すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

うた恋い。4

2014-01-05 23:15:10 | マンガ



シリーズ4作目。

今回の作品はちょっと堅めで下品なところもw

「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」(阿倍 仲麻呂)
「わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人には告げよ あまのつりぶね」(小野 篁)

この2つ歌の話で、遣唐使の話がでてくるのですが正直この遣唐使そのものをよく理解してませんでした。
というのも、遣唐使というものがあったという事自体は中学くらいで覚えたはずですが何をしていたのかさっぱりわかっていませんでした。
そして、それが約2世紀半という壮大な時間の中で行われていたことを知りませんでした。
この歌の前者は、ふるさと(母国)に残してきた相手を想う歌です。
後者は、自分の信念のもと島流しに遭い思いの人を残しその人をいたわる歌です。


「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほいける」(紀 貫之)

この歌の話の中で、ちょっとした下品な話が出てきます。
下品といってもあけすけなものじゃないですよw
紀貫之という人は、自分の事を他人に「實之(さねゆき)」と呼ばせていたようです。
なぜ、「貫之」ではなく「實之」と呼ばせていたのか。
ヒントは「宀」です。
うた恋シリーズを読んでいる人なら気づくかも??
さて、この歌ですがすっごい悲しい歌になってます。
最後の最後になってようやく相手の気持ちに気づいたのに・・・。

超訳は省きました。(書きすぎると色々とねw)
気になった人は、一度手にとって見て下さい。


今回紹介の本
タイトル : うた恋い。4
著者 : 杉田 圭
出版 : メディアファクトリー
ISBN978-4-04-066183-4


あぁ・・・放置してるわけじゃないんですけど、もうちょっとしたら「ルー・ガルー2 下」も書きます。
色んな本に心移りしまくって読みきれてませんw 


ご当地ワイドSHOW

2013-12-29 21:09:51 | マンガ


調べ物があったので本屋へふらっと立ち寄ったら、もぐらさんの新書がでてるじゃない。
当HPにもリンク(御かぞくさま御いっこう)を貼ってます。

県民性ネタが今回のテーマみたいですね。
方言だったり習慣、風習や食であったりといろいろとその土地々々の県民性が書かれています。

例えば、今ではかなり有名になってますが、愛媛(松山)の「タルト」。
普通は、クッキー生地の上にフルーツやクリームが乗ったものを想像しますが、ここのタルトはカステラ生地であんこをロールしたいわゆるロールケーキがタルトと呼ばれます。

他に、トイレという隠語は女性の方はよく使われるかと思います。
男性も使う言葉としては、厠(かわや)、雪隠(せっちん)、手水(ちょうず)、はばかり等々。
女性だと花を摘みに行くだとかが割りかしメジャー?
古い言い方だとワシントンクラブ?
ですが、神奈川の人は「横浜」というらしいです。
なんでも、市街局番が「045」でおしっこだからだそうですwww

これはちょっと微妙なきもしますが、香川県民で鍋とかのお豆腐が半煮えだとお腹が下ると思ってる人がいるらしい。
冷奴はおもっきりそのまま食べてるじゃないとツッコミどころ満載だが、そもそもお豆腐は生ではないと思います。

とまぁこんなことがいろいろと書かれています。
各県ごとに区切られてるようなところもありますが、県の中でもごく一部なところの話もあるかと思います。
その辺はあくまで本としての話なので、へーそんなことがあるんだぁっていう程度で読んでみるのがいいかと。(秘密の県民ショーとかも同じだ)


今回紹介の本
タイトル : 県民性丸わかり! ご当地あるあるワイドSHOW
著者 : もぐら
出版 : 竹書房
ISBN : 978-4-8124-9753-1 


血液型くん!無神経でストレートで小心者の僕ら

2013-08-17 20:48:50 | マンガ


僕たちヒョレッキョンに続く2作目。
あまり血液型診断とかは気にしてはいないんだけど、やっぱり見ちゃうよねw。
しかし、どの本みてもB型の書かれ方はハンパないね。 
血液型ですべてが語れるわけでもないんですが、今回はB型メインで書いていこうと思います。


