自動書記。
本人の意思とは関係なく、手が勝手に動いて何かを書く。
超自然現象の世界ではよく聞く言葉です。
今の私は、まさに自動書記状態。
もちろん自分の意志で絵を描いているわけですから
自分の意思と無関係に手が動くというのは正確ではないのですが…。
最近の私の描いている姿を傍から見れば
自動書記をしているように見えるかもしれません。
素直に、自分のやり方で描写に徹することを今まで以上に実行していますので
迷うことが少なく、自分でも驚くほど手が動いています。
岩の台地の街の続きです。
街明かりは、まだ色鉛筆を使って描いていますが
そろそろ絵具で描き起こす段階に来ているように思います。
崖も、相変わらずハッチングや点描のようなコマゴマとした描写をひたすら重ねています。
夜は、仕事場の窓から絶えず夜景を眺めて参考にしています。
夜に外出した時は、窓明かりがどう見えるか、建物はどのように暗くなるのかなど
夜景をできるだけ観察しています。
想像だけで描いていては、どうしても観念的で説明的な絵になってしまいやすいですから。
画面全体の雰囲気や充実感は、だいぶ出来てきました。
私の想い描いていたイメージに近づいているとは思います。
しかし、まだ状況説明に偏っているようにも見えます。
ここまで来ると、今後大きく画面が変化することはないでしょうが
何かもう一味足りないような気がしています。
いよいよ正念場にさしかかって来たようです。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
本人の意思とは関係なく、手が勝手に動いて何かを書く。
超自然現象の世界ではよく聞く言葉です。
今の私は、まさに自動書記状態。
もちろん自分の意志で絵を描いているわけですから
自分の意思と無関係に手が動くというのは正確ではないのですが…。
最近の私の描いている姿を傍から見れば
自動書記をしているように見えるかもしれません。
素直に、自分のやり方で描写に徹することを今まで以上に実行していますので
迷うことが少なく、自分でも驚くほど手が動いています。
岩の台地の街の続きです。
街明かりは、まだ色鉛筆を使って描いていますが
そろそろ絵具で描き起こす段階に来ているように思います。
崖も、相変わらずハッチングや点描のようなコマゴマとした描写をひたすら重ねています。
夜は、仕事場の窓から絶えず夜景を眺めて参考にしています。
夜に外出した時は、窓明かりがどう見えるか、建物はどのように暗くなるのかなど
夜景をできるだけ観察しています。
想像だけで描いていては、どうしても観念的で説明的な絵になってしまいやすいですから。
画面全体の雰囲気や充実感は、だいぶ出来てきました。
私の想い描いていたイメージに近づいているとは思います。
しかし、まだ状況説明に偏っているようにも見えます。
ここまで来ると、今後大きく画面が変化することはないでしょうが
何かもう一味足りないような気がしています。
いよいよ正念場にさしかかって来たようです。
-------------- Ichiro Futatsugi.■
信州もここのところ穏やかな日が続き紅葉はもう終わりを迎えましたが爽やかな秋の空が綺麗です。
製作中の崖の上の町の過程をブログで拝見し暗闇の中に明かりが灯りまた変わっていく様子が覗われます。
手が勝手に動いてしまうなんて凄いことです。
これから完成まで大変な仕事だと思いますが素晴らしい作品を楽しみに待っています。
先日はありがとうございました!
今月の中旬に諏訪に行った時には、平地の紅葉はまだ最盛期ではありませんでした。
あれから半月、松本はもう終わりを迎えているのですね。寒くなるのは早いものですね。
自然に手が動くのは、おそらく余計なことを考えないで無心で描こうとしているからだと思います。
もちろん考えることは必要なのですが、考えてばかりいると、いかにも頭だけで描きましたという絵になってしまうのです。
絵は頭や腕で描くものではなく、気持ちで描くものですから。
寒くなってきましたので、どうぞお身体大切に!
大分進んで来ましたですね。夜の空気に包まれ始めた感じを受けます。
手が自由に動くのは、頭と手が繋がっているから、そして、手の修練を積まれているからこそですね。
最後の詰め、がどのようになるのかを、楽しみに。
Buon lavoro!
今回はできるだけ単純な構図で、岩の台地の街をストレートに描くことを目標にしています。
今のところは、頭と気持ちと手がうまく連携してくれているようです。
連携を阻むようなことを可能な限り排除しようと努めています。
この作品はチヴィタなどのイタリアの街をモデルにしているのですが、イタリアとは別の幾つかのイメージも加味して描いています。
最終的にどのような画面になるのか、楽しみでもあり、怖くもあり…。
Mille grazie!