長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

外国為替取引・2

2007-07-04 | Weblog
外国為替取引は「上がれば売る、下がれば買う」が基本です。先読みの技術は株価と金利と要人の発言その他のリスク管理が基本です。また利益の出し方は予約です。買いで入って何円になったら売り確定。また何円になったら買いで何円で売り確定をする予約買い。売りで入って何円になったら買い確定。また何円になったら売りで何円で買い確定をする予約売り。この組み合わせで利益がどんと出てきます。
「買いから入る例。ドル円の場合。仮に10000ドルを取引するとして計算。現在の為替が122円とする。122円で買い122.50円になったので売り。差額5000円の利益。予約買いをする。122.50円の時、再度122円になることを予想(先読み技術)し122円で予約買いを入れる。そして122.50円で利益確定の売り予約も入れておく。ここで大事なことは122.50円の時に利益を確定したのですからまた先読みで122円まで下がった時に122円で買いの予約を入れたのですから122.50円の時に売りを仕掛けておくことが大事です。そして122円で利益確定を予約しておきます。読み道理に為替が変動すれば買いの5000円と売りの5000円が確定できます。上下で10000円の利益ということになります。売りから入っても買いの時と同じ要領です。」こんな説明で分かってもらえましたか。
今の環境はドル売りユーロ買いの方向です。ドルにはサブプライムローンの懸念があります。しかしドルはまだまだ基軸通貨です。ユーロで石油が買える日が世界秩序のターニングポイントとなりますが今はまだ大丈夫。ポンドは大変元気ですが元気すぎて手を出しにくい面があります。とにかく世界の動きをよく見ることが大事とだけは言えています。勉強は世界経済を熟知することが基本ということです。それは貿易収支と金融収支が全てです。そこに軍事リスク(地政学リスク)を考え自然リスク(地震・台風・津波・干ばつなど)を考慮することです。こんなことの勉強はいつもしないといけない分野の金融商品が外国為替取引の分野です。欲をかかずに楽しく余裕をもって臨みましょう。