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明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

不幸中の幸い

2008-10-13 | 経済
また、例によってバカなマスコミは公的資金の有無が
どうのこうの、と言って大騒ぎしているけど。

ただ、公的資金といっても、
それ自体はシステムを守るためのテコにも、
システムを壊すためのテコにも使えるものだ。

本当の目的は、市場の中でお互いに相手が信用できなく
なっている状態を、マクロの問題として解消することである。

日本の時のように、公的資金を入れるぞ、と民間を
脅迫することで逆に信用収縮を加速してしまった例もある。

今、注目すべきは、本当にマクロの政策として、
市場経済における相互不信を緩和する政策が打てるのか、という、
ただ、一点である。もちろん、その手段としてなら、
公的資金もあってよい。

欧米の場合、今の所、正しい方向で進みつつあるように見える。

あとは、日本だ。

ただ、ちょっと前なら日本だけが「似て非なる」政策を取って、
思いきり逆噴射、という展開が想定されたけど、
ここに来て、日本のポルポト派も一掃されたし、なんと言っても、
首相は当時から最も高い見識を見せていた麻生氏だからね。

まさに、計ったかのようなタイミングだ。
そういう意味では不幸中の幸い。

そもそも、政府にどれだけのことが出来るか、という点はあるものの、
少なくとも政府が足を引っ張ることを懸念しなくていいというのは
ここ数年市場を見てきた人間からすると、新鮮なことこの上ない。

それじゃ儲からないからだろ

2008-03-02 | 経済
典型的なインチキ経済新聞的な文章を見つけたから、
ちょっと嗤っておこう。

>企業が強くなるためには、国際的な人材活用を

これ、川本ナントカというインチキ経済新聞御用達の
オバサンが書いてて、今の日本の人材活用方法は
国際的に通用しない、遅れているというようなことが
延々と書いてあるんだけど。

でも、企業経営者だってバカじゃないから、
今の市場で一番有効な方法を取ってきたはずだし、
その結果として生き残ってきた企業が、今残っている訳だ。

多分、企業経営者がこのオバサンの言う通りにしないのは
それじゃ企業として儲からないからだと思うよ。

こういう話を聞くと頭に浮かぶのが、
特に小売業などで、外国のやり方をそのまま日本に
適用している会社は、だいたい悲惨なことになっていると
いう事実。

そりゃ、マーケット毎に上手くいくやり方は
違って当たり前だろう、と。

問題なのは、この手の人は、外国のやり方を
そのまま持ち込んで上手くいかないのは
市場の方が悪い!とか言って、社会改造運動みたいな
ことを始めてしまうこと。

そういう連中にかき回されているのが昨今の
政治状況ではあるのだが、いい加減、振り回されない
ようにして欲しいものだね。

ああ、もう一つ思い出した。

このオバサンと似たようなことを言う女「ジャーナリスト」を
会長に据えたどっかの電機メーカーも悲惨なことに
なってたなあ。

まあ、そういうことだって。

壊したのは誰なんだ

2008-01-13 | 経済
>賃上げで世の中に活力を

>戦後、日本企業は高度成長を達成し国際化やハイテク
>競争など幾多の困難を乗り越えてきた。実現できたのは
>働く者を大切にする経営があったからだ。経営者には
>もう一度、雇用と賃金を重視した新たな日本型経営を
>構築してもらいたい。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2008011302079100.html

最近、この手の議論をよく聞くが、
そもそも、それを壊したのは誰なんだよ。

日本には株式の持合構造の下で、長期的視点に立った
経営が可能な環境があり、その中で従業員を大切にし
その忠誠心を高めることを重視した経営が
広く行われてきた。

そういう市場の中から自然に生まれてきた優れた慣行を
「改革」の名の下に強制的に破壊した政治家が悪いのは
言うまでもないが、それを煽ってきたのは、
他ならぬお前らマスコミじゃないか。

