・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2019/03/18(月)

●激しさ増すビスケット攻防戦 「リッツ」ｖｓ「ルヴァン」の勝者は？・日本で「リッツ」が発売されてから48年が経ちますが、当初から山崎製パングループが製造・販売を手掛けてきました。しかし、2016年8月にライセンス契約が終了し、世界の菓子大手、アメリカのモンデリーズ・インターナショナルが直接、製造・販売する体制に切り替わりました。リッツを失った山崎は新たに「ルヴァン」ブランドを立ち上げて対抗します。これまで２年半にわたり両社の販売競争が続く中、モンデリーズは18日「リッツ」ブランドの新商品を発表しました。お披露目されたのは意外な菓子でした。
●阪急交通社など参入 豪華旅行は「列車」から「バス」へ！・クルーズ船や豪華列車など、お金だけでなく、時間にも余裕がある人をターゲットにした旅が人気です。客船や列車に劣らぬ　贅沢な雰囲気を味わいつつ、目的地まで直接行く豪華バスの旅に注目が集まっています。旅行大手の阪急交通社が発表したのが、４月から運行を始める「クリスタルクルーザー菫（すみれ）」です。通常の観光バスの約３倍の開発費をかけて造りました。通常は45あるシートを半分以下の18席に絞り、広々とした空間を実現しました。このバスで巡るツアーは、東日本、もしくは西日本を12日間で一周するもので、旅行代金は98万円です。11月出発のツアーまでの予約受付分はすでに半分が埋まっているといいます。阪急交通社は、この豪華バスツアーで年間10億円の売り上げを目標にしていています。
●クリミア併合５年 プーチン氏支持率↓ ロシアは今…・ロシアが当時、ウクライナの領土だったクリミア半島を一方的に併合してから18日で５年が経ちました。当時は「領土を奪還した」として90％近くまで上昇したプーチン大統領の支持率ですが、現在は60％に急落しています。実はロシアはいま、クリミア併合による経済制裁で景気が悪化していて、国民に“打倒プーチン政権”の声が広がりつつあります。
●岐路に立つ卸売市場 農業ベンチャーの新たな挑戦・今、卸売市場の存在意義が問われています。農家が市場を介さず、小売店や飲食店などに直接販売するケースが増えているためで、野菜や果物の卸売市場の経由率は、およそ30年間で、80％台から50％台まで低下しています。岐路に立つ市場をめぐる、新たな動きを取材しました。取材先：ＧＦＫ、マイファーム、Ｏｐｅｘ
●レオパレス問題 施工不良背景に創業者指示・賃貸アパート大手「レオパレス21」で耐火性などの基準を満たしていない施工不良が見つかった問題で、18日、外部調査委員会の中間報告が公表されました。一部の不正に関して、創業者である当時の社長の関与が明らかになりました。組織ぐるみの不正が行われていたのでしょうか。
●航空機整備を遠隔作業・日本航空とＫＤＤＩは18日、次世代通信規格「５Ｇ」を航空機整備で活用する実証実験を公開しました。若手整備士のヘルメットに４Ｋカメラを取り付け、操縦席の機器を撮影します。その映像を５Ｇでリアルタイムに伝送し、離れた場所にいるベテランの整備士が映像を見ながら、どこを確認すべきかなどの指示ができます。高速で大容量の通信ができる５Ｇでは高精細な映像を送ることが可能です。高い技術力を持った人のノウハウを、若手に伝えることができます。搭乗者のチケット情報が入った端末との間で情報をやり取りし、タッチせずにゲートを通過できる「タッチレス搭乗ゲート」も公開されました。
●再生エネ販売へ新会社・東京電力ホールディングス（ＨＤ）と新電力のイーレックスは18日、再生可能エネルギー由来の電力などを中心に販売する新会社を共同で設立すると発表しました。会社名は「エバーグリーン・マーケティング」でイーレックスが66％、東電ＨＤの子会社が34％出資します。４月から営業を開始し、環境意識の高い企業に販売していく方針です。
●睡眠不足解消の寝具・パラマウントベッドは18日、自動で角度が変わるベッドを発表しました。心拍数や呼吸、体の動きなどからベッドで寝ている人の睡眠状態を把握します。眠りに入る際は呼吸しやすいよう頭を高く、熟睡後は寝返りが打ちやすい様に平らな状態になります。睡眠の状態に合わせて快適な環境をベッドが自動で整えてくれます。価格はベッド本体とマットレス、センサー合わせて約46万円です。
●独２行が統合交渉発表・経営再建中のドイツ銀行は17日、同じく大手のコメルツ銀行と統合交渉を進めていることを正式に表明しました。ドイツ政府は経営不振の２行の統合について積極的な姿勢を示しています。経済成長には強力な銀行部門が不可欠とみており、統合が実現すればヨーロッパ第３位の銀行グループが誕生することになります。
●565億円を賠償請求 スルガ銀社長に株主代表訴訟・スルガ銀行によるシェアハウスなどの不正融資問題を巡り、スルガ銀行の株主たちが18日、有国三知男社長を相手取り、株主代表訴訟を起こしました。いまだ混迷が続くスルガ銀行ですが、経営を再建することはできるのでしょうか。
●ＪＯＣ竹田氏あす退任表明へ・東京オリンピックの招致にからむ汚職の疑いで、フランス司法当局の捜査対象となっているＪＯＣ＝日本オリンピック委員会の竹田恒和会長が、19日にも退任の意向を表明する見通しであることがわかりました。竹田会長は2001年にＪＯＣ会長に就任し、現在10期目です。後任には、有力候補として柔道のオリンピック金メダリスト山下泰裕氏が挙がっています。
●「737ＭＡＸ」米運輸省が調査・エチオピアとインドネシアで相次いで墜落事故を起こしたボーイングの新型旅客機「737ＭＡＸ」について、アメリカ運輸省が連邦航空局の安全認証手続きに問題がなかったか調査していると、ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えました。さらに、司法省でタカタの欠陥エアバッグ問題を立件した部署も詳しい捜査を始めたと伝えています。監督官庁が調査を行っているさなかに、司法省が捜査に乗り出すのは異例です。
●貿易収支５ヵ月ぶり黒字・財務省が発表した２月の貿易統計によりますと、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3,390億円の黒字でした。黒字は５ヵ月ぶりです。ただ１月と２月を合算した対中輸出は２兆979億円と１年前と比べて6.3％減少しました。アメリカとの貿易摩擦に伴う中国経済の減速が響いたとみられます。
●【トレたま】塗る金属・【商品名】Ｖｅｒｏｅｔａｌ【商品の特徴】塗料を塗るだけで木材やプラスチックを金属にすることができる。【企業名】アイチ金属【住所】愛知県名古屋市北区五反田町７７【価格】2,800円～【発売日】革向け製品は夏頃を予定【トレたまキャスター】片渕茜
●展示物火災で書類送検・2016年、東京・明治神宮外苑のイベント会場で木製の展示物が焼け、５才の男児が死亡した火事で、出展した大学生やイベントの主催者ら６人が18日、書類送検されました。警視庁は、大学生が展示物の中に置いた白熱電球の熱によって木くずから火が出たと火事の原因を断定し、保守管理を怠った過失があると判断しています。

●番組の見どころ　3月19日（火）・出荷量で過去最高を更新し続けているペットボトルの緑茶市場。この激戦区に、日本一売れている飲料ブランドから初の緑茶商品が投入される。春の緑茶戦争の行方は。新学期まであとわずか。文房具の人気ランキングも伝える。