FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

DOM KIDS SCHOOL 課題発表会

2014-08-04 16:48:45 | クライミングレッスン報告
7月22日(火)
メンバー:ゆなみちゃん(小1)、ミサキ(小3)、ユーキ(小4)、ツカサ(小4)、かずくん(小5)、リューセイ(小5)

今日はお母さんたちに日ごろの練習の成果を見てもらう課題発表会の日だ
ジムのテープ課題の中から今の実力よりちょっと難し目の課題を5つ選び、ほぼ1か月間の練習の末お母さんたちに観てもらう、というもの。
前回は3課題だったが今回はハードルを上げて5課題とし、グレードも各自のレベルに合わせて難しいものにチャレンジしてもらった

子どもたちは早くから自主練習に来て、最後のチェック
最終チェックの済んだ子から用紙に登る課題を記入してもらう

記入ががすんだら、みんなで準備体操
準備体操最後のボールキャッチをする頃には、お母さんたちも集まって来た。


さて、いよいよ1課題目からトライ開始
今回は5分間トライをし、5分間のレスト。そして第2課題へ…と言う感じで進めることにした。
   

みんないつもにもまして真剣そのもの
お母さんたちに良いところを見せたいので、気合十分の良いトライを繰り広げた

すんなり登ってしまった子は、まだトライ中の子を応援
トライしている課題のホールドを磨いてあげたり、ムーブの助言をしてあげたり
こういう時にいつも感じることだけれど、子どもたちは本当にやさしい心を持っているんだね
 

あっという間に5課題のチャレンジが終了。
子どもたちには背伸びして課題選びをしてもらっているので、もちろん全て完登出来た子はミサキただ一人。
でも、それで良いのだ
真剣にトライするその姿を、お母さんたちに観てもらいたいのだから。
そしてその真剣なトライは、子どもたち自身の登る技術を大きく引き出していた
実際、私も今日の子どもたちのトライを観ていて、体幹の使い方や足技などにかなりの進歩が見られたことを実感した

子どもたち自身も、それまで出来なかったことが出来るようになっていることを、今日の発表会で実感
「今まで行けなかったところまで今日は行けた
「今まで辛かったところが今日は楽だった
こうした「進歩」を実感することが「充実感」に繋がり、本当の「楽しさ」の経験となって行くんだね

最後にみんなで記念撮影
みんな満足そうな顔をしているね

6月の初級アウトドア・御岳ボルダー④

2014-08-01 12:43:43 | アウトドアレッスン報告
ひとしきり遊んだので、場所を移動
今日は「マミ岩」奥の「トラバースボルダー」へ。

大雨の影響で忍者岩周辺はご覧の通り見事水没


前日東京の強化関連のイベントで激しく登り込んだコーヘイは、今日は指先の皮がなくなり血がにじんでいる。
ちょっとホールドに触ると「痛い~」と悲鳴を上げる始末なので、今日はほとんど登っておらず、もっぱらちびっ子たちのスポットだ。
忍者岩に登りたい課題のあるコーヘイだが、水没していなくてもこの指じゃトライできないね
あまりに何も出来ずに可哀想なので、「『玄関岩』の『ガバハング』をウォーターソロでどう?」と、ちょっと冗談で言ってみたら「あ、それやりたい」と思いのほか食いついて来た

ドボンしたらシューズが濡れてしまう、と裸足でトライ
結構必死の形相でハングをトラバースし、水に入ることなく無事生還
「怖かった~」と言いながらも、充実した瞬間が過ごせたようで、良かった
 

コーヘイの応援も済んで(そしてコーヘイはこれにて今日の活動は打ち止め~)、ちびっ子たちはトラバース岩にトライ

端から端まで行くと3級になるらしいこの課題だが、トラバースなので危険な要素が少なく、子どもたちも恐怖心なくトライ出来るね
落ちたらすぐ並び、みんなまたコマネズミに変身して次から次へとクルクル登る
そんな中、たけくんが一人完登
すごいすごい
怖さのないボルダー課題だと、持っている良さが発揮できるね

他の子どもたちも「たけくんに続け~」と発奮してがんばったけど、今日は時間が来てしまった
またトライしに来ようね