何を今さら言ってるんだ、と思う。

お前らが破壊したものは、そう簡単には元には戻らないよ。

頼むから、これに懲りて経済に変な介入をするような
ことを主張することは、もう止めてくれよ。

なんか、今度はまた、マスコミが
労働分配率を高めることを規制や強制で行うように
主張しそうで怖いんだけど。

「人災」が証明されるか

2007-12-08 | 経済
>米、サブプライム救済策・借り手 低水準金利5年凍結

>ブッシュ米大統領は6日、低所得者向け住宅融資
>「サブプライムローン」の借り手救済策を発表した。
>返済金利を当初の低い水準のまま5年間凍結することが柱だ。
>高金利になって返済ができなくなり、借り手の住宅が
>差し押さえられるのを防ぐ。サブプライム問題が米経済に
>与える悪影響を最小限にする狙いがある。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20071207mh06.htm

米国のサブプライム問題が「日本の失われた十何年」と
同様の状況になるかのような議論をよく聞く。

しかし、私はそうはならず、
逆に「日本の失われた十何年」が人災だったことが
証明される結果になるのではないかと予想している。

前に「彼我の違い」と題して、今回機動的に利下げを行った
米国と、バブルが崩壊しかけた以降も頑なに
さらなる利上げを続けた日本の違いを指摘した。

また、特に日本の状況が酷くなったのは97年以降に
清算主義者が暴れだした以降だが、米国はまさに
その正反対のソフトランディングを目指す
手法を取ろうとしているという違いがある。

さらに、日本で多くの銀行がそこから逃げるために
融資の急速な収縮を行うことになった公的資金の
議論も、米国では封印されているようだ。

これだけの条件が揃えば、多少時間は掛かるとしても、
十分軟着陸は可能だろう。

少なくとも十年よりは相当短い期間で
混乱は収拾すると見ている。

長くて2、3年か?

もし、この予想が正しければ、
米国は日本を買い叩くために、
ワザと日本に誤った理論を押し付けたことも、
あわせて証明されることになるだろう。

米国の尻馬に乗って日本を破壊した売国奴どもが、
そうなった時にどう言い訳するか楽しみではある。

とは言え、米国も民主主義国だから、
また、日本と同様おかしなのが騒ぎ出して
グチャグチャにならない保証はないけどね。

リフレ政策ポータルWiki

2007-10-22 | 経済
>リフレ政策ポータルWiki

こんなページができたんだね。
当ページも「リフレ政策に賛同しているブログ・Webサイト」に
加えて頂いていて、それ自体はありがたいと思っている。

今年の1月に「今ならリフレが可能だ」と書いたように、
私も足元ではリフレ政策には賛成である。

ただ、一方でいわゆるリフレ派と言われる人達の
多くに、違和感を感じているのも事実なのだ。

一番の違和感は、彼らの多くがポルポト竹中が
大暴れしていた時期でも、それを止めるよりも
まず、リフレだと言っていたということだ。

あの時点でのデフレの最大の原因は
政府のミクロ介入による信用収縮にあり、
日銀は日銀当座に何十兆円も積みあがる程の
資金供給をしてもデフレは止められなかったのだ。

そのような状況でリフレで何とかなるというのは
ミスリーディングもいい所だ。

そこらへんが解っていないから、いまだに、
ちょっとリフレ的なことを言ったからと言って、
ポルポト竹中を日銀総裁にと主張したりする。

そんなもの、まずまともな資本主義が
成立した上でのリフレ政策だろう。

全員そうでは無いのかもしれないが、
リフレ派と言われる人達の中には
「全てがリフレで解決する」という発想の人が目立ちすぎる。

などと、まあ、言いたいことは書いたが、
足元の2%のインフレ目標設定自体は私も賛成である。

是々非々の立場で応援したいと思う。

打ち切りで全然OK!

2007-10-08 | 経済
>証券優遇税制:存廃めぐり与野党で攻防 年末の税制改正
 
>低迷した株式市場のテコ入れ策として03年に導入した
>証券優遇税制の存廃が、年末の税制改正の焦点になりそうだ。
>参院第1党となった民主党が廃止の意向を示し、
>市場活性化のため存続に意欲的な自民党と対立している。

>株式の配当や譲渡などにかかる税金を軽減する現行制度は
>「金持ち優遇」の批判がある一方、廃止すると投資家心理を
>冷やし、株価下落を招く懸念もある。

>米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)の
>焦げ付き問題など、市場に不安定要因も残る中、
>年末にかけた与野党の議論が注目される。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20071009k0000m020025000c.html

