長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

外国為替取引・6

2007-07-09 | Weblog
為替が円で見ると天井圏ということは何を意味するか?外貨から見れば日本の商品は相対的に安いということです。特に金融取引においては外国証券が株の大幅な売り越しを持ちかけてきます。と言うことは普通株価が下がります。これは信用取引の世界ですが下がったところを買いに来るということです。その時は株価が上昇します。円高になります。日本は技術においてはトップクラスの力があります。規制緩和をどんどん進めればバブル期のような景気になるのですがどうも最近は内向きな日本国になっているようです。何も資源がないのだから変な規制はやめて真の自由立国になれば再び円の信認が得られると思います。バブルの引き金を引いたのが高度な金融取引の結果であったのが、これからは逆のことが起こりそうです。世界的に経済が膨張しているということは日本もそうならないといけないのにならない。それは世界が少し風を轢けば日本は大変に良くなるということでもある。為替は円高に向かう方向になりそうです。しかしマーケットがそれを決めるので一概にそんなことは言えないかもしれない。

外国為替取引・5

2007-07-09 | Weblog
円貨で見るとドル以外の通貨が最近は天井(円安)に張り付いています。こんな時は少しだけ気をつけることが大切です。何かの災害「人災・天災」が起これば為替のことです反対(円高)に振れることがあります。時間軸の稼ぎは確定をしておくのが良いです。ポジションは多く持たないのが得策です。とにかく天井圏の場合は調整ということで大きく変動する可能性があります。以前にも言ったように深追いはしないのが素人には得策です。私の予想では今日(7月9日)の深夜からは反転の可能性がありそうです。明日は大きく調整しそうな気配です。ポジションを減らすのが得策ではないかと思います。そして下がったところで拾うと効率的です。
とにかく今はすべて天井です。相当な高さです。サブプライムの問題の処理の方法で大きく変動しそうです。ポジションを持たないのも為替取引の基本です。そして大きく下がれば買い出動もよい。ただし売りでも儲けを出せますが少し高度な取引をしないといけない。何度も言いますがポジションは少ないのが基本です。深追いは火傷します。

外国為替取引・4

2007-07-06 | Weblog
日銀が金利を引き上げたらどうなるか。ドル円の金利差が小さくなる。円が買われます。円高ドル安方向に反応します。ユーロも同様な方向になります。FRBが金利を引き上げると円安ドル高になります。ユーロも同様な方向になります。その他金利を上げるとその通貨は相対的に高くなります。

外国為替取引・3

2007-07-05 | Weblog
この取引は思った方向に為替反応しないでどうにかなると思っていたら益々損失が拡大することがあります。しかし余裕資金(証拠金残高)あれば強制決済されることはありません。といってもトレンドが完全に変わったときなどは、そのポジションを維持するのが怖くなるくらい損失が膨らむことがあります。もう元に戻らないのではないかという心配。ですから必ず「ヘッジ」しておくことと、「損切額」を決めておくことです。たとえば取引証拠金が20000円なら10000円の損が出たときには決済するというようにすれば20000円丸々損にならない取引で終われます。損切はリスク管理の最小限の防衛手段です。そうそうもう一つ大切なことがあります。余り多くのポジションを持たないということです。先日に書き込みましたように総投資額の10%程度で運用してみるのが安全圏です。100万円あれば10万円程度(5ポジション)で始めていくことです。次第に慣れてきて始めて10ポジションぐらいで運用すればよいと思います。しかしポジションは少ない程その投資行動の安全度は上昇します。毎日グラフを見ないで一週間に一度ぐらいでも良い。本業があればそのことに集中するようにしたほうが良い。本業の無い人は真剣に24時間外国為替取引に専念すればよい。くれぐれも為替は一方向に変動することはないことだけは知りぬかねばならない。後は自分の欲得との戦いです。絶えず世界経済の動きを勉強していなければならない。それとマーケットには癖が必ずあります。参考までに

外国為替取引・2

2007-07-04 | Weblog
外国為替取引は「上がれば売る、下がれば買う」が基本です。先読みの技術は株価と金利と要人の発言その他のリスク管理が基本です。また利益の出し方は予約です。買いで入って何円になったら売り確定。また何円になったら買いで何円で売り確定をする予約買い。売りで入って何円になったら買い確定。また何円になったら売りで何円で買い確定をする予約売り。この組み合わせで利益がどんと出てきます。
「買いから入る例。ドル円の場合。仮に10000ドルを取引するとして計算。現在の為替が122円とする。122円で買い122.50円になったので売り。差額5000円の利益。予約買いをする。122.50円の時、再度122円になることを予想(先読み技術)し122円で予約買いを入れる。そして122.50円で利益確定の売り予約も入れておく。ここで大事なことは122.50円の時に利益を確定したのですからまた先読みで122円まで下がった時に122円で買いの予約を入れたのですから122.50円の時に売りを仕掛けておくことが大事です。そして122円で利益確定を予約しておきます。読み道理に為替が変動すれば買いの5000円と売りの5000円が確定できます。上下で10000円の利益ということになります。売りから入っても買いの時と同じ要領です。」こんな説明で分かってもらえましたか。
今の環境はドル売りユーロ買いの方向です。ドルにはサブプライムローンの懸念があります。しかしドルはまだまだ基軸通貨です。ユーロで石油が買える日が世界秩序のターニングポイントとなりますが今はまだ大丈夫。ポンドは大変元気ですが元気すぎて手を出しにくい面があります。とにかく世界の動きをよく見ることが大事とだけは言えています。勉強は世界経済を熟知することが基本ということです。それは貿易収支と金融収支が全てです。そこに軍事リスク(地政学リスク)を考え自然リスク(地震・台風・津波・干ばつなど)を考慮することです。こんなことの勉強はいつもしないといけない分野の金融商品が外国為替取引の分野です。欲をかかずに楽しく余裕をもって臨みましょう。

外国為替取引

2007-07-03 | Weblog
知人が外国為替取引について勉強している。私はそんなことしないで実践してみればと発言。彼曰く「一瞬で元金がなくなる様な取引なので勉強してから」という。そうかもしれないしかしだ掛け金が100あれば10の掛け金で辞めておけばそんなことはないと教えたがやはり納得しないようだ。確かにハイリスクハイリターンの金融商品ではあるが取引説明を各社がホームページで出しているのでそれを読めば大体のことはわかると思う。要は欲をかかずに時間軸で稼ぐというのが基本だ。それができればリスクは相当低下する。デイトレを目指したいらしいがそれこそリスクの最大化になる。「やめておけ」と助言した。例えば外国為替証拠金取引は20000円の元手で10000ドル購入することができる。120円で10000ドル購入して(証拠金20000円が拘束される)121円で売れば10000円の利益だ。120円が少し下がって119円になれば10000円の損になるが再び上がるのを待っていて120円50銭ぐらいで売れば5000円の儲けが出る。これはほんの一例です。金融取引にはリスクが付き物ですので深追いはほどほどに、元金に見合った取引をするのが大事です。参考までに。