朝のストレッチはどうにか出来たが、午前中、隠し砦に散歩に出かける頃から小雨になり、1日降ったり止んだりの不安定な天気となった。午後、散歩がてら図書館に行くと、今日から学習室が解禁となったことを知らされた。徐々にではあるが日常が戻りつつあるのを実感した。ところが都内ではコロナ感染者が4日連続で50人超増えているというので、何時また外出自粛が求められるか心配になる。昨夜から使い慣れたWindows7のキーが不具合を起こしていて、不慣れなmacを使ってこのブログを書いている。新聞によると1日発表の6月の日銀短観で大企業・製造業の景気感を示す業況判断指数(DI)は前回3月調査から20P悪化しマイナス34に落ち込んだリーマン・ショック後の2009年6月調査(マイナス48)以来。11年ぶりの低水準となった。短観のDIは最近の景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指数。大企業・製造業のDIの悪化は6期連続で、悪化幅は09年3月(34P悪化)以来の大きさ。業種別では世界各国で外出禁止や自粛が広がった影響で需要が消失した「自動車」が55P悪化してマイナス72で09年6月(マイナス79)以来の低水準。「鉄鋼」は43P悪化のマイナス58、「造船・重機等」は17P悪化のマイナス46だ。営業活動の休止や縮小に追い込まれた非製造業は大幅に悪化した。「宿泊・飲食サービス」が32P悪化してマイナス91となり、全業種最も低い水準だった。遊園地など「対個人サービス」は64P悪化のマイナス70。宿泊、飲食、対個人サービスともに過去最低の水準となっている。
<香港国安法成立>
欧米から、香港の高度な自治が認められているとして批判されていた香港国安法成立した。香港では抗議運動が1日夜まで続いたが香港警察は住民約370人を違法集会などの容疑で拘束し、うち、15歳の少女を含む男女10人を「香港独立」と書いた旗を所持したとして、早速「国家安全維持法」違反容疑で逮捕したという。中国軍の香港駐留部隊も1日夜、国安法の施行を「断固支持する」との声明を出した。
<長江流域豪雨被害>
新聞によると中国南西部などで記録的な豪雨が続き、被災者は1200万人を超えているという。
28日までに広東省、湖南省、江西省、重慶市など13省(自治区・直轄市)に及んで、1216万人が被災した。直接的な経済損失は257億元(約3890億円)という。(政府は7月末時点で経済損失は1444億元(約2兆1700億円)という)
長江上流の重慶市では22日、河川が氾濫して土砂が住居や店舗に入り込むなどし、約72万9000人が避難。四川省カンゼ・チベット族自治州では13カ所で土石流が発生し、発電所が崩壊した。
一部メディアが「約80年ぶりの洪水」と報じるなか、警戒されているのが三峡ダムだ。長江流域の湖北省にある世界最大級の水力発電ダム「三峡ダム」の水位が一時、警戒水位を上回る事態となっているという。
三峡ダムは1993年1月に着工、20009年に竣工(しゅんこう)した。堤高185m、貯水池容量は393億立方メートル、年間流出量は4510億立方メートルと、日本全土の河川流出量に相当する。数十年前、近所の人達とツアーを組んで2回ほど長江クルーズを行った際、建設中の巨大な三峡ダムに驚かされたことを思い出した。長江流域の6月1日から7月28日なでの平均降水量は平年同期より5割多く、統計を取り始めた1961年以降で最多という。長江流域を中心に27省市・自治区で延べ5481万人が被災し、死者・行方不明は158人という。浸水などの被害を受けた農地面積は、すでに日本の北海道の6割に相当する528万㌶の上る。5月は前年比マイナス8・5%の値下がり傾向だった生鮮野菜は6月に4.2%の上昇となった。養豚場の被害が大きく、供給拡大策で値下がり傾向だった価格が、横ばいに転じた。中国が世界最大級と誇る長江中流の「三峡ダム」の水位は、警戒の目安とされる145㍍を上回る状態が続き、30日時点で約162㍍に達した。増水の圧力を受けダム本体が変形したとの指摘もあるが新華社通信は今月中旬、ダムの変形について「正常の範囲内だ」と伝え、設計上の想定内だとして一部にある決壊への懸念を否定した。習政権は「農村の貧困完全解消」という公約を掲げていて、今年が目標の最終年だが、新型コロナウイルス流行からの経済復興は途上で、水害被害への対応も急務だ。感染対策で制限された国内の団体旅行は7月中旬から再開されが観光地も多い中南部で「旅行業の回復は遅れる可能性がある」と指摘されている。
8.22、三峡ダムは大丈夫なのか-。中国四川省など長江上流域の各地で大雨が続き、中流の湖北省にある世界最大級の「三峡ダム」に流れ込む水量が20日朝、過去最大規模の毎秒7万5000立方メートルに達した。中国の歴代王朝の末期には、大洪水が発生して、疫病が蔓延(まんえん)し、多くの死者が出ている。習近平国家主席と李克強首相は今週、豪雨災害の被災地を視察したが、危機感を募らせているのか。
中国では6月以降、長江流域を中心に豪雨による洪水が相次いでおり、被災者は5000万人を超えているという。四川省に隣接する重慶市でも19~20日、市街地で冠水が起きた。 こうしたなか、三峡ダムが注目されている。中国水利省によると、流れ込む水量は、19日の毎秒7万2000立方メートルから、1日で同3000立方メートルも増えた。琵琶湖の約1・7倍という面積の同ダムの決壊を懸念する声もある。放水量を増やしており、下流域に影響が出る恐れがある。
