JR群馬総社駅から南へ歩いて上図のバス停「立石」に行きました。日本中央バスの前橋駅から榛東村の桃泉までを結ぶ路線のバス停です。
その時刻表です。8時58分発の「自上」つまり自衛隊前経由上野田行きに乗る予定でした。
バスは5分遅れてやってきました。この辺りでは3分から5分ぐらいまでの遅延が普通なのだと聞いていましたから、まあこんなもんか、と思いました。地元の京都市の市バスも大体は5分前後遅れますが、慢性的な観光渋滞やオーバーキャパのなかでは5分程度におさまっているほうが凄いと思います。
作中で各務原なでしこ達が乗ったのも同じ日本中央バスの車輌です。車体のデザインが同じですが、行先表示が「桃泉」になっています。前掲の時刻表を見てもらえれば分かると思いますが、桃泉行きのバスは平日の午前と午後の計2便しかありませんので、作中に合わせて同じバスに乗るのはけっこう大変です。
上図の右のコマで、瑞浪絵真のアイコンの上に14:23とありますので、三人は午後の便、実際では14時33分発の便に乗ったことが分かります。原作コミック連載前の取材時の運行ダイヤであったのでしょう。
次の目的地までは12分しかかかりませんでした。
上図のバス停「下新井」で9時15分に降りました。運賃は320円でした。下車後に走り去るバスの後姿を撮りました。
バス停から約100メートルほど歩いて、上図のスーパーマーケットへと向かいました。
群馬県前橋市に本社を置き、群馬県下を中心として栃木県、埼玉県に51ヶ所のスーパーマーケットを展開する「フレッセイ」の榛東新井店です。このお店が、各務原なでしこ達が立ち寄ってキャンプの料理用の食材を調達したところです。キャンプ場に最も近いスーパーマーケットは、実際にもここしかありません。
ここから先、キャンプ場までの地域にはコンビニすら見かけませんでしたから、聖地巡礼での必要品たとえば弁当とか飲み物とかも、ここで買っておこうかと考えました。
作中のアングルで撮ってみました。
作中では店舗看板名が「フレッシュ シントウ」となっています。榛東村に所在することがよく分かりますので、店舗の特定はすぐに出来ました。榛東村に所在するスーパーマーケットはここしかないからです。
下のコマの焼き鳥の移動販売車の場所もすぐに分かりました。
この場所です。作中そのままですね。後で店舗の従業員の方に、移動販売の車が入る場所は決まっていて、焼き鳥とかクレープとかの販売車が週一、土日に入るのです、と教えていただきました。
私自身も以前にスーパーマーケットで勤務した経験がありますので、移動販売に関してのルールとかはどこでも同じだな、と納得しました。 (続く)