『Numero』 NO.66で見つけた写真家Mathias Vriensによる70代風の大胆 2010-07-29 | ファッション写真 『Numero 66』 写真・Mathias Vriens モデル・Michelle buswell
Marcus Ohlssonのブロンド・シリーズ 『Harper's Bazaar UK 』 2010-07-28 | ファッション写真 『In the Bedroom』 掲載誌『Harper's Bazaar UK December 2009』モデル Michaela Hlavackova
写真家M・Ohlssonによる、簾越しに見るモデルの肩と背中とブロンドヘア そして視線の外し方 2010-07-28 | ファッション写真 雑誌は『Velvet Magazine-May2009』写真はMarcus Ohlsson モデルはIekeliene Stange
写真家Marcus Ohlssonによるアフロ・ブロンドと荒野のダイナミズム 2010-07-23 | ファッション写真 前回に引き続きMarcus Ohlssonの写真より。 モデル・Ragnhild Jevne 掲載誌・『Velvet Magazine April 2010』
写真家テリー・リチャードソンによる映画『コールガール』ファッション2010 2010-07-10 | ファッション写真 「purple magazine」ほかで人気の奇人フォトグラファー、テリー・リチャードソン。彼の父親ボブ・リチャードソンは、60~70年代にファッション誌で映画的な物語性を持つ一連の写真で一時代を築いた。テリーのこの写真は1971年のニューヨーク映画『コールガール』からインスパイアされた2010年版ニューヨーク・ファッション。闇の映像が印象的な映画とは真逆の世界で、テリーとしてごく真っ当な仕事である。 モデルは、最近よく見かけるFreja Beha Erichsen。サングラスをかけると映画の女優ジェーン・フォンダによく似ている。掲載誌は「Vogue Nippon August 2010」。僕にとってファッション写真の楽しみは意外なところで“映画ネタ”を発見することである。
モデル・Natalia Vodianovaの“白いゴースト” 2010-06-25 | ファッション写真 「Vouge China」2010Mayに掲載。 写真家はPatrick Demarchelier、モデルはNatalia Vodianova。 ナタリアがいつもとは違う表情。なんとなく中国風で夢遊病的な風情で佇む。
モデルASHLEY SMITHと写真家CHRISTOPHE RIHETのセクシーなフォトモンタージュ 2010-06-22 | ファッション写真 「TANK」誌2010/SUMMERより。 モデルはASHLEY SMITH。写真家はCHRISTPHE RIHET。 金髪の黄と白い肌の幻想写真。 女らしい脂肪と筋肉のバランスのが縁取るのは黒。 赤いドレスのスカートさばきと静止した「舞い」。 バストの豊満を際立たせるカルバン・クライン。 唇から覗くすいた歯。縦に影が入る腹筋に官能。 ASHLEY SMITHのストリップ演技をサイレントのスローモーションの如く捉える。。 CHRISTPHE RIHETはやや陳腐ともいえるモンタージュを駆使し、 情熱的でかつクールなフォト・ダンスステージに仕上げて、なかなか。
ギイ・ブルダンのポップかつシュールな暴力と死のファッション・ワールド 2010-06-19 | ファッション写真 天才ギイ・ブルダンの写真は真のオリジナルだ。マグリットやブニュエル、それにゴダールと同様、革新的で挑発的なファッション写真家である。60~70年代に活躍した彼の写真は当時さぞや衝撃的だったろう。のちのヘルムート・ニュートンやスティーブン・マイゼル、マイルス・アルドリッジなど影響下にあるものは多いが、「いまの目」で見ても強烈で独特な世界観が拡がっている。ド派手で人工的な原色、超現実的な構図、ブラックなユーモア……クールな死臭漂うブルダン・ワールド。『ブルー・ベルベット』のリンチも影響を受けているかもしれない。いまの日本でどれくらい認知されているのか知らないが、これからもさまざまな分野のアーティストに霊感を与えると思う。
ギイ・ブルダンの冴えまくる構図感覚。「フレーム」内「フレーム」に凍結された世界 2010-06-19 | ファッション写真 「構図」は作者にとって「世界」そのものである。揺れた構図、柔らかな構図、曖昧な構図、動きのある構図、構図からはみ出ている構図などさまざまだが、ギイ・ブルダンのは鋭い構図だ。人と色の配置に隙がなく、才気走って、剃刀のように冷めた官能的がある。 ブルダンが、「構図」のなかに「もう一つの構図」を侵入させ、シャッターを切った瞬間、 「世界」は「世界のパロディ」となり、「エロス」は「エロスのパロディ」となるのである。 写真とは元々は動いているはずの人物や風景を止めること、窒息させる営みである。ブルダンの写真は、まるで冷凍保存され、着色された人工物である。SF映画のなかで時間が止まった瞬間のように、活き活きとしてユーモラスに凝固している。ブルダンのいじわるなエロスの眼差しが捉えた「孤独な女たち」には奇妙な活力に溢れ、不気味で、ひょうきんなのだが、何故だか、ほんのちょっと寂しさを感じさせるのだ。 (渡部幻)
Charlotte Kemp Muhlの幻想的な“お化け写真” 2010-05-31 | ファッション写真 スクロールしながら見ると「余計にいい」。モデルの表情に見とれつつ下げていくと、やがて右首筋のあたりからぼんやりと横顔が浮かびあがってくる。首もとから「ヌボゥ」と出かかっている横顔が「お化け」めいてよく、「ヌード側」の腰脇に垂れ下がった「服を着ている側」の腕が異様に短く、フリークめいて見えるのもこの写真の「お化け性」を強めている。二つのポーズを重ねてるだけなのだが、あらためて全体を見たとき、二つの顔のうち正面よりも横顔の方が印象の残るのはどうしてだろう。ひとつに「ぼやけた横顔の方」がヌードであること、バストやわき腹に浮き上がったあばら骨に意識が向かうからだろう。人はモデルを見るときにどこから眺めるだろう? 自分は顔からである。そして視線を下げていき、最終的に全体像を見るが、そのときの焦点は中心に合っている。この写真の場合で言えば、まず視点が、ピントの合った「正面の顔」に向かい、次に左の顔に移動し、バスト、あばら骨、垂れ下がった右腕、へそ、と流れて、最後に写真の中心にあたる「あばら」を見てから、上へ視点を辿らせ「顔」を探しあてたゆえ、最終的に「ぼやけた横顔の方」の印象が強くなったのだろう。もうひとつおもしろいのは「二つの顔」が不思議なくらいうまく溶け合っていること。多分それは「ぼやけた横顔の前髪」が「正面の顔の膨らんだうしろ髪」のように見えるからではないだろうか。 「TOKION 2010/spring/summer]より。モデルはCharlotte Kemp Muhl。
モデル“anna selezneva”がなかなか好評 2010-05-20 | ファッション写真 先日紹介した「ピーター・リンドバーグの『俺たちに明日はない』」でボニー・パーカー役を演じたモデル ANNA SELEZNEVA。あらためて格好いい身体をしている。