明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

デ・ジャ・ヴュ

2006-07-31 | 政治

こういう揚げ足取りみたいなのは醜いねえ。

>県職員削減など マニフェスト4点「達成は困難」滋賀嘉田知事が表明
>自民など批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000057-kyt-l25

いいじゃないか、全部できなくたって。

新幹線の駅の建設の可否が最大の争点だったんなら、
もう、負けは潔く認めろよ。

それをぐじゅぐじゅと本質とは関係ないことで、
足を引っ張って。

なんか、まるで去年の郵政族の連中を見ているみたいだ。

まあ、見ている人はちゃんと見ているから、
彼らも去年の郵政族と同じような目に会うかもよ。

自民党も地方組織がこんなことやってたら、
来年の参議院選、勝てないだろう。
ちょっと、押さえに行った方がいいんじゃないか?

せっかく、小沢クンが自ら墓穴を掘りに行ってくれてるのに。

>郵政造反・川上氏が民主入り=小沢氏「国政復帰に全力」約束
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060730-00000029-jij-pol

「小泉路線」って何だ?

2006-07-30 | 政治
>森前首相が安倍氏に注文「小泉路線の丸ごと継承ダメ」
http://www.asahi.com/politics/update/0729/002.html

何か、「小泉路線」を継承する、しない、が総裁選の争点らしいのだが、
そもそも、「小泉路線」自体がよく解らない私には、
なんのことだか、さっぱり解らんという感じである。

小泉はもともと、「市場重視」とか「官から民へ」などを標榜していた
はずだが、実際にやってきたことの大半は、民間への強権的な介入や、
とりまきの連中に利益を落とすクローニーキャピタリズム的な
政策ばかりである。

何度も書いてきたが、「言ってきたこと」と「やってきたこと」が
まったく、正反対なのだ。(郵政民営化ただ一つを除いて。)

「小泉路線」を継承するって言って、いったい何を継承するんだろう?

「格差」云々にしても、「市場原理」のせいにされがちだが、
実際、小泉は市場原理を重視していないのだから、
「市場原理」が原因で格差が広がっているわけではないだろう。

むしろ、政府の頻繁かつ強権的な経済活動への介入のお陰で
経済活動をしていく上での予測可能性が下がり、
努力する人よりも、たまたま上手く当たった人が大儲け
するようになったことで、「格差」に対する納得性が下がっているのが
実態以上に「格差」が問題にされる最大の原因のようにも思える。

本来であれば、そういう「小泉路線」の矛盾を突く候補が現れても
良いと思うのだが、実際はマスコミが作った虚構の「小泉路線」を軸に
賛成だ、反対だとやっている。

これじゃ、ぜんぜん面白くないよ。

そういえば、麻生氏がポルポト竹中とよくぶつかっていた頃に
このあたりの構図をちゃんと踏まえた発言を
結構していたような記憶がある。

安倍独走とか言われているけど、麻生氏がその当たりの議論で
少しひっかき回してくれると面白いんだけど。

「日銀法改正」か?「消費税増税」か?

2006-07-29 | 政治
昨日は97年以降の不況の原因を、
実際に存在しない「緊縮財政」にすりかえることで、
政府に金を使わせようというしょうもない提言を見つけたから、
ああいう書き方をしたけど、そもそも景気対策として
財政政策と金融政策が存在すること自体には別に異論はない。

これまで日本では「強すぎる日銀」の為に
常に金融はあるべき以上に引き締められ続け、
その「しわ寄せ」によって、常に財政には過大な負担が
掛けられ続けてきた。

今、財政再建の機運は盛り上がりつつあり、
クソ真面目な谷垣氏などは、消費税の引き上げを訴えることで、
「責任ある政治家」であることを印象付けようとしているようだが、
そんなことよりも、今やるべきは「日銀法」を改正し、
「強すぎる日銀」の力を殺ぐことだと思う。

「強すぎる日銀」を弱体化させることによって、
金融政策による景気回復のバックアップの道も開けるし、
さらに、日銀の尻拭いを財政で行うという構図も転換され、
消費税増税を急がずとも、長期的には財政も
改善に向かうのではないだろうか。

まさに一石二鳥であり、抜本的な「構造改革」と言えるだろう。

しかし、ここでネックになるのは「反政府」「反経済」というだけで、
「パブロフの犬」のように日銀に肩入れしてしまうマスコミの存在だ。

で、考えたのだが、

「『日銀法改正』か?『消費税増税』か?」

という二者択一をスローガンとして国民に訴えてはどうだろうか?

