うるる@@おっか村

2006年2月乳がん手術、6月には腹式子宮全摘手術した、
ふうママの日々暮らしと趣味と健康のブログです!

術後7日目

2006-09-11 | 乳がん
2月8日、術後7日目。
婦長が来る「○○さん、いつ退院されますか?」 ついに来た肩たたき!?
予想外のこの大雪で転んで骨折&怪我をした人で入院患者が増えて、
ベットのやりくりが大変らしい。(患者内でのうわさ)
あと、1泊2日や2泊3日で抗がん剤の治療に来る人もいるので。
私「10日にと思ってるんですけど・・・(-_-;)」
ほんとは13日まで居たいんだけど、とても言える雰囲気じゃない。
O医師にいつでも退院できると言われてるから・・・
婦長「そうですか・・もう一日早くなりませんよね」
私「すみません、9日は主人が仕事なんで迎えに来られないんです」
婦長、残念そうに退室。
薬のおかげか今日は胃の痛みがマシになった。となると退屈になってきた。
洗濯物がたまってるから洗濯室に行くことに。売店にも行きたいな。
行く途中にO医師に出会う、(回診の途中らしい)(^o^)丿
ニコニコしながら「おっ!洗濯するんか、元気になってきたやん」
私がずっと部屋にこもっていたから、先生心配してくれてたんかな?
私「はい、おかげさまで」先生の笑顔と声に癒される。
しばらくして、O医師が回診に来た。
私はリンパの液がたまって乳房が痛いことを話す。すごく張った感じがする。
傷口の一部も膿が出て、治りが遅いようだ。
「退院までに、1回抜かなあかんな。吸収悪いなあ。。ここは治りにくい所なんや。
 そうそう退院する日、10日に決めたんやて。
 あっ、第二金曜か・・・ごめん、いないわ。月に1回、市内で診察してるんや。
 退院の日にいなくて、ごめん。病理の結果は退院後になると思うし、
 来週に予約は取っておくから。いつも忙しくしてて、いなくてごめん。」
私「なんや、先生いないんか・・・先生忙しすぎ!後のことちゃんとしてや」
そうだ、肝心の結果がまだ出ていない、これからの私の向かうべき方向が決まるのに。
結果がでる間、ドキドキ。何をいわれるか怖い。
相変わらず寝られないので、深夜、病棟をウロウロ。
レンドルミン様を頼りに眠る、今夜も長い夜です。



術後6日目

2006-09-11 | 乳がん
2月7日、術後6日目。朝ご飯の後、牛乳を一口飲んだ後、
私「ん?なんかムカムカする、胃が痛い?ええ~~気分悪い。」
今日の看護師は男性、今風の20代後半?「胃が痛いの?先生に言っとくね。」
いつもながら軽い感じ。「お願いしま~す」ず~とチクチク痛みが続く。
O医師が来た。私「先生、気持ち悪い」
「大丈夫か?!(なぜか半分笑顔)乳がんになって、心配事や不安な気持ちが続くと、
胃が痛くなるんや。一日で胃に穴があく人もいるんやから。
ガスター出しとくし、飲んでみて。また、様子見に来るから」
そっかー自分では、全部受け入れたつもりだったけど、体は正直やな・・   
                         
4人部屋の同室の人は、2人は整形の患者さん(おばあちゃん)、
もう一人は2泊3日で抗がん剤の治療をしに来たおばあちゃん。
話をしたら、2年前に乳がんになって、その後ご主人が脳梗塞で倒れて、
看病してる間は治療ができなくて、転移、再発がんで今治療してるそうだ。
私はこのおばあちゃんに何度か励まされ、笑顔に癒された。

今日のリハビリプログラム、(術後7日目)←退院予定日と書いてあった。
①棒体操 1、棒の上げ下げ 2、頭の後ろで上げ下げ 
3、斜めに上げ下げ 4、背中を拭くように斜めに上げ下げ 
5、背中の後ろで上げ下げ 6、背中の後ろで左右に 
②伝い歩き運動 手術した方の腕をロープを伝いながら歩きます。

今日は主人がお見舞いに来た。差し入れのプリンは今日は胃が痛くて
食べれませんから~~残念!←(あの人は今どこに?)
毎日雪かきが大変なんだって。ご苦労様です。ありがとう♪

