関越道を走って帰ってきたら３３度でした。
夕方学校から帰ってくる姿も、
いかにも大変そうな姿に思わず、『どうしたの？。』
『今日は
疲れました。』『早く寝てね。』
細〇嬢は暑さで、疲れが一気に出たようです。
間もなく、フランスへ留学する為の
大きな大きな旅行カバンを買って、ごろごろ転がして
帰って来た亜祐美？嬢は元気いっぱいでした。
今日は菩提寺で先祖に報告と先祖供養をお願いしました。
いつものお経に加えて、お経に節をつけて唱える
声明（しょうみよう）というのでしょうか、朗々と流れるように歌う音に、
一瞬、カラオケがきっと上手いだろうなと思いましたが、
すぐに気持ち良い讃美歌のような、
響きに吸い込まれたような気がしました。
法話も『止まる。』と言う事の大切さをお教えいただきましたが、
どこかに出かけた折にでも、
気がついたとき、そこに神社があれば、立ち止まりこうべを垂れ、
教会があれば、手を合わせて、いつの時も
お願いをしたり感謝をしたりして、突っ走るだけでなく、
立ち止まることも必要です。
ピカリ。。。
私にぴったりです。
教会を見れば手を合わせ。仏閣に入ればお線香を。
神社は柏手を打つ。
八百万の神を問わず。。。です。
宗教の話と政治の話をすると喧嘩になると言われます。
山手線に乗っていた時の事、
前に立っている学生さんが、キリスト教の青山学院大学と
仏教大学の大正大学？の学生さんでした。
仏教の大学生が、キリスト教の大学生に
『お前のとこはいいよな。讃美歌だろ。』
『俺のとこは、朝から男がお経だぜ。』
真剣に話している内容が面白くて、
顔をあげて見上げたら、他の人たちも笑いをこらえて見ていました。
こんな宗教の話なら喧嘩にはならないでしょう。
ミッション系の幼幼稚園 ⇒ 公立小中高校 ⇒
京都の仏教系女子大（ミッション系のＤ大やＫ女学
院に行きたかったけれど、成績が・・・。で、偏差 値で次のレベルというと、この学校に）
ミッション系のよさを体感している事ゆえ、息子たちも、聖心系列の幼稚園に通わせました。息子に礼儀正しいところがあるのも、幼稚園での指導のおかげかもしれません。親の躾でないことだけは、断言できます。田舎故、私立進学の道のなかった息子は、公立校へ。で、息子の意思に任せたら、宗教に関係のない大学に進学しました。
そういえば、息子の幼馴染は幼と中高一貫がミッション系、小は公立で、大学は神学（神社）と、私以上に統一されていません。ある意味、日本が平和であることの証なのでしょう。と、ここでチャイムが・・。
「子供のしつけについての勉強会に行きませんか？」
「どこの主催ですか？」
「●●教です」
「宗教関係のお話でしたら、お断りします」
それに教育機関の後押しがあって、と言う事でしょう。
私は子供の受験をする前にあちらこちら、
それはそれは沢山の学校を見学をいたしました。
それこそ節操もなくです。
皇室の通う学校は両親の面接が大変重要・・・これは止そう。
とあるシスターの案内の学校があまりにもピカピカで、
『とても奇麗ですが、これは専門の方が掃除をなさるのですか？。』
『いいえ、すべて生徒が掃除をいたします。』
これも、我が子では無理・・・。
そうそう、良妻賢母を育てるという方針のもと、
毎朝針を持って運針をする学校は・・・針を持った事がないからパス。
全員が髪は三つ編みにしていただきます。・・・
そんな・・・ショートカットだし。
来る日も来る日も、見学会に出かけ（親が）、ようやく入学した学校も、今では自分の目指す学問はそこに無いと言う事で、いつの間にか地方の学校に移ってしましました。
二人目は一貫校をひたすらエレベーターかエスカレータに乗っただけですが・・・
同じように育てたつもりなのに全く似ても似つかぬ思想の持ち主になりました。
同じように育てたのに。。と、どこの親も言う事は我が家でも当てはまりました。
そちらさまは如何でしょうか。