さすがにマスコミも、そして多くの国民も
この二者択一なら「日銀法改正」を選ぶのではないだろうか?

もちろん、長期的には消費税増税も必要になることもあるかもしれない。
しかし、まずは歳出削減、道路等の特定財源の一般財源化、
そしてこの「日銀法改正」という最大限の努力をした上で、
語られるべきものなのではないだろうか。

「政府は俺たちに金をくれ」

2006-07-28 | 政治
各所で(こことか)話題になっているコレ。

>2006年度(社)日本青年会議所 経済復興プラン(案)
http://www06.jaycee.or.jp/2006/soul/economic/uploads/plan.htm

結局、中小企業の親父さんの集まりだけあって、
「政府は俺たちに金をくれ」
って、結局これだけなんだよね。

財政出動すれば金が回って景気がよくなるとか言いながら、
真中へんに「特例公債・建設公債残高 推移」とか言うグラフがあって、
特に97年以降ベラボウに政府の借金は増えてるじゃないか!(爆)

ようするに97年以降、
実際は恐ろしい勢いで財政出動していたってこと。

で、景気はよくなったのかな?

何度も書いてきたけど、97年以降といえば、
銀行や企業を潰して回るのを至上の喜びとするカルト勢力が
暴れだしたのと、まったく同じタイミング。

どんなに財政出動しようが、どんなに量的緩和しようが、
連中が暴れていたらどうしようもなかった訳だ。

ちょうど、平均給与が下がりだしたのも、
生活保護世帯が爆発的に増え始めたのも、ちょうど、そのころ。
(これもリンク先にグラフがあるけど)

つまりは、ちょっとやそっとの財政出動よりも、
連中の動きを止めることこそが最大のポイントだったと
いうことなんだけど。

で、97年以来、暴れつづけていたカルト勢力の動きが
やっと止まったのが1年以上におよぶ郵政政局の間。

これだけの期間、政治の邪魔が入らなければ、
さすがに民間経済も立ち直るだろう。

という訳で、やっと今日に至るわけだ。

ともあれ、言いたかったのは緊縮財政だから
景気が悪かった訳では絶対にないということ。

くれぐれも騙されないようにね。

日本経済史に残る汚点

2006-07-27 | 経済
クラブ9より。

>(三)ダイエー。
>(1)ようやくダイエーが丸紅の手に落ちた。
>(2)自力再建を主張した丸紅を押しのけて、
> 再生機構が強引に介入したために
> ダイエーは貴重な資産を失い、無駄な時間を空費した。
>(3)ダイエーは小泉・竹中改革の目玉となり、生け贄となり、
> 政治に翻弄された。再生機構が選んだ経営陣は
> 後ろ向きの経営に終始して再生も再建も果たせなかった。
>(4)その間に小売業を取り巻く環境も変わった。
> イトーヨーカ堂は経営不振に陥ってセブンイレブンや
> そごうとの合併に活路を求めた。イオンも本体のスーパーは
> 不振であり、コンビニエンスストアはそろって冬の時代を迎えた。
>(5)その間に時代もまた資産デフレから資産インフレに一変した。
> 時代が変われば経営者の評価も経営の手法も変わる。
> 中内氏が構築したリクルートとローソンの株式や
> 大量の不動産をたたき売りしなければ、今頃は銀行の金融支援を
> 上回る含み益を構築していただろう。
>(6)丸紅は再生機構から全株式を取得して44%の絶対的大株主となる。
> 待望の本命がヒト、モノ、カネを投入して真剣勝負を挑む。
>(7)私は、丸紅の真剣勝負に賭けたい。
http://www.kyas.com/club9/QA/qa060724.html

今、思い出しても胸糞が悪くなる。

国家権力を手にした盗賊集団である産業「解体」機構が、
民間企業を脅迫してダイエーを乗っ取ったのが2004年。

曲折を経て、これで何とかあるべき姿に落ち着いたが、
その間、どれだけの貴重な人的、物的な資源を失ったのだろう。
我らのヒーロー高木社長は、今、どうしているんだろう。

一方で産業「解体」機構は解散を一年前倒しにするなどと言っているらしいが、
どうせ、最近「小泉クローニーキャピタリズム」の連中の悪事が
次々に挙げられ始めたのを見て、マズイと思って逃げ出すんだろう。

