ガエル記

本・映画備忘録と「思うこと」の記録

放送大学の授業を覗いてみました2

2018-10-11 05:36:15 | TV
先日、放送大学があまりにもつまらない、という記事を書いたのですが、その後も幾つか見ていて結構面白いものに巡り合いました。放送大学、すみませんでした。でももう少し多くても良いと思いますw

出会ったのは「心理臨床とイメージ」2回目、です。
担当教授は小野けい子さん、ゲストに山中康裕さん(京都大学名誉教授)でした。
「イメージを用いた心理療法と心理療法の器」という内容での授業でした。

それにしても初めて普通の言葉で話す授業だったと思います。山中康裕教授の話し方がとても聞きやすいのですね。
初めて内容が聞こえる授業でした。生きている言葉で話してもらわないとなかなか頭に入ってこないと思うのですよね。

様々な心理療法の話も興味深かったですが、療法でお金をもらうことに躊躇う学生に対し「患者さんがお金をくれる代わりに私たちはその話を聞く時間を差し出しているのだよ」と諭す、というお話が面白かったです。

次に「世界の中の日本」高橋和夫「戦うフィンランド」これは残念ながらすこししか見れなかったのですが。

それと特別講義「森鴎外と明治の青春ー『青年』を中心にー」でした。
私は森鴎外は「山椒大夫」しか読んでないのですが、夥しいほどの作品を書いた人なのだと初めて知りましたw
「青年」という小説もまったくタイトルすら知らなかったのですが、その主人公が小泉純一というのにへええ、となりました。
どうしたって小泉元首相を髣髴としますよね。小泉純一郎さんの祖父かお父さんか、鴎外が好きだったのでしょうか。
またこの番組で小説「青年」で小泉純一が歩いた谷根千界隈を散策する、という映像もありました。

ネット検索していたら同じように散策している方がおられました。


【谷根千散策】森鷗外「青年」の道を歩く


私は遠すぎてとてもできませんが、こういう文学ゆかりの散策なんてやってみたいですね。

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