気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

コアラの森学園 センチネルAC1 作ります!! その4

2024年08月09日 | ガルパン模型制作記

 砲塔が仕上がったので、車体の組み立てに進みました。

 

 組み立てに先立ち、パーツの合いを再確認しました。最初の整形作業でそれぞれのパーツを念入りにメンテナンスしていますが、僅かに歪みが残るパーツもあったので、合わせる際に瞬間接着剤で強引につける箇所をチェックしておきました。

 

 左右のフェンダーのパーツです。これらを劇中車の仕様に直します。フェンダーの前方部に縦に二本のリブが通りますが、劇中車にはリブがありません。

 

 さらにフェンダーの後方部には、雑具箱や燃料缶などの装備品類の固定枠とみられるものが左に2つ、右に1つモールドされていますが、劇中車にはありません。

 

 御覧の通りです。フェンダー前方部の二本のリブ、後方部の固定枠がありません。これらは劇中車独自の特徴であるようです。

 

 劇中車の仕様に合わせた後の左右フェンダーです。前方部の二本のリブは削り取り、後方部の左側の2つの固定枠も削り取りました。

 

 ただし、劇中車の画像では見えない後方部の右側の固定枠はそのまま残しました。ボービントン戦車博物館への貸与展示実車にも、この位置の固定枠だけが見られるからです。

 

 全てのパーツを組み合わせました。歪みの残る部分は瞬間接着剤で強引に繋ぎました。

 

 続いて各所の部品を取り付けました。これらはガイドの指示通りに取り付けました。

 

 作業中の状態です。左右のボックス以外は取り付けています。

 

 ここでガルパン仕様への改造工作を行ないました。上図のフェンダー上の一番目のステーの位置を前にずらします。

 

 劇中車においてはやや前にステーが位置しています。車体側面の小ハッチの真下にあたりますので分かり易いです。

 

 ステーを丁寧に削り取りまして・・・。

 

 位置をずらして接着しました。反対側のステーも同じように移設しました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コアラの森学園 センチネルAC1 作ります!! その3

2024年08月09日 | ガルパン模型制作記

 足回りの組み立てが終わったので、砲塔の組み立てに進みました。今回のコマンダーモデルの組み立てガイド図は番号がふってなくて、ページをめくって次の図へ進むという形でした。

 

 砲塔関連のパーツ類です。これらの整形にも相当の時間を費やしました。砲塔の上下のパーツすらピッタリ合わず、各所に隙間があったり、妙な凸凹があったりで、削ったりパテ盛りしたりの修正を重ねました。

 上図の下の真ん中にある黄色のパーツは、キットには無かった砲塔用ライトのパーツで、ジャンクより探してきたものです。

 

 この黄矢印のライトです。劇中車の仕様は今回のキットと若干異なっており、改造や追加工作が必要となります。

 センチネルAC1は、史実においては65輌が生産され、試作型、量産型、改修型の3タイプがあったとされています。実車の写真や図面等で比較してみますと、どうやら劇中車は改修型にあたるようです。左右フェンダー上の装備品固定枠が無い、フェンダーの一番目のステーの位置が前寄り、後部エンジンフードの左右通気口が跳弾板で保護されている、砲塔天面前方のスリットが無い、などの特徴があり、これは先に紹介したボービントン戦車博物館への貸与展示実車と同じです。

 

 主兵装のオードナンスQF2ポンド砲のパーツです。御覧のとおり曲がっており、砲身がやや細い感じでした。お湯につけても真っ直ぐに戻らず、そのままでは使えませんので、作りなおすことにしました。

 

 ジャンクにあった2ポンド砲クルーセットのパーツから砲身をもってきて置き換えました。幅広のマスキングテープを巻いて段差も付けました。

 

 まあ、こんなもんでしょうか。

 

 続いて、砲塔天面前方の段差にみえるスリットを消すべく、パテで埋めました。

 

 スリットの後方に跳弾板とみられる棒状の突起があります。これは量産型や改修型に見られる特徴のひとつですが、劇中車では省かれているようで見られません。

 

 御覧のように、段差面もスリットも跳弾板も見られません。ガルパンでは手描きっぽい図でワンシーンのみの登場で全容が分かるアングルではありませんでしたから、その後に公式設定資料類に載せられた上図の画像などで初めて判明した点は少なくありません。

 

 削りに削り、ひたすらヤスって、砲塔天面前方部の整形が終わりました。

 

 砲塔の表面全体を紙ヤスリでくまなく磨きました。表面に残る離型剤をはぎ落す意味もありました。

 

 続いて各所の細かいパーツを取り付けながら、表面に流し込み接着剤をハケで薄く塗り伸ばして、ヤスリがけ後の細かいキズ痕を溶かして消しました。
 キューボラのハッチのパーツは薄くて割れてしまいましたので、アスカモデルの英軍系パーツ類から良く似たハッチのパーツを探し出して代用しました。

 

 かくして砲塔もなんとか仕上がりました。なるべく劇中車の状態に近づけるべく、あちこち削り、パテを盛り、ひたすらヤスって形状を整えていった結果ですが、それでもあんまり綺麗な状態には至りませんでした。改めて自身の腕の未熟さを痛感した次第でした。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする