おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

新装開店一周年 そして朝雨

2006-08-30 08:07:11 | Weblog
もう起きる時間になるかなと布団の中で横になっていたら雨が降ってきた。
蒸し暑く網戸だけで寝ていたので雨の凄い音になって、其の後涼しい風が入ってきた。
雨の音も凄いけど車のタイヤの水を切る音も負けないぐらい大きい。
板長が交通安全責任者の講習で一日いないので大変だと思っていたが、
雨でたいしたお客さんが来ないような気がして少し気楽になった。
ラーメンスープを仕込込んで石臼をまわして蕎麦をひく。
毎日何十年も同じような事をやってきたように思うが、
まだ今日で新装開店して一年、災害で一年、合計で二年。
約一億一千八百万ぐらい掛かった。
よく遣ってきたと思う。
多くの人達に助けてもらいました。
地震の後一週間ぐらいで再建を決めて、従業員も誰一人辞めず叉遣りたいと言ってくれた。
始めはなぜ遣るのか迷ったけど、隣の丸山さんが会うごとに頑張って再開してと励ましてくれた。
会う人合う人達が自分でも被災してるのにがんばれ頑張れと応援したくれた。
それで店はお客さんのもの、そして働いている人の物であると確信した。
次は資金のことで悩んだ。
銀行はいくらでも貸すと言っていたけど、借りれば返さなければいけないので
できるだけ少なめに努力した。
兄弟、家族親戚仲間達他多くの人々から驚くほどの応援を頂いた。
マスコミから応援を頂いていたのが銀行に対して凄い信用になったし
当然お客さんがひいきにしてくれた事が大事だったけど。
そして親方ご夫婦が全ての権利を譲ってくれた。
もう胸がいっぱいになって何を書けばよいか解らなくなった。
開店があまり盛大だったので一周年は何もしないと決めていた。
ただ初心と感謝の心を忘れずに今を最善を尽くすようにする。
それで多々一人だけどこれからネオンの町に最善を尽くしに行く。
何処に行こうか迷ったけど近くの味瀧に行った。
マスターにはお世話になりっぱなしでご無沙汰してたし親友の義理の兄であったからだ。
記念の夜にふさわしかった。
酒とモツ焼きしかないお店だ。
ビールとコシヒカリ談義で叉も酩酊。
コシヒカリの田んぼの中の看板が壊れた不思議な飲み屋だった。
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