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さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

東大合格者数

2007-03-11 | 教育
今日も、ちょっと雑談ではあるが。

毎年恒例の東大合格者数の高校別ランキングが
発表されているようだ。「2ちゃんねる」あたりでは
これを肴に結構盛り上がっている。

いわゆる「良識ある」人達の間では、
こんなものに興味を持つのはハシタナイとされて
いるようだが、受験生の父親としては、正直言って
たいへん興味がある。

別にどうしても子供を東大に入れたいと
思っている訳ではないが、結構、この数字に
その学校の総合力が現れるような気がするからだ。

もちろん、年度毎の数字のブレや、学校の定員の多寡は
考慮する必要はあるけれど。

こういう話をすると、すぐに出てくるのは、
今は優秀な人でも必ずしも東大に行かないのだから、
単純に比較しても意味がないという反論だ。

確かに、東大に入れる人でも医学部等に抜ける人はいる。
しかし、そういう人の比率はだいたいどの学校でも同じだろうから、
全体的な水準を測るのに東大合格者数を用いても、
そんなに大きな相違は無いと思う。

また、どうせ進学校でも大学受験勉強は塾でやるのだから、
東大合格者数は学校の実績ではないという反論もある。

しかし、仮に塾の役割がある程度大きいとしても、
情報や意識付けの点で学校の友人の影響は大きいだろうし、
また、意識するしないは別として、長時間つきあうことになる
学校の授業の効果は、決して小さいはずはないと思う。

これらを考え合わせれば、東大合格者数をベースにして
進路を考えても、そう大きな間違いはないように思う。

ただ、そうは言っても宗教色の強い学校には抵抗があるし、
あまり押し付けがましそうな校風の学校には
ちょっと引いてしまう所がある。

また、やっぱり広いグラウンドが欲しいとか、
通学時間は1時間を越えるとキツイなとか、
いろいろ考えると、必ずしも結論は数字通りには
ならないのではあるが。

ちなみに、何度も書いてきたように、
うちは長男の時に中学受験に足を踏み入れた最大の理由は
都立高校の東大合格者数が少なかったからだ。

もちろん、都立高校の東大合格者数が少ない原因は
中学、高校と続くゆとりの教育の影響と判断していた訳だが。

もし都立のトップ校から30人以上東大に入っていた
時代なら、別に迷うことなく普通に都立にやっていたと思う。

宗教色はなく、自由で、グラウンドは広く、通学時間は短く、
進学実績を除けば良いことばっかりなんだけどなあ。

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