・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2021/04/16(金)

　　　　　　　　月～木：夜10～11時、金：夜11～12時　　
●菅総理 追加供給要請へ 製薬大手ワクチン「毎年接種」・菅総理大臣が、日米首脳会談のためワシントンに到着しました。菅総理は滞在中に新型コロナウイルスのワクチンを確保するため、アメリカの製薬大手ファイザーのトップに供給の追加を直接要請すると見られます。そのファイザーのトップがきょう、注目の発言をしました。ワクチンの接種は、今後も年１回必要になる可能性が高いということです。
●“影の主役”は中国 まもなく日米首脳会談・訪米中の菅総理大臣は、まもなくアメリカのバイデン大統領と首脳会談にのぞみます。バイデン大統領が対面で会う最初の外国首脳として、菅総理が選ばれ、実現した日米トップによる会談ですが、今回、「影の主役」となりそうなのが…中国です。最大の焦点とされる台湾問題を巡り、日本は難しい舵取りを迫られることになりそうです。

●コロナ時代の新店舗 “並ばないレジ”で売り上げ↑・きょうオープンしたイオンスタイル千葉みなと。客に店が貸し出す専用スマホには、客自身がスキャンした商品名・価格が表示されます。イオンリテールが取り入れた会計システム「レジゴー」。店の専用スマホを使い、店員と接触せずに支払いまで済みます。接触機会を減らし、感染予防にも繋がります。店長は「レジ待ちが無く接触ポイントが減った」と指摘。客の利便性アップを実現する「レジゴー」は店側にも思わぬメリットをもたらしました。商品リストや総額が「見える化」され買い忘れも防げたため、売り上げアップに繋がったのです。在宅勤務などの巣ごもり生活に合わせ、生鮮品や冷凍食品の取扱量を増やしました。技術を活用しつつ「新型コロナ」シフトを加速させるスーパー。22日には客が自分のスマホにアプリを入れて「レジゴー」が使えるようになります。イオンリテールは来年２月までに「レジゴー」導入店舗を現在の３倍を超す100店舗に広げます。
●４月16日のコロナ関連ニュースまとめ・４月16日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。

●東電社長 福島県知事と会談 処理水の海洋放出決定で・処理水の海洋放出決定を受けて東京電力の社長が福島を訪問しました。政府が福島第１原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出を決定したのを受け東京電力の小早川社長は福島県の内堀知事に今後の対応を説明しました。
●ルネサス 19日に会見 火災から１ヵ月 生産再開へ・半導体大手のルネサスエレクトロニクスは、火災で停止中の茨城県の主力工場について生産再開のめどがたったとして火災からちょうど１ヵ月の19日に記者会見をすることを発表しました。会見では柴田英利社長が現在の復旧状況や今後の生産見通しについて説明するとしています。
●米韓首脳会談 ５月開催へ 朝鮮半島の非核化など協議・韓国大統領府はきょう、文在寅大統領が５月後半にワシントンを訪れ、バイデン大統領と会談する予定だと発表しました。会談では、朝鮮半島の完全な非核化に向けて、アメリカと韓国が緊密に連携することや、同盟関係を引き続き発展させる方策について意見交換する見通しです。
●アップル 220億円の基金 森林再生でＣＯ２削減へ・アメリカのアップルは15日、大気中のＣＯ２を除去するため、森林再生に投資する総額２億ドル＝日本円でおよそ220億円の基金を設立したと発表しました。乗用車20万台以上の燃料使用に相当する年間100万トンのＣＯ２を取り除くことを目指すとしています。基金には、金融大手のゴールドマン・サックスなども参加します。
●国家公務員キャリア 志望者減 過去最大の減少・人事院はきょう、2021年度の国家公務員採用試験で中央省庁幹部候補の「総合職」の申込者が前の年より14.5％減少し１万4,310人だったことを発表しました。申込者の数は総合職試験を導入した2012年度以降で最も少なく減少は５年連続、減少率も過去最大となりました。
●イラン 60％ウランを製造 濃縮度は過去最高の水準・イランの国営メディアによりますと、イラン原子力庁のサレヒ長官は、中部ナタンズの核施設で16日未明に、濃縮度60％のウランを製造したと明らかにしました。これは、イランの核開発史上、最も高い水準で、核兵器に使用する90％に一気に接近する重大な核合意違反となります。
●「リンゴ日報」創業者 禁錮１年 政府への抗議デモ参加で・香港の裁判所はきょう、19年８月の政府への抗議デモを巡り無許可集会の組織と参加の罪で有罪判決を受けたリンゴ日報創業者・黎智英氏に禁固１年の実刑判決を言い渡しました。裁判所は黎氏のほかにも民主派８人にも同じ罪で量刑を言い渡しました。
●６ヵ月ぶりプラス ＥＵ新車販売が回復・16日に発表された３月のＥＵ＝ヨーロッパ連合の新車販売台数は前の年に比べて９割近く増加し、６ヵ月ぶりのプラスとなりました。ヨーロッパ自動車工業会が16日に発表した３月のＥＵ各国の新車販売台数は、およそ106万2,000台で、新型コロナの感染拡大で大幅に減少した１年前に比べて87％増えました。国別では、フランスがおよそ３倍、スペインがおよそ2.3倍に増加し、去年、ＥＵの中でも感染拡大が特に深刻だったイタリアでは、およそ６倍と大幅な改善となりました。メーカー別では、ルノーやフォルクスワーゲンが大きく販売を伸ばしたほか、日本のトヨタや日産も８割前後のプラスでした。
●【トレたま】アニメキャラを思いのままに…・【商品名】ＡｎｉＣａｓｔ　Ｍａｋｅｒ【商品の特徴】キャラクターになりきってアニメーション映像を作れるＶＲ用ソフト【企業名】エイベックス・テクノロジーズ【価格】2,990円【発売日】４月16日【トレたまキャスター】原田 修佑

●番組の見どころ　4月19日（月）・新型コロナウイルスの感染「第４波」が急速に拡大している。大阪などで「まん延防止等重点措置」の適用が始まり２週間、その効果を検証する。他に、世界最大級のモーターショーが開幕する中国上海から現地の様子を伝える。