気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

コアラの森学園 センチネルAC1 作ります!! その2

2024年08月05日 | ガルパン模型制作記

 組み立てに先立ち、全てのパーツの整形および洗浄を行ないました。ガレージキットの常で、全部のパーツにバリやランナーが付いたままなので、ひとつひとつ順番にバリなどを削り取り、それを中性洗剤を混ぜたぬるま湯で洗い、乾かすという工程を繰り返しました。地味に根気が要りました。

 

 最も大変だったのが、上図の車体上部パーツの整形でした。バリがあちこちに付いていて厚みもあり、ナイフでは削れないのでニッパーで切り離したりしました。

 

 全てのパーツの整形および洗浄に約一時間を要しました。車輪の一部に欠けや不良がみられましたが、パテなどで補修しました。

 

 組み立てに取り掛かりました。Aは起動輪の組み立て、BとCは左右のサスペンションと転輪の組み立て、Dは誘導輪の組み立てです。

 

 Aの起動輪は、片側に欠けがあり、またヒビが入っているパーツもあったため、仮に組み立てたところ、割れてしまいました。仕方が無いので、形状がよく似たアスカモデルのM4シリーズの起動輪に置き換えることにしました。

 

 Dの誘導輪は左右とも転輪が歪んでいて、お湯につけても治らないため、見えない内側を少し削るなどの調整を行いました。上図の二つのパーツのはめ合わせもキツく、双方をヤスリで少しずつ削りながらはめ込みました。

 

 BおよびCのサスペンションの組み立てが最も手間取りました。半数のパーツに歪みがあって、お湯で戻したりヤスリがけしたりして、はめ合わせがキチンとなるまで調整しました。

 

 転輪も大半がカッチリとはまらず、多くは軸棒が欠けているのが理由でした。それで真鍮線で軸棒をこさえて転輪に仕込み、なんとかサスペンションに組み入れました。

 

 かくして車輪類がなんとか仕上がりました。もしかしてこれらの組み立てが今回のキットのヤマ場かな、と思いましたが、実際には違いました。ガレージキットの製作には色々と苦労がつきまといますが、今回のキットも例にもれませんでした。  (続く)

 

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コアラの森学園 センチネルAC1 作ります!! その1

2024年08月05日 | ガルパン模型制作記

 私のガルパン戦車プラモデル製作の2023年度の目標の一つに、アニメ本編の最終章に登場した16チームの車輌全てを再現する、というのがありました。2023年5月時点で、まだ未製作のチーム車輛が2種類ありました。ヨーグルト学園の38t戦車とコアラの森学園のセンチネルAC1でした。

 制作順ではヨーグルト学園の38t戦車が先で7月から作り始めましたが、これはフルインテリアキットであったために手間取って制作期間が延び、9月に作り始めて並行製作していたコアラの森学園のセンチネルAC1のほうが先に完成しました。
 それで、製作レポートもコアラの森学園のセンチネルAC1のほうを先に綴ることにしました。上図は、御存知コアラ隊長と副隊長の蕨です。

 

 これがコアラの森学園のセンチネルAC1です。劇中ではこのワンシーンのみで、しかも手描きっぽい描画でした。3輌が見えますが同じ車輛で、いずれも砲塔と車体上部のみが見える程度でした。迷彩パターンがそれぞれに異なっていました。

 

 月刊戦車道などの公式設定資料類のほうでは、上図の3D描画らしいタッチの車輌が描かれ、足回りも含めて側面観の全てが明らかになっています。劇中のワンシーンでは見えなかった砲塔背面部および車体背面部の様子もうかがえます。
 今回の製作にあたっては、この画像を第一の資料として参考にしました。

 

 こちらもガルパン公式設定資料の一種、確か「お疲れさんでした」とか何とかの名だったと思いますが、その案内広告画像にも、3D描画らしいタッチの車輌が見えます。

 

 こちらは車体前面部の様子が分かるので、これも参考にしました。ガルパン仕様独自の部分も幾つか見えますが、車体カラーの配色が劇中車と異なっています。それで、カラーは気にせずに迷彩パターンのほうを参考にしました。

 

 さらに、イギリスのボービントン戦車博物館に貸与されて展示されている現存実車の画像をネットで見つけましたので、これらも参考にしました。劇中車とは細部において色々異なっていますので、これが劇中車のモデルではないようです。

 

 現存実車の画像で最も参考になったのは、上図の斜め後ろからのアングルでした。月刊戦車道などの公式設定資料類の画像では全容がみえない背面部や予備履帯の装着状況、車体後部左右の防護板などがよく分かるからです。

 

 使用キットは、アメリカのコマンダーモデルのガレージキットでした。プラモデルは現時点でどこのメーカーからも出ておらず、ガレージキットも昔はクロムウェル製品など幾つかあったようですが、2023年時点で入手可能なのは上図のコマンダーモデルの製品のみでした。

 

 説明書です。英語ですので、普通に読みましたが、内容が簡素すぎてキット製作に必要な情報量に満たなかったため、ネットでもセンチネルAC1の記事を探して情報を補完しました。

 

 パーツのリストです。今回のガレージキットは割とパーツの不良が少なく、予備も多めに入っていましたので、不足分は発生しませんでした。

 

 こちらはエッチングパーツの図面です。劇中車ではこれらのエッチングパーツが一切不要で、Jのライトガードのみサイズが異なるので、他のエッチング板の切れ端をカットして使いました。

 

 組み立てガイドの図は必要最低限でしたので、部分によっては組み付け方が分からないこともあり、現存実車の画像を参考にして仮組みから行って間違わないように注意しました。

 

 中身です。車体は7つのパーツ、砲塔は3つのパーツで大体の形が出来上がるようでした。足回りのパーツなどが袋にまとめてあり、そちらは細かいものもあり、ごく一部には欠け等の不良がみられました。
 これらのパーツのバリなどをカットして取り除くのが、今回の最初の作業でした。  (続く)

 

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