おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

心は粟島に

2007-06-30 21:27:02 | Weblog
朝もう少し寝ていても大丈夫だろうと横になっていたら突然携帯が鳴り出した。
慌てて出ると、粟島から坂本さんが電話してきた。
アランシャペルの弟子の音羽さんが来るし政府の補助が出るから去年立ち上げた食文化の事業を手伝えと言って、今粟島の玉ちゃんのとこにいるんだけど粟島の事業も手伝えといきなり立て続けにまくし立てていた。
月曜日に板長と行く事を知ったからだった。
板長といって二人の板前とあったり、漁師とあってこれからの料理のイメージつくりをしようと思った。
それと坂本さんが言うとおり、少し料理の事で粟島に役に立てばと思い、粟島の特産メニューを少し自分なりに考えて頭は粟島になっている。
市場に行き鯛とヒラメ、コブ鯛が昨日来て売れなくて止まっていたのを買ってきた。
コブ鯛は自分が味見してみたかったからだった。
大きなこぶやヒレなどはぷりぷりしていてとても美味しそうだったからだ。
身はガス火で直焼きにして焼霜にして皮の旨みも一緒に楽しもうとした。
ところが皮が予想以上に厚く、少しぐらいの熱では火が通らず硬いように感じたがねっとりした身はとても旨かった。
これぐらいの鮮度の魚が揃うのであればマグロ無しで粟島鮨など銘打ってやってみたい気もする。
昨日の雨で魚野川と信濃川はにごって増水していた。
大沢川は流程が短いのでほかの川より少しのごりが薄く其の川の支流からの流れ込みに大きな鯉が一杯群れていた。
一匹ぐらい釣り上げてと考えてみたが誰も食べる人がいないので無駄な殺生をしないことにした。
粟島の玉ちゃんにお土産を持っていこうと思って玉葱を5袋買った。
船長にはスイカ。
百合の花も持っていければ良いのだが。
とうとう親方からもらった車が車検切れで使えなくなった。
経理の広井さんがそこらの中古屋で10万ぐらいの車を見つけておいでと言われてあるのだけれど、できれば捨てる車で軽があればと探している。
もう車を買う余裕がないし市場までの道のりが倍になるしガソリンが又値上がりしてしまったからだ。
店の横のねむの木が咲き出した。
まだ花は小さくていつもより少し濃く見える。
雨で星も山も見えない。
隣のやぎさんが畑にいたので野菜を分けてもらうように話をした。
定年退職後今の場所に野菜畑に囲まれたレストランを作る計画だった。
僕も其の話を聞いたとき其の場所では無理だろうと思っていたがやはり考えたとおりになった。
水道と下水道がないのだ。
魚野川でも当初浄化槽に千五百万ぐらいかかるとの計算だった。
其の事でかなり悩んだが無い訳にも行かず計画を進めた経緯があったからだ。
だいぶ前に酔ったとき残念そうに計画が頓挫したと言われた。
そしてジャガイモだけでも十種類以上を作ってるしとの話だったのでもし其の野菜を分けていただければ献立が豊かになる事間違い無しだ。
初めはお互いに競争相手になる予定なものだったから、警戒してギクシャクしていたがかなり突っ込んだ話をした。
そして野菜を分けてもらうことに話がまとまった。
又変な料理が増えそうである。


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2 コメント

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Unknown (マユ)
2007-06-30 23:06:33
がくさんの日記を拝見していると、日本は、というのか、がくさんのいらっしゃるところは、本当に豊かなところであると感じます。食の暮らしの中で占める割合は大きく、安全で安心して食べられるものは、やはり、自分の手で目でその他いろいろな感覚を使って、がくさんのように、それを見つけ守らなくてはいけないと気づきます。雨が災害を起こさず、いろいろな生物に潤いを与えますように。
私はこれから、手動で衣類の洗濯です。
どうぞ、よい7月をお迎えください。ではでは。
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エンゲル係数 (ガク)
2007-07-01 21:04:22
今晩は。
ブログを拝見して大変な事になっていると心配していました。
僕は食べるために生きているみたいです。
エンゲル係数がものすごく高いのです。
マユさんのブログを拝見して思うことは凄い努力家なのだなーと。
日本でもマユさんが住まわれている国の製品で人体に害のある製品が見つかったと報道されていますのでくれぐれも食べ物は気をつけてください。
無事のお帰りを待っております。
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