うるる@@おっか村

2006年2月乳がん手術、6月には腹式子宮全摘手術した、
ふうママの日々暮らしと趣味と健康のブログです!

入院2

2006-08-31 | 乳がん
O医師、CTのフイルムを見ながら
「やっぱりこの二箇所が怪しいなあ・・造影剤使ってないしわかりにくい」
次に乳がんのステージの資料を見せながら、
「ステージⅡBは、しこり2.1~5センチ 腋かリンパ転移あり の所になります」
「大きさは気になるけど温存手術で行ってみましょうか。」
私「はい、よろしくお願いします」
主人と病室に戻る。検温、点滴、この点滴が大変!
私の血管は捜しにくく見えない、看護師が「私がいままで見た中でベスト5に入るわ!」
と驚かれたぐらい判りにくい、新人さんでは駄目でベテランさんと交代!
いててて、3回刺されたよ。3人がかりだった。
入院中、看護師さんに血管捜しを嫌がられ、点滴に悩まされました。
病院食はまあまあ、暖かいご飯がうれしい。ふりかけは必需品。
主人がプリンを買ってきた。ご飯の後食べた。しばらく絶食だもん。
午後には寝る前にコップに入った下剤を飲み、トイレに行ったり来たり。
眠剤も飲んだ。9時以降はお水も駄目。うがいで乗り切る。
夜O医師が病室に来た。「どうですか?眠れそう?」
あれ先生、鼻水すすってるよ。なんか風邪ぎみみたい?
私「先生風邪ですか?」O医師「そうなんだよ。昨日裸で寝たからかな?」
さぶ~~なんじゃそれ。「明日は大丈夫なんですか?頼みますよ」
O医師「大丈夫!一晩で治してみせる!」私も風邪まだ完治してないんや。
そして誰もいなくなった病室。ちょっと寂しくなってきた。
眠剤レンドルミンのおかげか、いつのまにか眠りにつく。
明日は2月、外は雪景色寒いです。


入院1

2006-08-30 | 乳がん
1月31日朝10時MS病院に。いよいよ入院だ。診察室にて、
O医師「風邪は治った?」私「まだ咳がでるんですけど」熱はやば!37度。
O医師「ん~~このくらいなら、仕方ないかな。そうそう造影剤使ってCTを
撮りたいんだけど、今から撮ってきてくれるかな」
私「先生、以前造影剤使ったCTで、じんましんでたんですけど・・・」
O医師「あれれ、そうなんや、困ったなあ。造影剤使ったほうがリンパの所、
よくわかるんだけど。手術前に具合わるくなっても困るし。なしでいこうか!」
結局、造影剤なしで撮ることに。
病棟は3階、廊下の一番はしの個室、部屋の向かい洗濯室。
窓から国道とローソンが見える。
まず、看護師による個人看護計画作成の為の質問を受ける。
手術室の看護師の手術室入室から退室までの説明。麻酔科の先生の説明。
そして12時半、O先生の説明が始まった。
病棟3階のナーススーテーション横の狭い部屋。
みょうに神妙なO先生、「全摘か温存か、きまりましたか?」
『覚悟はできてた、全摘だ』先生が全摘の絵を書いた。「こんな感じになるよ」
それを見て、私「できたら温存でお願いします」
ここまで来ておじ気時ずいてしまった。
先ほど撮ったCTのフイルムを見ながら「では説明しますね」

検査・処置・麻酔・手術の説明書には
1現時点で考えられる病名及び病状
・左乳がん(大きさ2~3センチ、腋かリンパ節転移の可能性あり、
 肺肝への遠隔転移なしで、病期ⅡB(最悪で)までの可能性があります。
2検査・処置・麻酔・手術名とその内容
・左乳腺部分切除+腋かリンパ節郭清(センチネルリンパ+レベルⅠ)
 全身麻酔
3検査・処置・麻酔・手術の必要性・目的・期待し得る効果
・左乳がんの根冶を目指しましょう。
4検査・処置・麻酔・手術の予定日時
・2006年2月1日13時半~16時頃

あと、説明書には絵も書いてあった。乳りんにそって丸くメスを入れて、
一箇所横に切り、腫瘍から2センチ円形にまわりを取る。
左脇下にドレーンを入れること。(リンパ液を排出する為の管)
『かなり大きくとるんだぁ、仕方ないか』まな板の上の鯉、いやさばかな?