はっきり言って、こんなの打ち切りで全然OK。

以下理由。

①こんな10%やそこらの税制で投資をやったり
止めたりする奴なんてほとんどいない。

そんなことよりこれから経済が良くなるのか
悪くなるのかという方が一億万倍重要。

②減税の廃止ということでは、
経済にいくばくかの影響は与えるだろうが、
一方で、仮に軽減税制の継続で経済を支えたとしても、
その分は全部、日銀が利上げで持っていく。

残るのは財政の悪化だけ。

③こんな瑣末な税制をぐちゃぐちゃいう前に、
恣意的かつ強権的な市場規制を緩和する方が先。

ポルポト派のような金融庁の裁量で、
いきなり株券が紙くずになるような国で
誰が安心して投資ができようか?

以上

もう諦めたら

2007-08-14 | 経済
>西友の今期、最終赤字59億円に・店舗改装効果上がらず
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070814AT1D1406E14082007.html 

>西友の07年12月通期の最終損益見通しが従来の8億円の
>黒字から一転、59億円の赤字となる背景には、昨年から
>ようやく本格化した店舗改装が十分な効果を上げていない
>ことがある。

>ウォルマート流の低価格販売だけでなく、日本市場に
>合わせて商品の質も重視する品ぞろえも模索しているが、
>消費者に十分に浸透していない。

はっきり言って、もう諦めたら、と思う。

これだけ景気が戻ってきても、まだ赤字だとか
言ってるんだったら、もう無理だろう。

ウチの近所にも、昔、西友が西武百貨店のブランドを借りて
やっていた店舗があって、それなりにお洒落で、
結構、近所では人気があったのだが、、西友がセゾンから
離れてウォルマートの傘下入りしてからの凋落ぶりは著しい。

せっかくのちょっとお洒落だった店舗も、なんか
ディスカウントショップの売り場みたいになっちゃった上に
品が高くて悪いというのが主婦の間で浸透して
しまったようで、もう、どうしようもない。

食料品ならサミットやいなげやの方が人気があるし、
その他の売り場も休日でも閑古鳥が鳴いている。

なんか海外で成功体験がある企業ってのは、
日本の市場を舐めてるんじゃないのか?

一方で、昨日も書いたように日本の資産価値も上がって
きているみたいだから、旧セゾングループの企業も
それなりに余力が出てきているだろう。

いっそ、ここらで西友を買い戻したらどうだろう。
ウォルマートもそろそろ逃げ出したがってるだろうから、
結構、いいディールができるんじゃないの?

とは言っても、本丸の百貨店にして
今やセブンアイの傘下ではあるんだけどね…

コミュニズムの打破

2007-07-04 | 経済
よく、こんなことを言う人がいるんだけど。

>日本には、年金マネーだけで何百兆円というお金がある筈である。
>僕は、このお金がクラシックな安定運用の世界で眠っている一つの原因は、
>年金が社員・職員の福利厚生と関連付けられて、労組とかのコミュニズム
>ちっくな組織の管轄、或いは影響下にあることが原因だと睨んでいる。

>投資運用というギラギラの資本主義にチャレンジする仕事が、
>コミュニストの影響下でうまく発展する筈が無い。少なくとも、
>運用の世界ってのは、上に書いた『単純なこと』が必要だってこと位は
>労組も含めて共通理解にならないと、日本のお金はまともなリターンが
>得られないのでは無かろうかと思う。
http://hongokucho.exblog.jp/7051549/

これって違うんじゃないかと思う。

単に、それがリスクリターンで一番いいからじゃないのか?

少なくとも何兆円もぶん回せるマーケットで、
継続的にインデックスを超える成果を出し続けられる所が、
クラシカルなマーケット以外にそんなにあるとは思えないんだけど。

むしろ、今までみんなが合理性を持って選択していたことを、
「絶対にそんなはずはない!」などと言って、政治的手段を用いて
合理的でない行動を強制するコミュニストみたいな人達がいるから、
経済がおかしくなって、その結果、本来クラシカルなマーケットから
得られるはずだったリターンすら得られなくなっているのではないかと。

ということで、結論としてのコミュニズムの打破という所は賛成だけど。

またしても日銀暴走

2007-02-21 | 経済
せいぜい、GDPがちょっと良かったくらいで、
物価なんかビクともしてないのに。

要するに、金利を上げたい、それだけ。
結論ありきの議論には辟易する。

村上ファンド騒動の時に福井のクビが取れなかったのが
悔やまれてならない。

政府、与党も今回は日銀に対する圧力が明らかに足りなかった。
もっとバンバン圧力を掛けるべきだ。

もし下記のようなことが事実なら、
ここで日銀の暴走を許し、景気の腰折れを招くことの方が
よほど、国際的な信用を無くすことを、よく理解して欲しい。

>政府・与党は、現状維持が望ましいというのが本音。
>しかし、政府や自民党幹部らが見送りへの期待感を
>再三表明した1月とは違い、今回は露骨な「介入」は控えた。

>同様のことを繰り返せば「国際的に信用をなくす」
>(政府筋)との判断からで...、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070221-00000198-jij-pol

日本はもういい加減、「日銀法改正」を政治日程に乗せるべき
時期に来ているのではないだろうか?

「格差」は騒がないのが「吉」

2007-01-30 | 経済
最近の「格差」騒動は明らかに騒ぎすぎ。

なんか悪乗りも目立つし。例えば、これとか。

>自民・青木氏も「格差は事実」 代表質問で首相ただす

>具体的には、地元・島根県の人口約2万人の隠岐島で半年間、
>産婦人科医がいなくなり、60人の妊婦が本州に渡って
>出産したことを紹介。「貧しいがゆえに大きな負担を強いられて、
>ますます貧しくなり、国民の間の格差が拡大していく」と訴えた。
http://www.asahi.com/politics/update/0130/008.html

隠岐島に産婦人科医が居なくなったのは、
経済政策のためではなくって、単に訴訟でいじめられるから
産婦人科になるのを敬遠する医者が増えてるからじゃないの?

何でもかんでも「格差」で語るな、と。

でも、そういう最近の「格差」騒ぎに耐えかねて、
首相も、

>パート労働者と正規労働者の待遇の均等化、最低賃金の見直し、
>雇用に前向きな企業への支援、農業の戦略産業化などに
>取り組む姿勢を示した。

結局、企業へのツケ回しと、財政の垂れ流しという
お決まりのパターンですか。

でも、「06年の完全失業率4.1%、4年連続で低下」とか
12月の有効求人倍率1.08倍――前月比0.02ポイント上昇」とか
結構、いい所まで来てるんだけどなあ。

特に流動性の高い短期労働者の給料なんて
基本的には需給なんだから、ちょっと臨界点を超えれば
急速に格差は改善するだろうに。

なんで、あとちょっとの我慢ができずに、
企業の足を引っ張るような政策を出してくるかなあ。
逆効果以外の何物でもないだろう。

不良債権騒動の時もそうだったけど、
政府はいつもギャーコラ言うマスコミとかに背中を押されて
やっちゃいけないことをやっては失敗して、
結局、財政で尻を拭くというのの繰り返し。

とにかく、経済に関しては政府は「何もしない」というのが
ほとんどの場合、最善の政策なんだけど。

とはいえ、政府は直接は何もやる必要は無いけど、
それとは別に一つだけやるべきことはある。
それはとにかく日銀をボコボコに殴り続けて
無謀な利上げを阻止し続けること。

それだけやっておけば半年もすれば
「格差」騒動なんて雲散霧消してると思うよ。


空疎な言葉

2007-01-18 | 経済
>日銀:6対3、利上げ見送り 消費・物価指標弱く--決定会合

ということで、とりあえず今回は結果オーライなのだが。

ただ、ここ数日のマスコミ報道を聞いていると、
すごく違和感のある表現が多くて気分が悪い。

特に、

>利上げをほぼ織り込んでいた市場の信頼を失う結果にもなった。

とか、

>これまで重視してきた「市場との対話」を半ば放棄し

とか、みたいなヤツ。

そもそも、福井日銀に「信頼」とか「対話」があったのかと。

確かにマーケットが
利上げを相当程度織り込んでたのは事実だけど、
それは単にマーケットは日銀がどう動くかを当てる
ゲームであるから、というだけの話だ。

例えば、道の真ん中で日本刀を振り回している
ちょっとおかしな人がいたら、みんな逃げるだろう。

それと同じで、例え経済指標がどうであろうが、
日銀はしゃにむに利上してくると思われていて、
みんながそれに反応していたというだけだ。

それを、「信頼」とか「対話」などという言葉で語って欲しくない。

なんか、古典芸能的な「反政府」という仲間意識なのか、
マスコミには日銀に変な思い入れのある者が多いようだが、
それが、日銀の独善を助長し、国民生活に悪い影響を
与えていることを、よく理解して欲しいと思う。


神学論争

2007-01-09 | 経済
何か、最近の経済に関する議論を聞いていると、
本質ではない所で対立が先鋭化して、不毛な議論が
行われているケースが多いように思う。

今日は、そういう例を2つ紹介しておきたい。

>外資への買収規制、議論加速 「三角合併」5月解禁で
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200701040006a.nwc

まず、この「三角合併」。

これは、簡単に言えば、海外の会社が日本の会社を
合併する時に、その対価として自社株(その海外の会社の株)を
買収先の日本の会社の株の代わりに交付することで
合併ができるというものだ。

何か、この制度ができることによって、外資がバンバン
日本企業を買い漁るようになるかのような議論をする人がいる。

だが、そんなことは起こりようがない。

三角合併と言えども、買収先の企業の株主総会の
特別決議が必要なのだから、その会社の株式の3分の2を
買い集める必要がある。

その点においては、通常のTOBなどと何の変わりもないのだ。

これまでも敵対的買収にトライした企業はいくつかあるが、
3分の2はおろか、過半数を買い集めるのも至難の業である。

三角合併というのは、仮に3分の2を買い集められた後の
手続き論の話であり、それによって買収がしやすくなったり、
しにくくなったりするものではない。

バカな政治家はその辺が解ってない人が多いんだよね。

そんなことよりも、竹中みたいなキチガイが出てきて
無理やり株価を7000円とかに叩き落とすことの方が
よっぼと危ないんだけど...

もう一つはホワイトカラーエグゼンプション。

>ホワイトカラーエグゼンプション 中川幹事長が慎重姿勢
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070107/ssk070107002.htm

これも、すでに世の中の管理職、企画職、特定の専門職は
基本的に残業代の無い世界に入ってるんだよね。

経団連のペーパーを見ると、業務遂行の手段や方法、
時間配分が裁量に委ねられる労働者を対象とするような
ことが書いてあるけど、その通りやるのであれば、
上記の3つから、そう対象が増えることは無いだろう。

将来的に、これを足場に対象がさらに広がれば
また別なんだろうけど、少なくとも足元で
そう大きな変化があるとは思えないのだが。

これまで「明日への道標」でもいろんなテーマを扱ってきたけど、
「これは大事」と思うものはなかなか解ってもらえなくて、
「どうでもいい」と思うものに限って、それにこだわる人が
出てきて、議論が先鋭化して揉めるんだよね。

どこかに、議論をなるべくどうでもいいことに
持って行こうと画策している人がいるのだろうか?

「新自由主義」は悪くない

2007-01-05 | 経済
早坂茂三の「拾う神に捨てる神」という本がに次のような
記述がある。平成3年の本だ。

宮崎の商店主の発言。

>店員が足りない。サッパリこない。
>たまに来てもすぐ辞めていく。給料も手取り15、6万に
>なるはずだ。それでも居つかない。どんどん辞める。

>連中はシャーシャーと言うんです。条件がある。
>週休二日。仕事は朝十時から夜八時までの八時間。
>昼休みは一時間欲しい。食事は外でする。
>食費は出してもらいたい。これが今の店員の要求です。

>こちらは目をつぶって要求を飲んだ。
>だが、それでも来手がない。

飛行機で乗り合わせた、超一流建築会社の専務の発言。

>仕事の納期がどれも半年くらい遅れそうになってきたんだ。
>職人が足りない。職人を集める胴元が札幌にいる。
>これから会いに行くんだ。

>一日当たり日当五万円は出すと言って掛け合う。
>ボスの取り分はやつの裁量である。これしか手がないんだ。

隔世の感があるね(笑)。

最近、格差だのワーキングプアだのの議論がはやってて、
そういう時に必ず悪者にされるのは「新自由主義」だ。

だけど、店員や土木作業員などの、比較的就きやすく、
出入りの激しい仕事の人材が枯渇して、
待遇がうなぎ登りだった時期だってあったのだ。

こういう時代であればワーキングプアなんて
発生しなかっただろう。

であれば、悪いのは「新自由主義」じゃなくて「景気」だ。
さらに言えば、企業を潰せ、銀行を潰せと叫んで暴れ回って、
経済をボロボロにした清算主義みたいな連中が悪いんだろう。

それを「新自由主義」のせいにするのは完全なヌレ衣だ。

さらに話をややこしくしているのは、
その、おかしな清算主義みたいな連中が、
口先では「新自由主義」のようなものを標榜していたことから、
景気が悪くなったのも「新自由主義」のせいだと
思い込んでいる人までいることだ。

だけど、そんな彼らみたいな政府主導の清算主義なんて
「新自由主義」のまさに完全なる対極だろう。
そんなことも解らないのか?

もう、議論が完全にグチャグチャだ。

ただ、マスコミはもともと「新自由主義」的なものは嫌いだから、
議論がグチャグチャなのをいいことに、
このまま、なんでも「新自由主義」を悪者にし続けて、
葬り去っちゃうんだろうなあ。

結局、政府や既得権に巣食う連中は、
市場原理と関係の無い所でヌクヌク生き続け、
その分、経済成長は阻害され、普通の国民は割を
食い続けるのだろう。

バカバカしくてやってられないよね。


日本経済史に残る汚点

2006-07-27 | 経済
クラブ9より。

>(三)ダイエー。
>(1)ようやくダイエーが丸紅の手に落ちた。
>(2)自力再建を主張した丸紅を押しのけて、
> 再生機構が強引に介入したために
> ダイエーは貴重な資産を失い、無駄な時間を空費した。
>(3)ダイエーは小泉・竹中改革の目玉となり、生け贄となり、
> 政治に翻弄された。再生機構が選んだ経営陣は
> 後ろ向きの経営に終始して再生も再建も果たせなかった。
>(4)その間に小売業を取り巻く環境も変わった。
> イトーヨーカ堂は経営不振に陥ってセブンイレブンや
> そごうとの合併に活路を求めた。イオンも本体のスーパーは
> 不振であり、コンビニエンスストアはそろって冬の時代を迎えた。
>(5)その間に時代もまた資産デフレから資産インフレに一変した。
> 時代が変われば経営者の評価も経営の手法も変わる。
> 中内氏が構築したリクルートとローソンの株式や
> 大量の不動産をたたき売りしなければ、今頃は銀行の金融支援を
> 上回る含み益を構築していただろう。
>(6)丸紅は再生機構から全株式を取得して44%の絶対的大株主となる。
> 待望の本命がヒト、モノ、カネを投入して真剣勝負を挑む。
>(7)私は、丸紅の真剣勝負に賭けたい。
http://www.kyas.com/club9/QA/qa060724.html

今、思い出しても胸糞が悪くなる。

国家権力を手にした盗賊集団である産業「解体」機構が、
民間企業を脅迫してダイエーを乗っ取ったのが2004年。

曲折を経て、これで何とかあるべき姿に落ち着いたが、
その間、どれだけの貴重な人的、物的な資源を失ったのだろう。
我らのヒーロー高木社長は、今、どうしているんだろう。

一方で産業「解体」機構は解散を一年前倒しにするなどと言っているらしいが、
どうせ、最近「小泉クローニーキャピタリズム」の連中の悪事が
次々に挙げられ始めたのを見て、マズイと思って逃げ出すんだろう。

いずれにしてもこいつらの悪行は、日本経済史に残る汚点として
永遠に語り継がれるだろう。

ともあれ、ダイエーの今後には大いに期待。がんばって下さい。


P.S.
前のブログが急に廃止になって、
ダイエーの応援をしていた頃の分が無くなってしまっていたのだが、
Googleのキャッシュに残っているのですこしづつ復元していきます。
(ここのブログはバックデートでも入るようなので)

右の月別表示の2004年のものをご参照ください。

でも、今、読み返しても本当に怒りがふつふつと湧いてきますね。