すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

こんなこともあるもんだなぁ。

2011-05-19 22:31:58 | Weblog

先日、とある製鉄所の危険体感デモを受けてきました。
この危険体感デモを受けないと、その製鉄所内では作業することができなくなっているためです。

危険を体感することによって、これからの作業において何に注意しなければならないかを改めて考えさせられる。
実際、いろんな作業をしてて危険だとわかっててもついつい楽な方法や近道的な行為を行いがちです。
そのふとしたことが、大きな事故となり一生にかかわることも有得ないことではない。

で、その体感デモを受けてる最中に、
ピーポーピーポーピーポ
はい、おなじみ救急車の音です。
構内専属の救急車が、今体感デモを受けてる建屋の隣をけたたましいサイレンを鳴らして通っていきました。
当然のことながら、体感デモは一時止まりました。

その時、体感デモで教官をしてた方に他の安全担当の方からの電話が入り、救急車が走ったことの確認が入りました。
そこで、どういう経緯で救急車が走ったかの原因を確認しておりました。

原因は中央操作室で作業されてた方が、急に気分が悪くなり救急車を手配したとのことでした。

幸いにも意識ははっきりされてたみたいでしたので、その後は確認はしておりませんが昨日にその構内に入ったときに休業災害等の報告の数字が増えてなかったことを見れば回復されたみたいですね。

まさかの、体感をしてるときに本当の事故にでくわすことになるとは。

これからの作業は、真剣に安全について考えながら間違いのない作業をするようにしていかなければと・・・
しかし、私だって人間です。どれだけ気をつけても、間違いは起こすだろう。
そうなったときでも、大事故に繋がらないように細かく危険を感じ2重3重にも安全策をとって作業に望むようにしなければと


震災復旧にあたられてる方も、復旧を急ぐ気持ちは皆同じだし皆が思ってることだとは思いますが、安全にだけは十分に気をつけて復旧作業を頑張っていただきたいと思います。
安全は一人が気を付けるだけでは守れません。同じ作業や近くにいる人など、皆が安全に気を付け不安全な行動を見かけたら、上司だろうがなんだろうが注意できる雰囲気でなければ安全は安全とはいえません。


ただ、こういってると作業してる人ばっかのようにも思えますけど、日常生活も危険だらけですので、そういう場所じゃないから大丈夫だと思わずに気をつけていただきたい。
物や事象について、正しく「怖がる」ことができればその人に危険はないと思います。
その怖さが薄れたときに、事故に繋がります。

昔から言うように
注意1秒、怪我一生」です。


それでは、みなさん
ご安全に!! (←製鋼所等などでは一般的な挨拶がわりの掛け声