血液型の性格をカラー別に語る。
A型 : ホワイト
 真っ白なスケッチブックのようのに隙がない。
B型 : ブラック
 熱く燃え上がったあとは真っ黒く灰だけが残る。
O型 : オレンジ
 いつでもどこでもウイットに富む話で場を盛り上げる。(滑ったり、存在感だせないときはブラウンモード)
AB型 : グリーン
 あふれる道徳性と合理性。(ただし内面カラーは虹色)

英語の授業
B型 :
 先生「”Teacher”の意味は何?}
 B型「・・・」
 先生「スペルは知ってるだろう?」
 B型「あぁ!!」
 先生「さっそれでは”Teacher”の意味は?」
 B型「”センコー”です。」
 
ミーティング
 A型 : 早く着いて状況準備を確認。
 B型 : まず、ミーティングを忘れている。
 O型 : ミーティング10分前に出発。
 AB型 : 開始寸前で到着し、何ともないフリをしながら会議の準備。

飲み会での会計
 B型 : 何かクレームを付ける際、遠慮がない。

んーボロっかすだなw
極めつけがこれだった。

B型は、謝る時や謝られる時は、ポイントだけ伝えたり淡白な受取方をする傾向があります。
こういった態度が人によっては、ちゃんと謝っていないまたは許してもらっていないと感じさせる原因になったり・・・。

確かにそうかも知れないが、謝るときは謝るときでキチンとしてるつもりなんだけどねぇ。
やっぱりアッサリしてるからそう取られるのかなぁ。

すべてがすべて当てはまるわけじゃないので何とも言い難いですが、読んでみるとあぁそうかも!って思うことは幾らかはあるはずです。
息抜き程度に読んでみてはいかがでしょうか?

今回紹介の本
タイトル : 血液型くん!無神経でストレートで小心者の僕ら
著者 : Real Crazy Man
出版 : アース・スターエンターテイメント
ISBN978-4-8030-0361-1 


日本人の知らない日本語4

2013-08-04 21:16:44 | マンガ


シリーズ4作品目。

日本語について知ってるようで知らないことって、こんなにいっぱいあったのかって思わされてしまいますね。 

今回もそんな内容について色々と触れてますが、今回は日本の日本語学校での話ではなく、海外での日本語教育をしている現場での話が主です。

そんな中で、凄い内容がありました。
カタカナにカタカナを振るという・・・。
日本人では、まずもって発想出来ないだろう内容だと思います。
EUSTACHEというフランス人の方ですが、これをローマ字読みするとエユスタチエ。
しかし、実際の発音で行くと、ウスターシュ。
なので、この人はエユスタチエと書くのですがこれをそのまま凪子先生が読んだ時に指摘され、ウスターシュとエユスタチエの上にルビを振ったのですた。w

あと、ぷち情報もあったりしますよ。
カステラってずーっと私もポルトガル伝来だと思ってましたが、実際はカステラと似たものがポルトガルにあるだけで、カステラは長崎生まれなのだそうだ。
今の今ままで知りませんでした。 


今回紹介の本
タイトル : 日本人の知らない日本語4
著者 : 蛇蔵 & 海野 凪子
出版 : メディアファクトリー
ISBN978-4-9401-5268-6 


恋のうた。

2013-05-27 21:07:34 | マンガ



もうお馴染み、うた恋シリーズ。
今までのはマンガが主体でしたが、本作は文章がメイン。
今までも歌を解説されていましたが、今回はもうちょっと掘り下げて解説されています。

時代の背景や、人物相関なのどが書かれていますのでちょっとした古文や歴史の勉強の足しになりますw
それと単なる百人一首だけでなく、他の和歌も書かれていますので新しい発見があると思います。

しかし、やっぱりこの時代の和歌は叶わない恋の歌が多いですよね。
身分制度や遠い国への転勤(左遷も)あったりして、中々難しいのでしょうね。

そんなに中身は難しくないので、読んでみてはいかがでしょうか?
ちょっと違った角度から百人一首の歌を見てみるのもいいかもしれませんよ。


今回紹介の本
タイトル : 恋のうた。
著者 : 渡部 泰明
画 : 杉田 圭
出版 : メディアファクトリー
ISBN978-4-8401-5118-4