気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

奈良鉄道まつり2024夏に行きました

2024年08月02日 | その他

 去る7月6日、上図の奈良鉄道まつり2024に行ってきました。同じ元奈良県民でサークルの鉄道仲間の川本氏が「奈良は鉄道関連のイベントも盛んにやっとる、今年は3回もあるんで、どれか行ってみ?」と教えてくれたからでした。

 それまでは、迂闊にも故郷の奈良でそういうイベントがあることを知りませんでした。鉄道まつりとはどのようなイベントか、を知るいい機会だ、と考えて出かけました。

 

 久しぶりの平城宮跡歴史公園。朱雀大路の広さが懐かしくてホッとしました。やっぱり、ふるさとは良いです。

 

 平城宮の南の正門である朱雀門。平成10年復原完了。奈良市民だった頃は、この門を毎日の朝夕に近鉄電車の車窓から眺めていたものです。平成22年には大極殿も復原されて、天平時代華やかなりし頃の景観がリアルに感じられるようになりました。
 令和4年には大極殿院の正門である大極門が復原完了し、現在はその隣の東楼の復原への準備が進行中です。

 

 その平城宮跡歴史公園の南西側、観光交流施設群のなかにある上図の建物が、今回の奈良鉄道まつり2024の会場でありました。

 

 観光交流施設群は4つの建物から成ります。カフェレストランにあたる「天平うまし館」、休憩所にあたる「天平みつき館」、遺跡展望所である「天平みはらし館」、修学旅行や団体客向けの集合スペース、休憩スペースにあたる「天平つどい館」がありますが、今回の奈良鉄道まつり2024の会場になったのは「天平みつき館」でした。

 

 鉄道まつりイベントでは、大抵の場合プラレールや鉄道模型の体験運転が出来るコーナーがあるため、どこでも子供や家族連れが多いと聞いていましたが、実際に来場客の八割ほどが子供や家族連れでした。子供の歓声ばかりで、なかなか賑やかでした。これ、子供向けのイベントと違うのか、と思ったりしました。

 

 川本氏に教えられた通り、鉄道模型のブースへ行って、NゲージやNゲージジオラマの製作および販売を行なっていた奈良市の出展者に挨拶しました。上図のようなNゲージのジオラマ線路を製作しておられる方です。

 この方が製作されている製品は、京都では西大路のボークスで扱っています。数日前にメールでやり取りして、そのことを教えていただきましたので、一度ボークスへ行って実物を見、買いました。
 今回はそれらのジオラマ線路をどうやって作っておられるのか、そのことも直接伺いたくてこのイベント会場に行ったわけでした。

 

 お互いに奈良の人で、私の元住所とも近いため、すぐに打ち解けて色々話をうかがいました。私が以前に制作した大井川鐡道の千頭駅と井川駅の写真も見せて、駅の作り方やジオラマのコツなどを様々に御教示いただきました。
 
 上図は最新の製作である、情景線路の郊外の駅、だそうで、既存のストラクチャー製品も色々改造して使用しつつ、実際にありそうな都市近郊の電化路線の駅を表現した、ということです。

 

 この駅は、ホームが長いため、上図のように中央でベースを分割してあり、収納しやすいようになっていました。こういった分割式のモジュールを作る場合のポイント、注意点などを教えていただきました。

 私自身も、今後のNゲージジオラマ製作にて、大井川鐡道や天竜浜名湖鉄道の駅を作りたいと考えているのですが、小さな棒線の無人駅はともかく、交換可能で側線もある大きな駅になると、どうしてもモジュールを分割式にしないと作れないだろう、と考えています。

 それで、プロの方が作られるこうした作品は、見ていて非常に参考になります。先方も大井川鉄道にはよく撮影に行ったそうで、その際に青部駅付近で撮影されたC11形190号機の写真なども販売していましたので、幾つか買わせていただきました。

 

 さらに、注文を受けての駅やレイアウトの製作も行っておられるそうですので、上図の作品を参考にしながら、大井川鐡道の駅のいずれかのジオラマを作っていただけるかどうかを相談しました。先方は井川線には行ったことが無いそうですので、本線のほうの駅の候補を挙げて検討していただくことになりました。

 それで、8月に奈良で行われる「大和鉄道まつり2024」にも出店されるということなので、ではそのときにまた会いましょう、となりました。その際にジオラマ注文製作の可否、可であればどの駅にするかを相談することに決まりました。

 

 ということで、様々な学びと知見を得た、初めての鉄道イベント体験となりました。会場を辞して外の園池の遣唐使船レプリカを眺めつつ、次は8月の「大和鉄道まつり2024」だな、と思いました。

 今回の「奈良鉄道まつり2024」は奈良で開かれる地域イベントの一種で、子供たちの遊び場みたいな感じでしたが、「大和鉄道まつり2024」は全国各地を巡回している鉄道ファン向けの大型イベントなので、中身は全然違う、との事でした。全国から多くの鉄道事業者や企業、業者が出展し、有名な鉄道アイドルやタレントも出演するそうです。

 それで、これは嫁さんと一緒に行こう、と決めました。楽しみです。

 

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