おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

石を研ぐ

2011-08-29 18:42:08 | Weblog

月末になってきて、資金繰りが厳しくなってきた。
直せるのは直して使うと修理してきたが、小さな食堂を相手してくれるのはみな小さな個人経営。
銀行はこの際ちょっと待ってと言って待ってもらいなよとアドバイスしてくれたが、自分でもわかるがどこも月末は資金繰りに余裕がない。
それでクーラーなど直してくれた電気屋さんに払うことにし、調理機器の修理屋さんには部品代だけでも払うことにした。
給料を払って仕入れ代金を払うと使える半分が無くなってしまう。
まだまだ先が長いのに。
経理は借り入れを起こさず自転車操業をやるつもりなのだろうかと思うほど仕入にもうるさく口を出す。
銀行も貸すけど返さないといけないから少な目にと忠告。
良い銀行の証だ。
政府からの資金が出て楽に借りられるようらしく、複数の金融関係者がやってきた。
楽に借りられるのは危ないな~。

イタリアのパスタマシン。
こんなので車一台分の値段。
例の修理屋さんが直した。
この際だから構造やこれからのリスクを考えよく見ておいた。


一階部分は修理部品の山。
大きな冷蔵庫もばらばらになってる。

石臼も修理が終わった。
あとは自分の目立てをすればいい。
途中までやって記録することにした。
これは石臼の上部。
一週間ぐらい眺めたりなでまわしたりしていた。
板長が今までこれで蕎麦が挽けてたのでこれでいいのではと言ったが、子供の時近所のじいちゃんが目立てをしてたのを見てたから俺ぐらいでもできるだろうとあえて挑戦。

ネットで調べたら石臼の歴史まで行ってしまった。
素手で目を閉じ石臼をなでまわした。
回ってるところをイメージしてそばの実がどこの部分でつぶされ、どこの部分ですられるか。
電子顕微鏡のそば粉の映像の意味がわかった。
なぜロール挽きと違うのか。
ただ粉砕するのではなく、粉を練りつぶして丸みを帯びるのか。


下の石臼。
縁が邪魔してやりにくかったが目の一本づつそばの粉が通るのを考えて目立てした。
そば切包丁を研ぐように刃がどこに当たるか考えながら。
原始時代の石の刃物を想像しながら。
あすはいよいよ組み立てて蕎麦を挽いてみよう。
失敗したり、今までと違ったタイプのそば粉になるかもしれない期待を持って。
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