いずれにしてもこいつらの悪行は、日本経済史に残る汚点として
永遠に語り継がれるだろう。

ともあれ、ダイエーの今後には大いに期待。がんばって下さい。


P.S.
前のブログが急に廃止になって、
ダイエーの応援をしていた頃の分が無くなってしまっていたのだが、
Googleのキャッシュに残っているのですこしづつ復元していきます。
(ここのブログはバックデートでも入るようなので)

右の月別表示の2004年のものをご参照ください。

でも、今、読み返しても本当に怒りがふつふつと湧いてきますね。

日銀=北朝鮮

2006-07-14 | 経済
これは、うまいね。

>419: 名無しさんの冒険   2006/07/14(Fri) 13:07
>ゼロ金利解除と某国のアレとの類似点

>* ずいぶん前から準備をしており、近々あるだろうと言われていた
>* 他国からは何度も「やめろやめろ」と言われていた
>* 7月にfire
>* 周囲がどんなに頭をひねっても、何のメリットがあるのか理解できない
>* なぜかかばう奴がいる(中・与)
>* 一番被害を受けたはずの連中がなぜか怒らない(露・貧)
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1145/419

ついでに付け加えると、
* なぜかかばう奴がいる(中・与+マスコミ)
* 一番被害を受けたはずの連中がなぜか怒らない(露・貧+財界)

という所か。

まあ、今の所、日本のポルポト派もちょっとおとなしいから、
これで本当に景気の腰が折れる可能性は半分以下だとは思うけど、
リスクを取るだけのメリットが何にもないだろ。

以下、引用。

>820: 名無しさんの冒険   2006/07/14(Fri) 12:29
>ゼロ金利が異常な政策と盛んに叫ばれるのはなぜか?
>そもそもデフレという現象が近年異常な状態だったので、
>その異常な状態に対応した政策がそう見えるのはあたりまえで、
>因果関係がまるであべこべってことですよね。

>ところが結果をいじって原因を変えようとしているわけで。
>なんでマスコミもそこらへんをしっかり説明しないんでしょうか。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1131/820

>822: cloudy   2006/07/14(Fri) 13:33 [ zDdVtKDoo6 ]
>>>817
>彼等が参照しているのは高騰中のエネルギー価格込みの消費者物価でしょう。
>それでもせいぜい+0.5%なんだけど。食品とエネルギーを除くと+0.1%。

>GDPデフレータについては
>http://cloudy9.blog29.fc2.com/blog-entry-30.html
>にグラフ載せましたので参考にしてください。ソースへのポインタも掲載しています。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1131/822

要するに、インフレ懸念もほとんど無い中での、
日銀のメンツのためだけの利上げ。

能力、人格ともに低劣な日銀総裁はとっとと消えてくれよ。

近況報告

2006-07-08 | 雑記

ちょっと、更新がとまってますね。
まあ、最近忙しかったのもあるのですが。

あと、大きいのは97年頃から大騒ぎしていた
日本のポルポト派とも呼ぶべき破壊集団が、
最近なぜか少しおとなしくなってきているので、
ネット上での戦闘意欲がやや減退してるという面もあります。

個人的な話をすれば、3年くらい海外に仕事に行く話が来ています。
せっかく超名門中学に入った長男を止めさせて連れていくのか、
はたまた、単身赴任をするのか、それとも海外の仕事自体を
断ってしまうのか、これも結構思案しています。

子供については、英語圏で3年暮らして、英語がある程度
できるようになれば、それはそれでメリットがあるとは思います。
ただ、日本に残った方が受験には有利でしょう。

どちらを取るかと言われれば、
イマイチな大学を出て英語だけできるよりは、
英語は苦手でも一応の大学を出ておいた方が、
本人にとって良いような気がします。

一方で、自分のキャリアとしては間違いなくプラスになる話なので、
子供を理由に断るのはもったいないと思う半面で、
単身赴任というのも家族の形態としてどうよ、と思うわけです。

そんなことを鬱々と考えつつ、
単身赴任や一時帰国などのキーワードをググったりしている、
今日この頃です。

あと、今までサボってきたツケで英語がどうにもならん。
今、突貫工事でやってますが、どうなることやら。

という訳で、ちょっとしばらく更新頻度は落ちるかもです。