一方、ダム上流の重慶市は一部地域で19日から冠水が続いた。運行中のバスが浸水し、乗客が座席の上に立って避難する騒ぎもあった。
中国メディアによると、習主席は18~19日に安徽省の被災地を視察。救助活動中に亡くなった消防隊員らの遺族や被災者を慰問した。今回の災害で習氏の視察が伝えられたのは初。20日には同省で軍幹部を集めた会議に出席し、復興支援の徹底を指示した。 また、中国政府によると、李首相は20日、重慶市郊外を訪れ、被害を受けた農地や家屋を視察した。村民約8000人全員が被災、人の背の高さほど屋内浸水したという。
<香港国安法成立>
欧米から、香港の高度な自治が認められているとして批判されていた香港国安法成立した。香港では抗議運動が1日夜まで続いたが香港警察は住民約370人を違法集会などの容疑で拘束し、うち、15歳の少女を含む男女10人を「香港独立」と書いた旗を所持したとして、早速「国家安全維持法」違反容疑で逮捕したという。中国軍の香港駐留部隊も1日夜、国安法の施行を「断固支持する」との声明を出した。
<長江流域豪雨被害>
新聞によると中国南西部などで記録的な豪雨が続き、被災者は1200万人を超えているという。
28日までに広東省、湖南省、江西省、重慶市など13省(自治区・直轄市)に及んで、1216万人が被災した。直接的な経済損失は257億元(約3890億円)という。(政府は7月末時点で経済損失は1444億元(約2兆1700億円)という)
長江上流の重慶市では22日、河川が氾濫して土砂が住居や店舗に入り込むなどし、約72万9000人が避難。四川省カンゼ・チベット族自治州では13カ所で土石流が発生し、発電所が崩壊した。
一部メディアが「約80年ぶりの洪水」と報じるなか、警戒されているのが三峡ダムだ。長江流域の湖北省にある世界最大級の水力発電ダム「三峡ダム」の水位が一時、警戒水位を上回る事態となっているという。
三峡ダムは1993年1月に着工、20009年に竣工(しゅんこう)した。堤高185m、貯水池容量は393億立方メートル、年間流出量は4510億立方メートルと、日本全土の河川流出量に相当する。数十年前、近所の人達とツアーを組んで2回ほど長江クルーズを行った際、建設中の巨大な三峡ダムに驚かされたことを思い出した。長江流域の6月1日から7月28日なでの平均降水量は平年同期より5割多く、統計を取り始めた1961年以降で最多という。長江流域を中心に27省市・自治区で延べ5481万人が被災し、死者・行方不明は158人という。浸水などの被害を受けた農地面積は、すでに日本の北海道の6割に相当する528万㌶の上る。5月は前年比マイナス8・5%の値下がり傾向だった生鮮野菜は6月に4.2%の上昇となった。養豚場の被害が大きく、供給拡大策で値下がり傾向だった価格が、横ばいに転じた。中国が世界最大級と誇る長江中流の「三峡ダム」の水位は、警戒の目安とされる145㍍を上回る状態が続き、30日時点で約162㍍に達した。増水の圧力を受けダム本体が変形したとの指摘もあるが新華社通信は今月中旬、ダムの変形について「正常の範囲内だ」と伝え、設計上の想定内だとして一部にある決壊への懸念を否定した。習政権は「農村の貧困完全解消」という公約を掲げていて、今年が目標の最終年だが、新型コロナウイルス流行からの経済復興は途上で、水害被害への対応も急務だ。感染対策で制限された国内の団体旅行は7月中旬から再開されが観光地も多い中南部で「旅行業の回復は遅れる可能性がある」と指摘されている。
8.22、三峡ダムは大丈夫なのか-。中国四川省など長江上流域の各地で大雨が続き、中流の湖北省にある世界最大級の「三峡ダム」に流れ込む水量が20日朝、過去最大規模の毎秒7万5000立方メートルに達した。中国の歴代王朝の末期には、大洪水が発生して、疫病が蔓延(まんえん)し、多くの死者が出ている。習近平国家主席と李克強首相は今週、豪雨災害の被災地を視察したが、危機感を募らせているのか。
中国では6月以降、長江流域を中心に豪雨による洪水が相次いでおり、被災者は5000万人を超えているという。四川省に隣接する重慶市でも19~20日、市街地で冠水が起きた。 こうしたなか、三峡ダムが注目されている。中国水利省によると、流れ込む水量は、19日の毎秒7万2000立方メートルから、1日で同3000立方メートルも増えた。琵琶湖の約1・7倍という面積の同ダムの決壊を懸念する声もある。放水量を増やしており、下流域に影響が出る恐れがある。
一方、ダム上流の重慶市は一部地域で19日から冠水が続いた。運行中のバスが浸水し、乗客が座席の上に立って避難する騒ぎもあった。
中国メディアによると、習主席は18~19日に安徽省の被災地を視察。救助活動中に亡くなった消防隊員らの遺族や被災者を慰問した。今回の災害で習氏の視察が伝えられたのは初。20日には同省で軍幹部を集めた会議に出席し、復興支援の徹底を指示した。 また、中国政府によると、李首相は20日、重慶市郊外を訪れ、被害を受けた農地や家屋を視察した。村民約8000人全員が被災、人の背の高さほど屋内浸水したという。