術後4・5日目

2006-09-08 | 乳がん
2月5日術後4日目、今日は日曜日リハの先生はお休みなので、自主リハビリ。
術後4~6日目、リハビリ室にて ①つるべ運動(ロープ牽引運動)
②羽ばたき運動 ③背中ふき運動

まだ個室、看護師から「多分、月曜日には大部屋に代わってもらうと思う」
食堂には行かず、部屋でご飯を食べる。この頃は一人が気楽だった。
人に会うのがなぜか怖かった。いろいろ考え事してた。
お見舞いは幼稚園のお友達のTさんがお花を、京都からYさん本がとお菓子。

2月6日術後5日目、朝、O医師が来て「今日抜糸するから。ドレーンも抜くよ。」
私「え?もう抜くんですか?心配なんですけど!?」
O医師「あまりドレーンを長く入れておくと穴ふさがっちゃうし。
それに、液は体に吸収されちゃうし、大丈夫。」
私「ええ~~それは困ります。わかりました。」
O医師「これで、いつでも退院できるよ。」と笑顔。
私「まだ、ここにいます。もう少しゆっくりしたいし。」
10時、外科の院長回診、ベットの足元に院長が立ってて(やや小さいおっちゃん)
周りをO医師と看護師が囲む。『白い巨塔みたいや』
O医師が乳房の傷口の糸をバチンバチンと切って、看護師が傷の跡を茶色のテープを
張って行く。脇の傷も同様に。脇の傷はケロイドになってて、痛いのだ。
次はドレーン、ゆっくり抜いて、はい、おしまい。
私「え?処置ないの?テープだけ?」
O医師「そうだよ。自然にくっつくから。」『うっそー、縫うのかと思ってた』
看護師「テープ渡しておくから、はがれたらまた張ってね」『自分でするんか』
そのあと婦長が来て、『来た来た』「悪いけど、手術の人がいるので、
昼からお部屋代わって下さいね。あなたが入院する時もこうして代わって
もらったんだから、順番ですよ。」きつい言い方、一言多い。わかってますよだ。

夜、O医師が来たカーテン開けて「ここにいたんか、ついに出されたんやな。
今日当直やし、なんかあっても大丈夫やで。」
私「当直なんかあるんですか?しんどいですね。」
O医師「そうや、当直して、翌日手術があって、診察してて、フラフラやで、
○○さん、よかったな、そんな日に手術当らんで。だから日ごろから鍛えてるんや。」
私「外科医は体力勝負ですね。」

就寝後、今日のレン様が届かないので、ナースステーションに取に行く。
看護師「あれ、寝れない時だけじゃないの?」いえいえ、ずっと寝れません。




術後2・3日目

2006-09-08 | 乳がん
2月3日、術後2日目、今日も雪景色。熱も下がり、回復してるんだなあと感じた。
まだ点滴。でも、そろそろ私の血管はピークだ。
O医師は忙しくても、一日一回は病室に顔を出してくれる。ありがたい。
私は精神的に弱いことを見抜かれているので、あれこれ励ましてくれる。
今日のリハビリのプログラム(術後2・3日目)は、
病室に先生(理学療法士)が来てくれての指導。
①肩の持ち上げ運動 ②壁のぼり運動 ③耳タッチ・背中タッチ
なんせO医師から「ちゃんとリハビリしないと脇がかちかちになっちゃうよ!」
と言われたので、弱音を吐いたら叱られる。やさしいけど、治療に関しては厳しい。
傷口はクロスしている部分が治りにくい感じで、よくあることのようでした。

