気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

嵯峨野観光鉄道に行きました 上

2024年08月18日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 2024年8月12日の朝食時に、嫁さんが「嵯峨野観光鉄道に乗りに行きましょう」と言い出しました。去る10日の大和鉄道まつりの嵯峨野観光鉄道の出展ブースで嫁さんが乗り方などを色々聞いて資料も貰っていたので、いずれ乗りに行くんだろうな、とは予想していましたが、その二日後に行くとは思いもよりませんでした。

 嫁さんも私も盆休みの期間中でしたので「行くなら今でしょ、暑すぎるから観光客も少ないほうだと思うからチャンスかも」というのが嫁さんの言い分でした。それに抗うだけの度胸も気力も無かったので、言われるままにお供しました。朝食後に支度して出発、地下鉄で二条まで行き、JR嵯峨野線に乗り換えて上図の嵯峨嵐山駅で降りました。家から約40分で着きました。

 

 二条駅から乗って来た普通列車の223系です。最近は鉄道ファンになっている嫁さんですから、しっかりスマホで撮って車番もメモし、行先表示もチェックしていました。

 去年の6月から私がNゲージにも熱中し出したのに合わせるように、嫁さんも8月ぐらいからハマり出して、自身の故郷である丹波の山陰線をジオラマで作ると言い出して「山陰線Nゲージ計画」なるものを立ち上げ、ものすごく綿密な計画表と車輌リストを作成し、それに沿って数日前からヤフオクで該当車輌を検索してはガンガン安値で落札しまくっていましたが、そのなかにこの223系のセットも含まれていました。

 

 JR嵯峨嵐山駅の西に隣接する、嵯峨野観光鉄道の本社社屋でもあるトロッコ嵯峨駅のレンガ造りの駅舎です。

 

 その看板を嫁さんが指差して「英語の下に中国語の表記が二つも並んでるんですけど・・・」と私を振り返りました。中国語には、若い人や子供が覚えやすいように漢字の画数を減らして簡略化した「簡体字」の文体もあって、本来の表記と並べて「簡体字」の文体を表記するケースが本国でも一般的になっているから・・・と説明しておきました。

 昔、昭和62年に中国に留学していた頃はまだ「簡体字」が教育現場でも普及していなかったようで、「簡体字」で書いても話が通じなかった経験がしょっちゅうでしたが、今では「簡体字」のほうを中国人も用いるようになっていると聞きます。京都市内の観光施設などで見かける中国語表記の大半も「簡体字」で示されています。

 

 切符は嫁さんがあらかじめネットで予約していたので、受付の係員にスマホの予約画面を見せて確認するだけで事足りました。改札口を通る際にスマホの画面を提示して下さい、との事でした。

 我々が乗るトロッコ列車の時刻は11時2分でしたが、それまでに50分の待ち時間があったので、それまで付属施設の「ジオラマJAPAN」と「19世紀ホール」を見て回りましょう、となりました。

 「ジオラマJAPAN」は駅舎内の西側にあり、内部にはHOゲージの日本最大級のジオラマがあって運転体験も出来るということでしたが、私たちはNゲージ派なので、「ジオラマJAPAN」へは入らず、その前に置いてあるNゲージのジオラマを見に行きました。

 

 そのNゲージのジオラマです。なかなか大きなもので、お金を入れて運転体験も出来ます。数人の子供たちがめいめいにコントローラーにかじりついていましたが、私たちはジオラマの各所の造りを観察するほうに興味がありました。

 

 嫁さんが「こういうの、こういう駅とか街並みが作りたいんですよ」と指さしていた、古い駅舎と町並みの部分です。説明によると昭和の山陰線の景色をイメージしているそうで、嫁さんの「山陰線Nゲージ計画」の参考資料としてはピッタリでした。

 駅には貨物用の側線が一本ついていて、似たようなレイアウトの駅としては八木駅が挙げられます。駅舎や駅前の町並みの雰囲気は千代川駅に似ています。嫁さんは生まれが園部で、小学校入学前に亀岡に引っ越し、最寄の駅は並河駅であったそうですが、「山陰線Nゲージ計画」で作りたいメインの駅は亀岡駅だそうです。

 

 次いで注目していたのが、上図の川の表現でした。「大堰川も、こんな感じで作ったらよいのかな」とスマホを近づけていました。嫁さんが並河に住んでいた頃は、部屋の窓から大堰川の流れが見えたそうです。

 

「この山の部分、木とか挿してないですねー」
「これはプランツとかスポンジをちぎって山肌に貼り付けてる感じやね」
「木の幹とか並ぶって景色じゃないですねえ、モコモコとしてる感じ」
「そうやね」

 

 ジオラマの三分の一は上図のように都会風に作ってあって建物もビルが殆どでした。京都市内がモデルなのでしょうか。
「こういう景色作ろうと思ったら、高いストラクチャーいっぱい買わないとあきませんねー」と嫁さん。

 

 「街並み作るなら、こういう感じの古いタイプの民家が立ち並ぶ景色のほうがいいですね」と嫁さん。この種の古民家などの建物のストラクチャーはプラ製だけでなく木製やペーパーのキットも色々出ていますので、色々な素材でチャレンジングに作りたいという嫁さんには向いているのかもしれません。

 私のほうは大井川鐡道や天竜浜名湖鉄道の田舎や山林内の景色がメインになるので、ストラクチャーはあまり必要がありませんが、木や植物の素材のほうが膨大な量で必要になるでしょう。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする