クラブ9より。
>(三)ダイエー。
>(1)ようやくダイエーが丸紅の手に落ちた。
>(2)自力再建を主張した丸紅を押しのけて、
> 再生機構が強引に介入したために
> ダイエーは貴重な資産を失い、無駄な時間を空費した。
>(3)ダイエーは小泉・竹中改革の目玉となり、生け贄となり、
> 政治に翻弄された。再生機構が選んだ経営陣は
> 後ろ向きの経営に終始して再生も再建も果たせなかった。
>(4)その間に小売業を取り巻く環境も変わった。
> イトーヨーカ堂は経営不振に陥ってセブンイレブンや
> そごうとの合併に活路を求めた。イオンも本体のスーパーは
> 不振であり、コンビニエンスストアはそろって冬の時代を迎えた。
>(5)その間に時代もまた資産デフレから資産インフレに一変した。
> 時代が変われば経営者の評価も経営の手法も変わる。
> 中内氏が構築したリクルートとローソンの株式や
> 大量の不動産をたたき売りしなければ、今頃は銀行の金融支援を
> 上回る含み益を構築していただろう。
>(6)丸紅は再生機構から全株式を取得して44%の絶対的大株主となる。
> 待望の本命がヒト、モノ、カネを投入して真剣勝負を挑む。
>(7)私は、丸紅の真剣勝負に賭けたい。
http://www.kyas.com/club9/QA/qa060724.html
今、思い出しても胸糞が悪くなる。
国家権力を手にした盗賊集団である産業「解体」機構が、
民間企業を脅迫してダイエーを乗っ取ったのが2004年。
曲折を経て、これで何とかあるべき姿に落ち着いたが、
その間、どれだけの貴重な人的、物的な資源を失ったのだろう。
我らのヒーロー高木社長は、今、どうしているんだろう。
一方で産業「解体」機構は解散を一年前倒しにするなどと言っているらしいが、
どうせ、最近「小泉クローニーキャピタリズム」の連中の悪事が
次々に挙げられ始めたのを見て、マズイと思って逃げ出すんだろう。
いずれにしてもこいつらの悪行は、日本経済史に残る汚点として
永遠に語り継がれるだろう。
ともあれ、ダイエーの今後には大いに期待。がんばって下さい。
P.S.
前のブログが急に廃止になって、
ダイエーの応援をしていた頃の分が無くなってしまっていたのだが、
Googleのキャッシュに残っているのですこしづつ復元していきます。
(ここのブログはバックデートでも入るようなので)
右の月別表示の2004年のものをご参照ください。
でも、今、読み返しても本当に怒りがふつふつと湧いてきますね。