診察・告知

2006-08-28 | 乳がん
待ってる間、すごくしんどくなってきた。あれれ???
もともと風邪ぎみだったからかな。喉が痛くなってきた。
そしてO医師の所に、「細胞診の結果やはり乳がんですね。
左の乳房を十字に四つに分けて、外側の上部の位置に大きさ2~3センチの
癌が1個あります。この大きさになると、リンパ節への転移も疑われますので、
ステージⅡの可能性があります。手術方法は全摘と温存とがあります。
詳しくは入院日に1時間かけて説明します。ご主人もまた来て下さいね。」
主人も私も「ステージⅡ!?全摘ですか?ええ~~~」
O医師「大きさから行くと・・3センチか・・・う~~ん、温存も可能だけど。」

・放射線照射はこの病院ではやってないので、他の病院に行く事。
・1週間に5回、約5週間通うこと。(25回)
・抗がん剤の副作用で一時髪の毛が抜けること。
・ホルモン治療は肝脂肪や子宮体がんになる可能性が高くなることも聞きました。

O医師は最悪のケースでの説明をされてました。
「これ貸しておくから、読んでおいて」と『乳がん全書』と言う本を渡されました。
O医師「あれ、なんか顔色悪いなあ。咳も出てるし」
私「先生、さっきからしんどいんですが・・・」
(がん告知されているのに、質問が思いつかないくらいしんどいよ)
O医師「内科受診しておくか、手術前だし、体調整えといてね。
それと手術方法も入院日に聞きますから、考えて返事下さい。
また、来るの大変だから、今日手術前の検査もしておきましょう。」

入院は1月31日。午前10時。入院案内ももらいました。
『入院準備忙しいなあ、パジャマ買わなきゃ。あっ、髪の毛抜けるなら、
カットにも行かなきゃなぁ。義母さんに来てもらわなきゃいけないし。
やれやれ、ほんまに癌か・・・まず風邪なおさなきゃ』
入院前の心電図、肺のレントゲン、血液検査、肺機能検査。
(風邪引いてるのに大丈夫なのかな?)と思いつつ・・・
あと、内科を受診して帰りました。


MRI検査

2006-08-28 | 乳がん
1月26日T医院にて、MRI検査、音がうるさいからヘッドフォンで、
音楽を聞かせてくれる。でもあんまり種類はないからミスチルにした。
機械の方を見ると、ベットがうつ伏せで寝ると乳房がすっぽり収まるような形に
なっている。面白い~~Y病院にはなかったな。
「この街で一番性能のいいMRIなんですよ!」とにこやかな技師の方。
しばし雑談して、検査開始。トントントン、ガガガガガ、ビービービー
うつ伏せだから、ヘッドフォンがずれてしまってなおせなくて、四苦八苦
(動いたらあかんし)え~~ん、やっぱうるさかった。
フイルムが準備できる間、「お腹すいたでしょ」と受付の人が飴とお茶をくれた。
そのフイルムを持ってMS病院に行くんだけど、予約時間は1時半からなので、
仕事帰りの主人と待ち合わせて、イタリアンランチに行った。
日替わりスパゲティとサラダ、パンは食べ放題!!美味しかった。
『次は2階の和食もいいなあ、オムライスも食べたい。
通院することになるだろうし、○○市の美味しいランチを食べ尽くすぞ!』
これから宣告されるのに、のん気な夫婦です。

診察・検査

2006-08-27 | 乳がん
私はY病院でもらった書類をかかえ、はやる気持ちを抑えドキドキしながら、
駅まで車に→電車→病院バスでMS病院に。お~~きれいな病院やん!
受付で紹介状とフィルムを渡し診察券を作り、事務員さんに案内され乳腺外来へ。
診察室から出てきた看護師さんに事情を説明、そしたら・・・
看護師「Y病院から電話きてませんよ」私「え~~~電話するって言ってましたよ」
おかしいなあ・・・今日見てほしいのに、私が半泣きになってると、
看護師「診察中っだったかもしれませんね。せっかく来られたんで、
診察してもらいましょう。時間はかかると思いますが。再度になりますが、
マンモグラフィーを撮って来て下さい。」なんて親切なの天使の声に聞こえました!
3時間待ちました。着替えの部屋で上だけ検査服に着替え、
ようやく、いずれ主治医になるO医師とご対面 
私「こんにちは。先生はじめまして、よろしくお願いします」
O医師「お待たせしましたね。Y病院のマンモの写真みましたが、
この病院で撮った写真を僕の眼で見たいので撮ってもらいました。
これからのことですが、この病院で治療していきますか?」
私「はい、先生のところでお世話になりたいです。おねがいします。」
エコーで見る為、左乳房を先生側にしてベットに横になる。
O医師「う~~ん、左乳房に2~3センチのしこりが1個あるなあ。
かなり大きいよ。もっと詳しく確認したいし、しこりの針生検するね。
ちくっとするけど、痛くないしね。この青くなってるのは?」
私「前に検査された時に、深く刺されて内出血したんです。」
O医師「僕は上手だから、痛くないよ。」確かに痛くなかった。すごい上手!
O医師「それと26日に近くのT医院でMRIを撮ってきて予約入れておくから。
そのあと診察するからね。細胞の結果も結果も出てるだろうし、
多分手術になるから、手術日を決めておきましょう。
僕も忙しいしすぐ詰まっちゃうし、水曜と金曜が手術の日だから、
早い方がいいと思うし、31日入院で2月1日手術の予定にしておきましょう。」
『けっこういい感じ。白髪交じりで目がパッチリしてて、
O医師40代位かな?あ、声が好みかも。初めてなのに気さくに話してくれるんだ』
私は緊張してて何を聞いたのか話したのか思い出せない・・・
O医師の言う事を信じてついていくしかないぁと思いました。

