塗装後の組み立てのラストは、窓ガラスや前照灯レンズなどのクリアパーツの取り付けでした。つや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げた後に、クリアパーツを取り付けました。上図は幌の背面の窓ガラスを取り付けたところです。
幌の側面はドア部の上端と側面窓を劇中車に合わせて改造しましたが、側面窓の窓ガラスのパーツはそのまま使用出来ました。
前照灯のレンズをウェーブのアイズのパーツを利用して取り付けました。劇中車の前照灯のレンズは大きめに見えますので、その感じになるべく合わせてみました。
幌をはめ込みました。接着せずに取り外し自在としています。幌の畳んだ状態のパーツもありますから、差し替えるとオープンカーの状態になります。
予備車輪は、劇中車は未装備なので不要でしたが、予備車輪を載せる場合はダボに差し込むだけなので、いちおう別に予備車輪も作って保管しました。車体後部に予備車輪の留め具が3つありますが、実車でもそれらしき円筒状の留め金具がありますから、そのままにしておきました。
斜めからのアングル。
側面観。
斜め背後より。
正面観。ラジエター中央の知波単学園校章がけっこう目立っています。
以上で、知波単学園チームの九五式小型乗用車(福田車)が完成しました。製作期間は、2021年10月10日から10月22日までの計12日でした。組み立てに5日、塗装および塗装後の組み立てに2日かかりました。
ガルパンの九五式小型乗用車は、幌を展開した状態での姿で登場する「お好み焼き道」脇の駐車シーンが唯一の劇中画であるため、適応キットはピットロードの製品一択となります。ガルパン仕様への改造も簡単なものばかりで、製作は楽でした。
九五式小型乗用車のキットはファインモールドからも出ていますが、幌の展開パーツがありませんので、ファインモールドのキットを使う場合は展開状態の幌を自作するか、ピットロードのパーツをもってくるかのいずれかになります。