2月4日、術後3日目、
もう、点滴が入らなくなってきた。点滴が落ちないのだ。痛い。
血管がない。いや、あるのだけど、奥のほうでわかりにくい。←看護師の話
点滴は今日のお昼で終わりにして、あとは飲み薬にかえることに。
点滴が終わったら、シャワーをつかえることになった。
うれしい~~♪でも、この傷大丈夫なん?このドレーンの袋どうするん?
悩みながら、シャワー室に行ったら、袋を置く台のようなものがあって、
そこに袋を置いた。よく置いてるの忘れてそのまま出ようとして、引っ張られた。
危ない危ない。
左脇からのリンパ液を貯める袋は首からかける布製の袋に入れるんだけど、
寝てるとき、寝返りうつ時に体の下敷きにならないか、
首に紐が巻きつかないか気になってしまった。(私だけ?)
今日はYさんが来てくれた。「元気そうやん」「うん、いろいろありがとう」
お見舞いは『美味しいと評判のパン屋さんのデニッシュ』とお菓子と本。
このYさんは○○科の医師の奥さんであり、看護師であり、
以前同じ市に住んでいて、同じ幼稚園に通っていたことがあり、
パン教室のお仲間でもある、私にとって頼もしい存在でもある人。
私のことを心配してくれてO医師にも、様子を尋ねたそうです。
でも、守秘義務があるから教えてはくれなかったそうだけど。

今日は家族でお見舞いに来てくれた。平日は幼稚園や学校があるから、
休みの日にしか会えない子供たち。久しぶりににぎやかだった。
夜になって、また頻繁に救急車が入ってくる。雪はまだ降ってた。
外はまだ、寒いんだろうな。今日もやっぱりレン様でおやすみなさい。




 

術後1日目

2006-09-05 | 乳がん
2月2日、朝から雪。食事は朝から、朝は全かゆでした。昼から普通食。
朝から牛乳は苦手。暖かいカフェオーレが飲みたい。
点滴の為か、あまり、お腹は空いてない。
点滴が入りにくくなってきたみたい。がんばれ私の血管!
尿の色はまさにブルーレットでした。
外来の前にO医師が見に来てくれた。
「具合どう?今日昼からリハビリやし、しっかり腕を動かしてや。」
しばし雑談して、外来に行かれました。
それから、看護師に体を拭いてもらい。パジャマに着替える。さっぱりした。
ドレーンと液を貯める袋と点滴があるので、苦労しました。
長袖だから、余計に大変、一人では無理や。

今日は昼からリハビリ、リンパ節を取ったので、
早く腕を動かしたほうが良いとのことでした。
今日はリハビリの先生が部屋に来てくれて指導、
「乳房温存術後のリハビリプログラム」に沿って、
『①指の曲げ伸ばし②肘の曲げ伸ばし③髪をとかす④ボールつぶし
⑤脇の開け閉め運動⑥脇の上げ下げ運動』が始まった。
まだ傷が痛むし、脇は引きつれるし、ドレーンは気になるしで、こわごわでした。

「乳がん全書」・・・入院前から読んでたけど、カラーじゃないけど
写真も載ってて、体験談もあって、かなりリアル。
この本を読んで、ビビリまくってました。
まだ、熱っぽいので氷枕。今夜もレン様のお世話になりました。
でも、全然寝れなくて・・・






手術日2

2006-09-04 | 乳がん
案の上熱が出てきた。腰も痛い。点滴のせいか吐き気がしてくる。
左脇下に入っているリンパ液を抜く為の管のドレーンが邪魔で、
それに左を下にして寝てはいけないと言われたから、
(体重をかけるとむくみの原因になるから)寝返りがしにくい。
冬なのに氷まくら、寒気がするから電気毛布。2,3日はしんどいらしい。
足には足を動かす為のマッサージ機。まだ、ストッキングもしたまま。
今日は一晩中するそうだ寝返りの度にバンドがゆるんで何回もはずれた。
そのたびにナースコール。深夜まで失礼お世話かけました。
点滴もまだまだ続くそうだ。針が痛いよ。
O医師が来た。「お疲れ様。緊張してたんか?ずっと血圧高かったよ。
そうそう、トイレ行った?しばらくはブルーレットみたいな色してるからね。」
私「え??そうなんですか?」
O医師「センチネルリンパ節を捜すのに、乳管から青い液をいれたから、
大丈夫やし、ビックリしんときや。しばらくしたら戻るから。」
看護師「ふらふらするだろうし、トイレに行くときは呼んでね」
手術は成功。術後の説明は、また後日するそうです。
やっぱり寝られないから、眠剤レンドルミンをもらった。
今晩もレン様お世話になります。


