空想科学。
やっぱり空想科学は面白い。
子供の頃に見たマンガやアニメ等を改めて見なおしてみると凄いよね
例えば、FF5のラスボス戦とかだと「宇宙の法則が乱れる」とかあったじゃない。
乱れるって生易しいものじゃないよねw
万有引力の法則は、通常次式で表される。
F=(G・M・m)/d^2
この分母が1乗になったり3乗になったりしても地球と太陽等のバランスが崩れてあぼーん
とまぁ、科学的な計算式上の話もあったり無かったり。
本作は、ツイッターでの内容を収録しているものであるので見ていた人にはそう珍しいものでもない。
また、ツイッター用の制限された文字内での回答を主としているため細かな解説はありませんし大雑把な回答もたーくさんあります。
逆に言えば、大雑把なので数学や物理が苦手な人でも読みやすいと言える。
また、ツイッターサイズなので、長文が苦手な人にも打ってつけだと思います。
1本あたり数秒で読めるので、ちょっとした時間に読めるのがいいですよ。
今回紹介の本
タイトル : 空想科学のツイッター
著者 : 柳田 理科雄
出版 : メディアファクトリー
ISNB978-4-8401-5128-3
おなじみ空想科学読本。
シリーズ11作目。(細かく言うと違うけどw)
こんな質問に答えて言ってくれてます。
10項 : 「空想科学読本9」に「ウルトラの人々は死ぬと光なって消えるという情報がある」とあります。本当なら、相当な量の光と熱が発生しませんか?
13項 : 「ウサギとカメ」のウサギは、どれほど寝てたのですか?
25項 : Nゲージのサイズで日本全国を再現すると、どんな大きさになりますか?また、いくらかかりますか?
28項 : 「大きなカブ」で、大きな蕪は多くの人や動物に引っ張られましたが、葉っぱはどれだけ丈夫なんですか?
などなどとあります。
10項の内容に関してはまさにそうだとおもいます。
E=mc^2があらわすように、物質とエネルギーは置換される関係にあります。
ここから導かれるエネルギーは膨大。
なんか、子供感覚に考えていると単に明るいものに変わるんだなぁくらいにおもっちゃうけどw
(高校、大学の物理でE=mc^2を覚えるまではそんな感覚でしたw)
13項に関しては、子供のころからすごく気にはなってました。
オマエどんだけ寝てるんだと
普通に考えてもありえない負け方なので、これはきっちりと説明してもらわないと。
努力することを伝えるための話とはいえ、コレはさすがに無理がありすぎじゃないか
25項は、なんかロマンを感じませんか?
私自身は決して鉄っちゃんではないですが、なんかこういう模型系のものってなんか心擽られません。
こんなものを実際やったらどうなるかって考えるだけでもなんかワクワクしちゃう。
28項の大きなカブってなんやねんって人もいるかもしれません。
忘れてるだけですよみなさん
たぶん、ほぼ間違いなく皆さん習ったとおもいますよ国語とかで。
でも、この本作の中での考え方では私はどうも行ける気がしません。
ある程度の細かなことを断りながら書いてますが、実際人が人を後ろから引っ張ったとろでそのエネルギーが100%伝わるとはおもいません。
綱引きのように、同一のものを多人数で引くとかの場合であればその損失エネルギーは小さいと考えられるがこの場合はそうではないのですさまじく大きくロスするとおもうんですけどねぇ?
そんなこんなの話がいっぱいです。
科学嫌いな人でも面白おかしく書いてあるので読みやすいとおもいます。
今回紹介の本
タイトル : 空想科学読本11
著者 : 柳田 理科雄
出版 : メディアファクトリー
ISBN978-4-8401-4518-3