セカンドオピニオンへ

2006-08-27 | 乳がん
1月19日ついにその日が来た。まず、乳腺外来。
主人は仕事なので、今日は一人です。
K医師「PETの結果、左胸が光ってました。やはり2センチ位のがん細胞があります。
肝臓の方は光ってないようです。詳しくはY医師から説明があると思います。
どうしますか?ここで手術しますか?」
私「あの~○○市にあるMS病院の乳腺外来に行きたいんですけど」
K医師「あっ、あの病院の先生は有名ですよね。さっそく紹介状書きますので、
新患は木曜日がいいと聞いてますので、すぐ行って来て下さい。電話しておきます。」
『えらいあっさりだな・・・いいんか患者を手放して。でも、今から行けば
昼からの診察に間に合うし。あ~~やだな乳がんか~~』 
持って行く書類がそろう間、Y医師の所に          
Y医師「大学病院でもレントゲン見てもらったんですが、特殊な血腫のようです。
詳しく調べるには生検ですが、リスクがあるので、様子を見ましょう。
PETも光ってないし。半年か1年に1回、エコーやCT検査で様子を
見ていきましょう。」肝臓の方はひとまず終了!
『さんざん、検査して特殊な血腫かぁ・・・検査費用がかかっただけかい』
実はMS病院の乳腺外来の先生のことは、同病院の○○科の先生の奥さんYさん
(元看護師)と私は友達で、彼女もその先生にお世話になったことがあって、
腕もいいし親切だし良い先生だよって聞いてたから、
ただ私の家から片道1時間かかるし、近くのY病院にしたんだけど、
結局行くことになりました。これって巡りあわせだよね。
そして、乳腺外来に戻って、紹介状、フイルム、検査結果を持って、
いざ!MS病院へ、出陣だ~~~~

CT &PET検査

2006-08-24 | 乳がん
1月12日Y病院で肝臓のCT検査、造影剤を血管に注入して検査するもので、
私は高血圧の持病があるので、気分が悪くならないか、
最初少しずつ入れて、最初看護師さんが横についててくれた。
「じゃあ、始めます」造影剤が入り始めた。体に入っていくのが判る。
「背中が熱くなってきたよォ!気分最悪!!吐きそう」 
終わってからやっぱり気分が悪くなった。     
1月13日PET検査を受けに福知山R病院のPET総合画像診断センターに。
PETとは「ポジトロン断層撮影法」と言い、大掛かりなサイクロトロンで
合成するブドウ糖と非常に類似した得別な薬剤を使用して、腫瘍診断をします。
がん細胞は正常な細胞と比較して3~8倍のブドウ糖を消費して増殖するそうです。
がん細胞があればその部分が光って映るそうです。
まず、検査服に着替えて問診してから5分かけてFDG薬剤を静脈注射→
薬剤が全身に回るまで安静にして待つ(60分)→PET装置で撮影(30分)
→20分休んでから帰る。検査服はホテルに置いてある高級な感じのタオル地の服。
注射する時に腕をまくってみたら、赤い斑点がびっしり・・・全身にあった。
あれれ??なんだろう?もしかして昨日の造影剤のせい?
医師に聞いてみたら、どうもそのようです。「中止する?」て聞かれたけど、
ここまで来たんだから、することにしました。やばい~ちゃんと映るかな。
注射が終わって待合室に。そこはシックな感じで、暗く照明を落としてあって、
リクライニングできるイスで、豪華でした。のんびり過ごせました。
他に患者さんがいて、いびきかいて寝てはりました。
PET装置の寝る幅は以外に狭く、収まるか不安でした。(私は太いから・・)