手術日1

2006-09-04 | 乳がん
2006年2月1日手術日。今日は絶食。
午前中、看護師が手術着と血栓を防ぐ膝までの白いストッキングと
キャップ(マジックで名前を書いた)と紙おむつを持ってきた。紙おむつ?!
思い出した!手術の説明の時にO医師に質問したんだ。
私「先生、尿管に管入れるんですか?あれ痛いし、気持ち悪いし苦手なんだよね」
O医師「手術時間3時間程だから入れなくても大丈夫だよ。紙おむつでいいよ。」
よかった。帝王切開2回してるんだけど、2回ともおしっこする時、
痛くて嫌だったから、気になってたんだこれで安心した。
え?!他の事心配しろって?!いいの。先生を信頼してるし、お任せしてます!
1時過ぎに家族とお義母さんが来た。点滴も始まる。

手術室前までは車イスで行きます。姉妹でどちらが押すか言い合いになった。
『おいおい、母はこれから手術なんやぞ。静かに望ませてくれよ』
結局、片方ずつハンドルを持って押してくれた。
手術室へは、歩いて行きます。家族とはここでお別れ、手を振ってくれた。あとでね!
私は極度の近視&乱視なので、看護師に手をひかれて手術台に乗った。
案外狭~~い。右腕に血圧を計る為のカフをつけられた。
これが結構きつい。痛いなあと思いながら、キョロキョロしてたら、
O医師が来た「大丈夫?これから始めるよ。」
麻酔科医が「麻酔を点滴から入れますよ。」
私、1・2.3と数えているうちに意識がなくなった。点滴ってすごい!
主人は手術の途中、O医師に呼ばれて、乳がんの部分とリンパ節を見たそうです。
いろいろ心配かけて、ゴメンね。ありがとう。

気そして、気がつくとベットの上、
看護師が「終わりましたよ。○○さん、聞こえますか!深呼吸して。」
ふぅ~と深呼吸、目を開けて周りを見ると家族と義母と京都から妹夫婦と子供たち。
妹に手をのばす、私の手を持って「大変やったなぁ」泣いていた。
ゴメ~ン。まだ喋れない。喉も痛いし。だるいし、眠いよ。
子供達は明日も学校なので、7時過ぎには帰って行った。急に淋しくなる。

入院2

2006-08-31 | 乳がん
O医師、CTのフイルムを見ながら
「やっぱりこの二箇所が怪しいなあ・・造影剤使ってないしわかりにくい」
次に乳がんのステージの資料を見せながら、
「ステージⅡBは、しこり2.1~5センチ 腋かリンパ転移あり の所になります」
「大きさは気になるけど温存手術で行ってみましょうか。」
私「はい、よろしくお願いします」
主人と病室に戻る。検温、点滴、この点滴が大変!
私の血管は捜しにくく見えない、看護師が「私がいままで見た中でベスト5に入るわ!」
と驚かれたぐらい判りにくい、新人さんでは駄目でベテランさんと交代!
いててて、3回刺されたよ。3人がかりだった。
入院中、看護師さんに血管捜しを嫌がられ、点滴に悩まされました。
病院食はまあまあ、暖かいご飯がうれしい。ふりかけは必需品。
主人がプリンを買ってきた。ご飯の後食べた。しばらく絶食だもん。
午後には寝る前にコップに入った下剤を飲み、トイレに行ったり来たり。
眠剤も飲んだ。9時以降はお水も駄目。うがいで乗り切る。
夜O医師が病室に来た。「どうですか?眠れそう?」
あれ先生、鼻水すすってるよ。なんか風邪ぎみみたい?
私「先生風邪ですか?」O医師「そうなんだよ。昨日裸で寝たからかな?」
さぶ~~なんじゃそれ。「明日は大丈夫なんですか?頼みますよ」
O医師「大丈夫!一晩で治してみせる!」私も風邪まだ完治してないんや。
そして誰もいなくなった病室。ちょっと寂しくなってきた。
眠剤レンドルミンのおかげか、いつのまにか眠りにつく。
明日は2月、外は雪景色寒いです。


