明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

狂気の祭りは続く

2007-02-24 | 政治
>日興:最後のカード発表へ 東証の上場維持の可否判断は?

>不適切な会計処理が問題になった日興コーディアルグループが、
>有村純一前社長ら旧経営陣3人に総額約30億円の損害賠償を
>求める方針を固めた。米金融大手のシティグループの傘下入りも
>検討中で、損害賠償請求と合わせ、週明けにも「再生に向けた
>最後のカード」として発表する方針だ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070225k0000m020070000c.html

サラリーマン経営者にそんな金額払える訳ないから、
要するに破産に追い込むということだ。

もちろん、そんなことをしたくは無いんだろうけど、
そうしないと上場廃止にするぞと脅されてるから
止むに止まれずということだろう。

前にも書いた通り、今回の日興の件は
デリバティブの処理が後付けになったことを除けば、
一つの考え方としてありうる会計処理であったと思う。

にも関わらず、唯一絶対の金融庁の逆鱗に触れれば、
人生の破滅にまで追い込まれるのだ。

もはや、この国は文明国家とは言い難い。

もともと金融庁というのは、反企業、反経済を煽るマスコミの
後押しで作られた、鬼っ子のような役所だ。

このような役所が存在し続ける限り、
これからも同様の悲劇は起こり続けるだろう。

しかし、相変わらずマスコミはマルクス主義的な
資本家のイメージで企業経営者を敵視し続けており、
その結果、マスコミを恐れる政治家も何ら対応しようとしない。

また、本来であれば声を上げるべき経営者団体も、
僅かばかりの減税や、残業代をケチるような下らない話に
ばかり執心して、企業と国家の関係のあり方という
本質的な問題に踏み込もうという気は無いらしい。

この先、一体何人の有為の人達が血祭りに上がるまで、
この狂気の祭りは続くのだろうか?

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