これで検査は一通り終了!あとは結果を待つのみとなりました。

乳がん告知

2006-08-22 | 乳がん
ちょっと話が前後しますが、12月22日乳腺外来に。
左胸がズキズキするので、心配になって、どうも2回目の針生検で、
深く刺された為、内出血がおこり、痛みが起こったようです。
青たんになっていました。痛み止めをもらう。チックショウ~~
なんかしこりが大きくなったような気がして・・・腫れてるようです。不安だ。
そして28日の夜、乳腺のK医師から電話がかかってきました。
「結果が判りましたが、あまりよくない結果ですので、ご主人と来てください」
「え~~!!(頭が真っ白、かなりパニクッてしどろもどろ)
わ、わかりました。次また検査があるのでその日に行きます」
そんな訳で新年も楽しく迎えられず、そして・・・
1月5日大腸造影剤検査&乳腺外来。
大腸造影剤検査、肛門から造影剤を入れる検査でした。台が上下左右に動いた。
やっぱりパンツには穴があいてた。わォ~~~
またまた前日にサンケンクリン食を食べて、今回は2リットルの下剤はなしでした。
よかった。んで無事終了!結果は異常なし。
でも内視鏡よりは詳しく結果が出ないそうで、1年後チャレンジすることに。
12日に肝臓のCTと13日にPETを受けに福知山まで行くことになりました。
そしていよいよ、主人と乳腺外来に。やだ、動機がおさまらない。。
K医師「結果はレベル4で、やはり乳がんが疑われます。
ここでは全摘の手術しかできないので、他に行きたい病院があれば、
13日にPETの結果を聞いてからになりますが、次までに考えといて下さい。」
主人が「待ってる間に癌が進行することはないんですか?」
K医師「大丈夫です。急に進行することはありません」
私はなにを質問したらいいのかもわからず、
わりとあっさりなんだな。まだレベル4かって、そんな危機感もなく。
すべては19日にゆだねることになりました。

乳がん発覚まで6

2006-08-22 | 乳がん発覚まで
12月28日大腸内視鏡検査、今年も終わりに迫ったこの日にしなくてもねぇ。
検査の前日に「サンケンクリン食」と言う食事を食べる。(病院で買わされる)
それと寝る前に飲む下剤を渡される。
朝は白かゆ、味噌汁、梅ふりかけ。昼は紅鮭かゆ、吸いもの、夜はポタージュ。
おやつにオレンジカルピス、クッキー、粉末紅茶、あめ湯。
味はまあまあ。でも量は少ない!お腹すいた~~
家族には普通にご飯作らなきゃいけないので辛かった。
検査当日は2リットルの下剤を2時間かけて飲まなきゃいけない。
飲む前にまず吐き気止めを飲む。下剤の味はポカリ?でもかなり濃いめ。
看護師「トイレに行ったら便の色を見ますから、コールしてくださいね。」
呼ぶの忘れてて3回くらい流してしまいました。色がなくなったら終了。
まずいし、だんだん胃に貯まってきて、吐き気はするし、
トイレには15回位は行った。飲むのに3時間かかった。もう二度といや!
最後に飲んだ水の美味しかったこと!忘れられません。
検査室で着替えるんだけど、お尻に穴のあいてるパンツには笑えました。
肛門から内視鏡を入れていくのですが、途中違和感を感じ。
私「痛い!なんかつかえてるみたいです」
技師「通りにくいですね。おかしいなあ。腸の壁が傷ついたら危険なので中止します」
子宮筋腫が腸を押してて、内視鏡が通らず、腸の三分の一で終了!
2リットルのまずい下剤飲んだのが無駄になっただけでした。
年明けのまた腸の違う検査をすることになりました。

乳がん発覚まで5

2006-08-21 | 乳がん発覚まで
12月19日今日は循環器(血圧)、産婦人科(子宮筋腫)の診察。
そして乳腺外来に結果を聞きに行く日。
今日の乳腺はK医師「検査の結果はレベル3です。色で言うとグレーかな・・・
しこりの場所によっては結果が違うこともあるので、もう一度しこりの細胞を
調べたいので、針をさします」今回はかなり奥のほうまで刺されたのか、
すごく痛かった。涙目になっていたら、「痛かったかごめん」と言ってくれた。
結果はまたまた2週間後。長いなあ~~
子宮筋腫は6センチにまだまだ発育中。なんでやねん!
12月22日耳鼻科、甲状腺のエコー検査。腫瘍は1センチ位でレベル1。
様子を見ていくことに。
レベルの話ですが、K医師によるとこの病院では1から5段階で、
1、2は白・3がグレーで、4はかなり黒に近く、5は黒だそうです。
産婦人科で子宮のMRI検査、筋腫は7センチ位。
見るからには筋腫だそうです。まだ癌ではないようです。
私の体にはいったいいくつ腫瘍があるんだ?!