入院1

2006-08-30 | 乳がん
1月31日朝10時MS病院に。いよいよ入院だ。診察室にて、
O医師「風邪は治った?」私「まだ咳がでるんですけど」熱はやば!37度。
O医師「ん~~このくらいなら、仕方ないかな。そうそう造影剤使ってCTを
撮りたいんだけど、今から撮ってきてくれるかな」
私「先生、以前造影剤使ったCTで、じんましんでたんですけど・・・」
O医師「あれれ、そうなんや、困ったなあ。造影剤使ったほうがリンパの所、
よくわかるんだけど。手術前に具合わるくなっても困るし。なしでいこうか!」
結局、造影剤なしで撮ることに。
病棟は3階、廊下の一番はしの個室、部屋の向かい洗濯室。
窓から国道とローソンが見える。
まず、看護師による個人看護計画作成の為の質問を受ける。
手術室の看護師の手術室入室から退室までの説明。麻酔科の先生の説明。
そして12時半、O先生の説明が始まった。
病棟3階のナーススーテーション横の狭い部屋。
みょうに神妙なO先生、「全摘か温存か、きまりましたか?」
『覚悟はできてた、全摘だ』先生が全摘の絵を書いた。「こんな感じになるよ」
それを見て、私「できたら温存でお願いします」
ここまで来ておじ気時ずいてしまった。
先ほど撮ったCTのフイルムを見ながら「では説明しますね」

検査・処置・麻酔・手術の説明書には
1現時点で考えられる病名及び病状
・左乳がん(大きさ2~3センチ、腋かリンパ節転移の可能性あり、
 肺肝への遠隔転移なしで、病期ⅡB(最悪で)までの可能性があります。
2検査・処置・麻酔・手術名とその内容
・左乳腺部分切除+腋かリンパ節郭清(センチネルリンパ+レベルⅠ)
 全身麻酔
3検査・処置・麻酔・手術の必要性・目的・期待し得る効果
・左乳がんの根冶を目指しましょう。
4検査・処置・麻酔・手術の予定日時
・2006年2月1日13時半~16時頃

あと、説明書には絵も書いてあった。乳りんにそって丸くメスを入れて、
一箇所横に切り、腫瘍から2センチ円形にまわりを取る。
左脇下にドレーンを入れること。(リンパ液を排出する為の管)
『かなり大きくとるんだぁ、仕方ないか』まな板の上の鯉、いやさばかな?

診察・告知

2006-08-28 | 乳がん
待ってる間、すごくしんどくなってきた。あれれ???
もともと風邪ぎみだったからかな。喉が痛くなってきた。
そしてO医師の所に、「細胞診の結果やはり乳がんですね。
左の乳房を十字に四つに分けて、外側の上部の位置に大きさ2~3センチの
癌が1個あります。この大きさになると、リンパ節への転移も疑われますので、
ステージⅡの可能性があります。手術方法は全摘と温存とがあります。
詳しくは入院日に1時間かけて説明します。ご主人もまた来て下さいね。」
主人も私も「ステージⅡ!?全摘ですか?ええ~~~」
O医師「大きさから行くと・・3センチか・・・う~~ん、温存も可能だけど。」

・放射線照射はこの病院ではやってないので、他の病院に行く事。
・1週間に5回、約5週間通うこと。(25回)
・抗がん剤の副作用で一時髪の毛が抜けること。
・ホルモン治療は肝脂肪や子宮体がんになる可能性が高くなることも聞きました。

O医師は最悪のケースでの説明をされてました。
「これ貸しておくから、読んでおいて」と『乳がん全書』と言う本を渡されました。
O医師「あれ、なんか顔色悪いなあ。咳も出てるし」
私「先生、さっきからしんどいんですが・・・」
(がん告知されているのに、質問が思いつかないくらいしんどいよ)
O医師「内科受診しておくか、手術前だし、体調整えといてね。
それと手術方法も入院日に聞きますから、考えて返事下さい。
また、来るの大変だから、今日手術前の検査もしておきましょう。」

入院は1月31日。午前10時。入院案内ももらいました。
『入院準備忙しいなあ、パジャマ買わなきゃ。あっ、髪の毛抜けるなら、
カットにも行かなきゃなぁ。義母さんに来てもらわなきゃいけないし。
やれやれ、ほんまに癌か・・・まず風邪なおさなきゃ』
入院前の心電図、肺のレントゲン、血液検査、肺機能検査。
(風邪引いてるのに大丈夫なのかな?)と思いつつ・・・
あと、内科を受診して帰りました。