商店街巡りになりました。
 上図は、今回の三日間お世話になったHさんの愛車です。滅多に見ない銅色系の渋いカラーがとてもインパクトあるものでしたが、さらに各所に大洗校章マークや戦車ネタがさりげなく散りばめられているという、個性的な意匠が見られました。初めて見る要素が多かったので、感心しつつもいちいち指さして質問したのですが、Hさんは気さくにきちんと説明してくれました。筋金入りのガルパンファンであるそうで、車内にも当然のようにガルパン要素が満ちてありました。

 この車に乗せてもらったお蔭で、この日の模型店行きのみならず、翌日の大子行きも大変に楽しい移動となったのは言うまでもありませんでした。  (続く)

 


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2 コメント

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貨車等 (H(^^))
2022-01-07 20:12:29
>ガルパン世界の貨車
一応現代の日本と同じと解釈していますので現有のコンテナ貨車あたりの塗装になるんじゃないかと思います。
そうなると連結器も現在のものにしなくてはいけませんが...

>機会があればまた行きたい
AFVモデラーなら1度は行くべきだと思います。
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Re. 貨車等 (ホシノ)
2022-01-07 23:17:39
>現有のコンテナ貨車あたりの塗装
なるほど、茶色系統でしたかね。当方のは半分オリジナルのガルパン戦車工場の貨車なので、連結器はそのままで、きかんしゃトーマスっぽくカラフルにしようか、という案もあります。(笑)

>AFVモデラーなら1度は行くべきだと思います。
ですね。一応、電車+バス+徒歩でも行ける事が分かりましたので、機会があれば必ず寄ります。通販メインの会社店舗なので、今後は通販利用も多くなるかも。
今回は幾つかの購入希望品のリストも渡しましたので、結果を楽しみに待っております。
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